kamo_e さん
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84件中1-10件
2011年10月16日 to キック・アス
私にはそれ程グッとは来ないけどボーダーラインは超えてました。
ちょっとショッキングなシーンもある。
スカッとするところも用意されています。
ラブストーリーも混ぜてます。
家族愛も盛り込みました。
スターも出てるよ。
こんな風に大きなひねりはないけど
現代アメリカ映画に不可欠な要素は盛り込んだ
ストレートな大コケをしない構成。
2011年10月16日 to 愛のむきだし
二本目の園子温。
私はね、作家のひとりよがりな感じのやつって好きじゃなかった。
でもね、それをちょっと変えてもいいかなと思ったのですよ、この映画を観て。
四時間という長い時間、切れないパワーで園子温監督に押し切られた感じです。
でもね、一言で四時間っていうけどその時間を観客を掴んで離さないって、奇跡としかいえないです。
きめの細かい映画とはいえません、でもそんなの関係ない。
そうだ、園子温映画はラーメン二郎だ。
「観ているのは映画ではない、園子温だ。」
人には「すすめないよ」っていいながら、すすめそうな気がする
★的には満点クラスであることには違いない。
2012年1月15日 to 赤ちゃん泥棒
色々な映画がひとつになった感じ。
確かにつまらなくはない。
見終わった後独特のオモシロ感は残る。
しかし。
コメディなストーリーでまとめられているけど
ちょっとずつ世界観の違う登場人物がごった煮で登場する。
何か溶け合ってない感じを拭えない。
脱獄犯、謎の犯罪人ハンター、ビスの足りない義兄弟
無垢の家具屋の社長、主人公二人。
そういえば・・・ビックリボウスキーのときにも
同じ感じがあったなぁということを思い出した。
コーエン作品は是非咀嚼したいと思っているのに。
何か相性が悪いね。
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2012年1月15日 to 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
初めての香港ノワール。
確かにカッコはイイ。
それだけでいいの?って感じです。
スタイリッシュという評価はできるけど
父親の復讐する理由はわかる。
でもやとわれ暗殺者達が命を懸けてするほどの動機付けには「?」。
その他にも、記憶に関する事や、ターゲットの見分け方、方法、エンディング・・・安直な理由付けのオンパレードは閉口。
これだけストレートにカッコ良く行くなら
その辺りもしっかりと練りこんでカタルシス満載でお願いしたい。
もちろん、この手のジャンルでそんなことを言うことが
野暮なことって言うこともわかってるけど。
もっと面白くなりそうだから残念なんだもん。
2012年1月23日 to なくもんか
面白かったなぁ。
日本の映画ってシリアス、涙、ホラーは得意だし
量も圧倒的に多い。
もっとコメディを見せてほしいなぁ。
ということで、「なくもんか」
主演の阿部サダヲがイイ。
チョイボケのいしだあゆみもイイね。
竹内さんもカッコイイ。
この映画は、なんて言っても阿部サダヲ。
クドカン脚本も彼ありきでしょう。
2012年1月25日 to ロボジー
矢口監督最新作「ロボジー」。
前作「ハッピーフライト」でタップリと楽しませてもらったので、期待一杯に観に行きました。
予告編を見る限りちょっと危険な匂いがありましたが、そこは矢口監督、きっと良い意味で裏切ってくれるだろうと観に行きました。
面白かった、普通に。
安心して楽しみに行っていい映画です。
ただ、矢口作品としてみると少々、小作な感じがしました。
予想の範囲内のストーリー展開でうねりがおとなしく感じましたし、ツッコミどころも割と多いと思う。
でも最後まで観ればそれは矢口史靖クオリティ、私もスクリーンも「いい笑顔」で終わりました。
いつものようにキャスティングが良いですね◎。
ミッキーさん、「五十嵐信次郎」ってあるから誰かと思っちゃった。
濱田さん、チャン・カワイさん、川島さんの木村電器三人組がとても楽しい。
冒頭の三人の様子でお笑いモードにスイッチを入れてくれます。
2012年1月25日 to スカイライン−征服−
SFX畑の面々が作った映画だけあって見栄えはすごいです。
でも中身はあらら、残念なことになってます。
最後の方で少し「おぉッ」ってなるけど、なったとたんオシマイ。続編に続くとでも言いたげです。
しっかり本編作れぃ。
共感:1人
2012年1月28日 to ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
面白かったね、これ。
スノッブなイギリスコメディに終始すると思いきや
しっかりサスペンスで、ホラーな細部のコダワリがあって
ホラー苦手な私は、うへぇってなったけど
そんな丁寧さがうれしい。
サービス精神タップリなので、わがままな観客には嬉しい。
これは見ておくべき一本です。
2012年2月3日 to インビクタス/負けざる者たち
言葉が、歌が、人を鼓舞し、励ましひとつにしていく。
不可能が可能になる。
その有様がこの映画の舞台である南アフリカの
マンデラ大統領の元で現実のものとしてあった。
さらりと見せてもらえました。
あぁ、クリント・イーストウッド監督は素晴らしい。
Jエドガーも期待しちゃうな。
2012年2月4日 to 歩いても 歩いても
阿部さん演じる次男の亡き兄へ、両親へ、妻への思いや言動。
父さんの思い、母さんの思い。
妻の思い、姉の思い。
それぞれ表があって裏があって。
それでもシレッと生きているのがリアル家族だったりします。
どれをとって見ても「うん、うん」とうなずくばかりの内容でした。
監督、うちをどっかで覗いてました?って感じ。(笑)
それぞれの立場に立ったとき、どれも正しい思いであるに違いない。
物語はそれをシニカルに陥ることも無く、スッと優しい着地にしてくれている。
言葉で全てを語っているようで、言葉だけじゃなく映画的にもタップリと見せてもくれるいい映画でした。
ラストのシークエンスが素敵。
いい映画の終わり方ってやっぱり素晴らしいです。