りぃ。 さん
女性
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236件中51-60件
2011年4月26日 to 卒業〈1967年〉
正直ストーリーは好きになれませんでした。陳腐というより主人公始め誰にも共感できないし理解できない。でも随所随所のシーンでこの撮り方すてきだなぁとカメラワークに感心することが多く、また有名なラストから二人がバスに乗り込み無言で前を見据える、あのなんとも言えない表情には文句ないです。だから名作と言われてるんだなと納得。ラスト、うふふ愛してる僕も愛してるよ☆キス〜でENDなんかだったら30点ぐらいにしちゃってました(^_^)
ダスティンホフマンの若々しさも素敵でした!
2011年4月26日 to 英国王のスピーチ
1930年代の英国王室。衣装や王室内のセット、当時の雰囲気がとても作り込まれているわけですが、そこに過剰な派手さはなくそれでいて気品の漂う造りでとても自然で美しいと感じました。散歩しながら仲違いしてしまうシーンなんて美しすぎる!
吃音障害を持ち少々弱気な王ジョージ6世を演じるコリンファースを始め役者陣たちの抑えめな演技も良いです。ストーリーも押しつけがましくなくラストのスピーチのまっすぐな演出には心うたれます。歴史ドラマという立ち位置ながら特に難しい展開などもなく知識がなくても充分楽しめる作品だと思います。
ただ前評判の良さから少々期待しすぎたかなとも感じました。ストーリーが良くも悪くも想像通りすぎたので拍子抜けした部分も。
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2011年4月26日 to Shine/シャイン
もう親の役目はとっくに終わっているのだと思います。巣立とうとする雛を外は危険だと言って無理矢理に庇護下に置く親鳥。親鳥は親鳥役にしがみついたまま年を重ね、雛はバランスを保って飛べないままに大人になってしまいました。親の影響を特に厳粛な父親の影響をもろに受けた私にとっては大変に興味深い映画でした。親子の異常なほどに互いに依存しあった関係性、このことがもたらす問題は年代も国籍も関係ないのですね。ジェフリー・ラッシュの演技がすばらしいです!
2011年4月23日 to プラダを着た悪魔
ストーリーも音楽も次々と出てくるファッションも、素敵の連続で女性も男性も楽しめると思います。アンハサウェイは可愛くて素直に好感が持てるし、メリルストリープの演技の幅には脱帽。
ただ私はラストだけは少し不満。作品的にベストな終わり方ってのは解るのだけど、彼氏、器ちっちゃくないか!?彼女がどんどん洗練されていって自分とは程遠い世界で成功していくことに、引け目を感じてやっかんでるようにしか思えなかった。もちろん恋人が変わってしまうことへの悲しみってのも理解できなくはないけど、ずっと同じ関係性で上昇も下降も変化もなければ、それはただの停滞じゃないかなーと思ってしまう。仕事が忙しくて自分の誕生日ないがしろにされたぐらいですねちゃうなんて、子供っぽすぎる。今は俺のことなんていいから頑張れ俺も頑張るから、ぐらい言って彼女の成長と変化を優しく見守って欲しかったなー
2011年4月23日 to ミクロの決死圏
ミクロになる過程をひたすら丁寧に描いていて、監督さんこれがやりたかったんだろうなー(笑)っていうのが伝わってくる作品でした。映像の古さもなんとも味が出ているので、リメイクしてもこれを超えることはないんでしょうね、きっと。調査隊の体内での現在地を示すアイコンをちょっとずつ動かす仕事をしている人が、ちょいちょい映るのですが、その人の地味〜な活躍っぷりに友人とツボってしまいました\(^o^)/
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2011年4月23日 to ダンサー・イン・ザ・ダーク
もう、ただ悲しい。感動の涙ではなく、残酷な世界に生きる登場人物のへの憐れみで涙が止まらなかった。後味が悪すぎるし観た後ひとしきりどんよりした空気に包まれました。良い映画かと聞かれれば決してYESとは言えない。この悲壮感をミュージカルで仕上げるってのもあざといなーとは思いますが、でも嫌いになれない、というか好きです。
なによりビョークの力が大きいと思う。独特の歌声と世界観が見事にマッチしているし、盲目の演技が俳優が本業ではないのが信じられないほど上手くて、少し前に観たセントオブウーマンでのアルパチーノに勝ってるとすら思いました。物語全体を流れる絶望を歌へと昇華していく。セルマが笑えば笑うほどに切なくなりました。
2011年4月23日 to マルホランド・ドライブ
ラスト15分くらいまで全然つかめなくてやばいもうすぐ終わってしまう!と焦りましたが、ダイアンが目覚めてからの展開で半分くらいは理解できたかなぁといった感じ。それから解釈サイトなどをざっと読んでもう一度軽く流し、ようやくうーんなるほど!となりました。でも受け止め方は人それぞれ。なんだか久しぶりに誰かとあーだこうだと語りたくなる映画でした。リンチ作品はこれが初でしたが、もっとその世界観に触れてみたくなる監督さんですね
2011年4月23日 to 名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)
もう15作目ということでいいかげんネタ切れなのも解りますが、それにしても今回はコナンシリーズのキャラの魅力が感じられず、事件も犯人もいまいち印象が薄いし解決はコナンの独壇場といった感じで(まあ基本そうですけど)ちっとも伝わってくるものがありませんでした。新一と蘭のお決まりの絡みももうとってつけたようなふわっとしたもんで、こんな扱いならいっそ無い方がいいです。蘭ちゃんがかわいそうになってしまいました、、雪山をスケボで走るシーンや雪崩のシーンなどアクション?に重点がおかれ、その疾走感は良かったと思いますが、今まで観てきたコナン映画のなかで最も好きになれなかった
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2011年4月23日 to アニー・ホール
私自身が皮肉屋で理屈っぽくてひねくれてるので観ててとても愉快だった。アレンの作品はおしゃべりがなんとも素敵ですね。
アニーと別れて別の女性と過ごして冗談を言ってみても自分の思ったような反応が返ってこず、独り寂しく海を眺めるシーンが、なんてことないんだけどとても印象に残りました。
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2011年4月21日 to ミスト
非現実的ではあるものの、震災時の人間の冷静さを欠いた行動、集団心理の恐怖にフォーカスしてる点では哲学的で私好みでした。逆にB級パニックを楽しみたかったという人には物足りないというか、こんな展開望んでない!と怒られそうな内容ではあります。グリーンマイル、ショーシャンクの監督であるダラボンなのでまあ普通のパニック娯楽作ではなく人間の深層心理を描きたかったみたいですね。だからなのかパニック〜の部分はなげやりな感じさえします(笑)
今回の地震による政府の対応のようにリーダーシップをとる人間如何なのだということがよく分かります。このミストのヒーロー、デビッドは明らかに最初からヒーロー向きではなかった。正しく先導してくれる人間にトップに立ってほしいですよね。私はオリーにけっこう男気を感じたので(決断力や射撃の腕)、彼がみんなを引っ張ってたらまた違った結末になったかもと思いました。
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