りぃ。 さん
女性
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2011年5月12日 to 海の上のピアニスト
様々な音楽のスタイルが登場した今、改めてピアノ音楽の良さを実感します。鍵盤だけでシンプルにダイレクトに曲そのものの良さを伝えてくる。こんなにも人を感動させられる。ピアノを弾ける人が本当にうらやましいです。そして海の上という最高のロケーション。ストーリーより音楽が心に残りました。音楽の力ってすごいなぁ。ティムロスの演技もすばらしかった。あの澄んだ瞳!
ストーリーに触れるなら1990の心情がわからなかった。彼はわたしにはとても強い内面を持った人に見える。終わりの見えない汚れた陸により、美しい海の上でピアノの世界に没頭できたのは結果的に彼にとって幸福だったかもしれないけど、物語から感じ取れる1990の洞察力や人間性と、陸にどうしても降りられない彼が結びつかなかったなー
2011年5月10日 to お買いもの中毒な私!
自分も洋服とか買うの大好きなんで共感共感!主人公が親しみもちやすいルックスなのがよかった。ノリのいい演技で、ダンスシーンなんか声出して笑ってしまいました!親友とのエピソード好きだなー。服とか靴に興味ない人が観たらこの女バカすぎる・・で終わりそうだけど(笑)
衣装やったら派手で、これ可愛いか!?お洒落なのか?とか思っちゃったけど衣装担当がSATCやプラダを着た悪魔のパトリシアフィールドで納得。ファっションの世界は奥が深いです・・
2011年5月8日 to エレファント・マン
リンチ監督という先入観で観てしまってるせいもあるかもしれないが、なんてゆうか、うーん・・好きになれない。白黒で全体的に古めかしく作られた手法や、音楽、エレファントマンの興行仲間や興行師のテンプレな描写にもなんとなく嫌悪感。人物像がペラペラに感じた。前半の学会で発表するシーンでのシルエットだけで見せる手法とか、エレファントマンという奇形の人物の人生・内面に寄り添う形ではなく、作り手側も彼を覗きみようとする野次馬たちのようなスタンスで作ってるように感じる。また私たち観客の偽善をひっぱりだすかのようにも。でもそう感じてしまうのも私のなかで差別意識があるからなのかなー
とにかくヒューマンな作品ではないと思うなー
2011年5月8日 to オール・アバウト・マイ・マザー
この監督の作品を三つ見たけど、どれも悪くはないんだけど記憶に残るほどではなかった。ビビッドな色彩感覚や設定、脚本もうまいとは思うけど、心に響いてくるものが少ない。ストーリーが出来すぎているというか、一癖も二癖もある人物がごろごろ出てきて交差して、こんなことってないよなーとストーリー性に惹かれる前に冷めてしまう。いずれにしても絶賛されるほどではないような。単純に私にはあわない監督みたい
2011年5月8日 to マイ・ルーム
なんでこんな良い映画見逃してたんだー!と思うくらいに自分の琴線に触れるストーリーとキャストでした。姉のベッシーは善良すぎるくらいに善良で、しかしさほど嫌味を感じないのはダイアンキートンさすが。一方、はすっぱな役を演じるにはメリルストリープは気品が溢れすぎちゃってますが、上手いです、本当どんな役でも素敵です・・・。介護の現実を実感してる方が観たら、フィクション乙で片づけられてしまうだろうと思いますが、わたしは心温まり、涙が自然とこぼれてしまいました。「誰かに愛を注げたこと」、それが自分の人生の幸福だなんて、考えたこともなかった。人に優しくなれないとき、これを観よう・・!
2011年5月7日 to その土曜日、7時58分
米映画を観てると実に多くの作品でloser「負け犬」という台詞が出てきます。この作品もしかり。一時期負け犬の遠吠え(だったかな?)とかいう本がヒットし負け組勝ち組とかいう言葉が流行りましたが、あまり好きな言葉ではないです。だって誰だって多面的に見れば負けな部分も勝ちな部分も併せ持っていると思うし。
イーサンホーク演じるハンクもフィリップシーモアホフマン演じるアンディも、負けな部分もあれば勝ちな部分もあって、でもあらぬ欲を出したがために泥沼な展開に足を踏み入れていく。罪の上塗り・・怖いですねー。
演技巧者たちの戦いがいいです、やっぱり役者さんの力は大きい。時間巻き戻し手法はわたしにはうっとうしく感じました。ストレートに見せても充分面白かったと思うけどなー
2011年5月7日 to つぐない
世界観と見事にマッチした流麗な音楽と映像、余計な台詞なしでも伝わる確かな描写!しっかりした作りで「いい映画みたな〜」って感じ(*^_^*)キーラナイトレイはもちろんいいんですが、なにより少女時代のブライオニーが良かった。子供らしいのだけど聡明で、まだ汚れを知らないがしかし決して無邪気なだけじゃない。わたしには彼女の犯した罪が確信犯的というか無知とか無邪気だけじゃ片づけられないものを感じたけど、それもまた良しでした。
前半のテンポの良さが秀逸だったので、後半はちょっと失速したように感じた。思ったより戦争が全面に出てきて、もっと贖罪そのものにフォーカスしていくのかなーとか思ったのですが。まあ着地はぶれてはいないんですけど、ブライオニーの苦悩とかがもうちょっと観たかった気もします。
2011年5月1日 to リリイ・シュシュのすべて
それっぽい映像と音楽と台詞で、なんとなくよく出来た若者の痛みを描いた作品のようにも感じるが、伝わってくるものが少ない。現実を切り取っているようにみせて、ただいじめなり援助交際なり陰鬱とした展開をつめこんでるような印象を受けなくもない。市原隼人はこの頃の演技のがすき。沖縄での撮影シーンは良かった。
2011年4月30日 to ニュースの天才
いまいち盛り上がりに欠けるのは、脚本が悪いんだと思います。あと演出というか見せ方が下手。登場人物たちの心情が伝わりにくかったです
2011年4月30日 to ダウト −あるカトリック学校で−
直感ってのはやっかいなもんですよね。特にこれといった理由はないのだけれど思いこんだらどうしてもそれは自分にとって揺るがないことが私もたまにあります。これが当たることもあるから、なおさら。でももし間違っていたら・・・。ツメが綺麗だったり甘党だったり少々下品だったり。そういった要素も自分の根拠のない確信を深めていってしまう。固定観念に凝り固まって多面的に人を判断できないのは少し悲しいかなと思います。
ストーリーは悪くはないんですけど、メリルストリープとフィリップシーモアホフマンの演技があってこその作品といった感じ。