ゆみはる さん
40代前半
男性
誕生日 : 7月19日
カウンタ : 6886
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2010年7月19日 to 借りぐらしのアリエッティ
小人を描く以上、最重要なのは世界観のリアリティーかと。細かいディテールに「なるほど」と感じる部分もあったが、全体の流れはそれほどでもない。音響に工夫も感じたが、強調してあるシーンに限られ、やはり全体では作り込みに濃淡がある印象。ストーリー展開は、ジブリ作品としては割とあっさりしていて、たぶん「もう少しアリエッティたちの世界を見ていたい」と名残惜しさを感じさせたいのかなと。作品のテーマも、そこにあると思いますが、踏み込んだ解釈は避けます。メッセージ性を出しすぎず、数少ないセリフに込めたところも本作の評価ポイントですし。短い時間内に無理に事件(?)を盛り込んだ印象は残る。
総括すると、初期のジブリ作品のような印象で、テーマをはらみつつサラリと軽やかに描かれ、良くも悪くも基本的。もう少し、じっくり描いてほしかったかな。 最近のジブリの中では、子供も単純に楽しみやすい。
2010年6月6日 to 告白
安易に、原作の方が良い、と言うのは嫌いですが、それでも今作は原作を読むに止めるべきだったと思いました。中島作品らしく、映像と音楽で流麗に作り込み、技術的な意味で評価は高いかもしれません。しかし血生臭くなりやすい原作をそのまま赤色に染め上げて、鑑賞者に「さあ安直に受け止めず血の裏側を読め」とは、それこそ最も安直な表現ではないでしょうか。原作を読んで人がそれぞれ感じるテーマ性は、今作のような一極的なスタイルで考えさせるべきではないはず。いかにも問題作風に仕上げた体臭のキツイ作品。もっと適した映像化の在り方があるはず。
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2010年4月19日 to 十二人の怒れる男
超地味な設定で引き込む、まさに映画の素晴らしさを感じさせられる作品ですよね。気に入ったらぜひ三谷さんの「12人の優しい日本人」も。
共感:8人
2010年4月18日 to アマデウス
私もややそうですが、音楽を主題にした映画は、正直取っ付きにくい!アカデミー賞ものならなおさら。でも、アマデウスは大丈夫。食わず嫌いな人は、こんな映画だったの?と感じるはず。ミュージカルではありません。誰もが聞いたことのあるモーツァルトの音楽を、押し付けず、ただただ面白い。観ればわかります
2010年4月18日 to 七人の侍
レビューで書き尽くされているとは思いますが、黒澤映画にやたら高尚なイメージを持ち、食わず嫌いになっている方は多いと思います。しかし、七人の侍は、ともかく観てみればいい。最高傑作の一つでありながら、入門編でもあります。エンターテイメントとして心底楽しめる内容です。
2010年4月18日 to 耳をすませば
ただ甘ったるい純愛映画じゃんと切り捨てるのは簡単です。でも、大人になって、しずくとせいじの二人が抱える悩みや葛藤は、誰もが覚えがあり、また、彼らのようにまっすぐに向き合いたかった、と振りかえるのではないでしょうか。私は初めて観た時は大学生でした。なるべく若い頃から、何度か繰り返し観て、少しずつ自分の中で受け止め方が変化するのを感じてほしいと思います。
2010年4月18日 to ジャッカルの日
地味と見れば地味。最後まで緊張感を強いられ、派手な演出もセリフもない。ストイック極まりないけど、これぞ映画の醍醐味、と思わせてくれます。
2010年4月17日 to パリ、ジュテーム
たぶん一番最後にDVDを買った映画です。
笑いあり、涙あり、愛あり。ともかく幸せな気持ち 。
2010年4月17日 to 寝ずの番
ちょっとビターな大人の作品。これぞ小粋な日本映画。落語を知らなくても大丈夫です。知っていればなお楽しい。エロい、との声が多いけど、決して下品に感じない巧みな作り。最高。
2010年4月17日 to アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂作品は続々と映画化されてるけど、中でもアヒル~はかなり良質の完成度。