だったんじん さん
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2008年10月11日 to 間宮兄弟
「イン・ハー・シューズ」もそうだったけれど、仲の良い兄弟・姉妹ってうらやましい。
私の場合、幼い頃は仲が良かったが、大きくなるにつれて、ライバル意識が強くなり、反発して息苦しかった。
お互いを思いやり、もういい大人なのに公衆の面前でグリコをやっちゃったりする間宮兄弟がとてもうらやましく思えた。
中島みゆき目当てで観はじめた私だが、全体がほのぼのと優しいトーンで心がなごむ。
豪華キャスト総出演で、結構楽しめた。
沢尻エリカと北川景子の姉妹も、かわいくて魅力的だ。
みゆきさんが若々しくて、つかじと蔵之介のお母さんには見えず、どう見ても年の離れたお姉さんみたいだった。
ほんわかとしたみゆきさんを見ることができて嬉しかった。
もう少し出番が多かったらもっと良かったのにと、ファンとしてはちょっと残念。
鼻歌でもいいから、みゆきさんに何か歌ってほしかったなあ。
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2008年10月10日 to アーサーとミニモイの不思議な国
リュック・ベッソンがファンタジーなんて、ちょっと意外だった。
実写から3Dアニメーションに変わった場面では、遊園地のアトラクションみたいで、スピードについて行けず、目が回ってしまった。まるで、ファイナル・ファンタジーのゲームをしているみたいだった。
チューリップの花のベッド、ふかふかでとても寝心地良さそう・・・。
ミニモイの国のキャラクターたちはコミカルでかわいかったけれど、私はやっぱり序盤の実写場面の方が好き。これから何が始まるのだろうというワクワク感があって面白かった。
悪の親玉を演じたデヴィッド・ボウイの声が素敵だった。
2008年10月6日 to グレン・グールド/ロシアの旅 (TVM)
「グレン・グールド 27歳の記憶」でグールドの素晴らしさに目覚めた私だが、この「ロシアの旅」という映画では、さらに彼の魅力のとりこになった。グールドをより深く知るための貴重な映像やインタビュー、当時の実況録音など、とても心を動かされた。
1955年デビューアルバム「ゴールドベルク変奏曲」を世に出してから2年後、1957年5月2日グールドは人生で最も重要な旅に出た。
24歳のグールドは、戦後初めてソ連から演奏旅行に招かれた北米初のコンサートピアニストとなった。
アシュケナージは当時のことをこう語っている。
「あれは大事件だった。まさに異星人の来訪だった。」
冷戦の時代で、当時ソ連は独裁政権下にあって、非常に住みにくい国だったようだ。
そこに海外から音楽家グレン・グールドが訪れ、センセーションを巻き起こした。
ソ連でグールドはまったくの無名だった。
レコードだって未発売だし、誰も彼のピアノを聴いたことはなかった。
そんなところにやってきて、グールドはバッハの「フーガの技法」や「ゴールドベルク変奏曲」を聴かせた。
当時バッハは事実上禁止されていたので、モスクワ音楽院大ホールの会場はガラガラだった。
ところが、グールドの演奏がはじまった途端、聴衆は何ともいえない不思議な高揚感に包まれた。
彼がピアノを弾くと、まるでピアノが歌っているようなのだ。
まるでよその星から来た異星人のように、すべてがあまりにも完璧で人間業と思えない。
感動した聴衆はあちこちに連絡して後半の演奏に誘った。
会場では後半を聴きにきた人達でごったがえし、後半は満席となり、反ソビエト的な芸術に全員が拍手を送った。
終演すると、ブラボーの声がホール中に響きわたった。客席は著名な作曲家や指揮者ピアニスト外交官で埋まり、カーテンコールはいつまでも続いた。
モスクワ中が、「カナダから奇跡のピアニストが来た」と大騒ぎになった。リヒテルもグールドのバッハを誉め称えた。
グールドの訪ソの影響はどんどん広がっていき、ロシアの詩・文学・映画などあらゆる芸術にも活力を与えた。
グールドは東西の芸術の壁を壊したのだ。
グールドの情熱は多大な影響力を持ち、ロシアの音楽家たちは彼から今も多大な影響を受けている。
アシュケナージはこう語る。
「グレンは私の永遠のアイドルだ。彼と張り合うなんて到底できない。」
わが家では、今年一月にグールドの輸入盤の全集を安価で購入してから、毎日夕食時に家族で彼のCDを聴いて、至福の時間を過ごしている。
グールドはまさしく魔法の世界からあらわれたピアノの詩人のようだ。
最後に、ソ連滞在中に愛犬コリーのバンクォーにあてた手紙が興味深いので載せておく。
「バンクォー・グールド様
君はソ連の犬に興味があるだろうね。
戦争でほとんど殺されて本当に少ない。
今じゃ犬を飼うのはブルジョワなことらしい。
いるのはプードルや雑種くらいで、コリーはまったく見かけない。
ここなら君も威張れるよ。
君に今朝の猫のけんかを止めてほしかった。
良い子でいてね。
グレン・グールドより」
グールドの人柄を垣間見ることができる1コマだ。
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2008年9月24日 to プラダを着た悪魔
アン・ハサウェイ演じた主人公が仕事に頑張っている姿には好感がもてた。
が、最愛の恋人と別れたばかりなのに、成り行きで軽はずみな行動をとるあたりなど、古風な私にはついていけなかった。
メリル・ストリープが断然かっこよかった。
2008年9月22日 to 世界最速のインディアン
63歳の夢を追う男、バート・マンロー。
彼は独力で改造したバイク“インディアン”で世界最速に挑んだ。
行く先々で人々に幸せを振りまいて、どんな困難にもあきらめず、常に頭を使って前向きに生きていくバートを、名優アンソニー・ホプキンスが爽やかに演じている。
「こういうマシンでスピードに挑む時は、5分が一生に勝る。一生よりも充実した5分間だ」
「一寸先はわからない。それが人生だ」
「心はいつも18歳。」
バートの人生哲学は実に素敵である。
気分が高揚する熱い映画だ。
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2008年9月21日 to 日の名残り
父の死にも、思いを寄せているミス・ケントンが婚約したと聞いても、人前では決して動揺を見せない。
執事として生きるスティーブンスの徹底した仕事振りが、おかしくもあり、哀れだった。
ミス・ケントンとの最後の別れの握手が、たまらなく切なかった。
あの時、思いの丈を彼女にすべてぶちまけてほしかった。
2008年9月18日 to スターダスト
流れ星をめぐって繰り広げられる奇想天外なファンタジー・アドベンチャー。
主役二人よりも脇役達の演技が光っていた。
中でも、名優ロバート・デ・ニーロが空飛ぶ海賊船の船長 キャプテン・シェイクスピアを茶目っ気たっぷりに演じていて、とても楽しませてくれた。シェイクスピアの名前の意味が<ふりかざす槍>には笑えた。
アイスランド、スコットランド、イングランドといったロケ地の風景が美しかった。
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2008年9月16日 to オペラ座の怪人
テーマ曲がかっこいい!
これほど重厚で強烈なパイプオルガンの響きは、 今までに聴いたことがない。
まさに、魂を揺さぶる音楽だった。
いい意味で鳥肌が立った。
製作・脚本・作曲を手がけたアンドリュー・ロイド=ウェバーという人は凄い才人だなと思った。
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2008年9月14日 to イルマーレ
韓国版「イルマーレ」が大好きだったし、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックという魅力的な二人の映画だったので、公開前からかなり期待していた。
でも、一昨年実際に映画館で観て、また今日DVDで観直したのだが、なにかしっくりこなかった。
嵐の夜に雷とともにいきなり木が出現するシーンには興ざめした。そのほかにもつじつまがあわない点が多かった。
「イルマーレ」が家の名前ではなく、店の名前であったことにも不満を覚えた。
サンドラ・ブロックは大好きな女優だが、今回は控え目すぎて彼女の良さが生かされていない気がした。やはりサンドラは、おもしろくてパワフルな役が似合っていると再確認できた。
最後の終わり方は良かったと思う。
エンド・ロールで流れていた曲は素敵な曲だった。
2008年9月14日 to 綴り字のシーズン
ジュリエット・ビノシュ演じた妻ミリアムのとった行動とその時の気持ちがまったく理解できなくてイライラした。
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