白波さん さん
男性
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94件中81-90件
2017年12月8日 to 劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]I.presage flower
製作は安定のufo。stayでは一番好きなルートだけに私の期待感はすごかったです。
いや実に見事でした。
原作をなぞるだけでなく、かなりのアレンジを入れてきてるのですが、それが秀逸です。
何しろ見た事の無いシーンを違和感なく、それでいて掘り下げるように見せてくれるのですから。
それでいて、押さえるところはきっちり押さえているので観ている時の高揚感がすごいです。
サーヴァントの戦闘シーンなどはとんでもない躍動感で、本当にすごい。
そして一番に気を使っていただろう麻婆のシーンなどは、ものすごい力が入っています。
「食うか?」その一言の圧がものすごい。
我慢してましたが笑ってしまいました。でもこの緩急が「stay」なのですよね。
あと個人的に雪の描写が本当に素晴らしかったです。
アニメーションでの雪のシーンで息を呑んだのは、「劇場版 超人ロック」「秒速」そしてこの「stay HF」になります。本当に美しかった。
全三部作。まだ始まったばかりなので、続編もたのしみでしょうがありません。
2017年6月6日 to 劇場版 Free! −Timeless Medley− 絆
そもそも総集編と聞いていたので、後々公開される新作のための復習的な感じで行ってきました。
なのですが、冒頭の勢いが良く、新作カットも多めで編集もうまい、まるで新作のように楽しめました。
物語自体は同じなのですが、色々部分を掘り下げて描いているため飽きないんです。
そして、やはり「Ever Blue」が流れると胸が熱くなりますね!かなりグッときました!
懐かしくもあって新しくもある、そんな劇場版です。
Free!が好きな方・好きだった方には絶対に観て欲しい作品でした。
2018年6月1日 to 仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判
配信ドラマから始まり、とうとう劇場版へ。
序盤そのエピソードに触れる前から、胸元に見える五円玉なんて本当嬉しい演出です。
物語はしっかりとアマゾンズで、相変わらずの面々が惜しみなく出てきます。
新しいエピソードも良くできていて面白い、これはこれでまた良いテーマを持って来たなと思いました。
局長がどんどんおかしな方向に行ってはいるが、まぁみんなの期待どうりでしょう。
途中説明のない部分も多数ありましたが、まぁそれほど気にしないで良いと思います。
何と言ってもアマゾンアルファの格好良さでしょう、スクリーンで観るのはまた迫力が違います。
そして 「ただいま」 「おかえり」 は本当に良かった。涙が溢れました。
万感の思いがとても良く出ていたと思います。
何だかんだうまくまとまってはいたと思うし、EDの歌も良く全体として素直に面白かったです。
ただ思うところとしては、完結編なら新規部分より水澤悠と鷹山仁の絡みをもっと掘り下げて欲しくはありました。そういう部分では少し尺が足りなかったのでしょうか。
終わり方としてこの後の可能性がありそうな感じではあったので、どうしても続編を期待してしまいます。
是非とも続きが観たい作品ですね。
2020年8月8日 to 劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! 〜映画になってちょーだいします〜
娘さんが好きな事もあり、家族で行ってまいりました。
ピヨシ出番多すぎでは?とか、先輩枠もうちょっとあげれば?とか、そもそも話めちゃめちゃでは?とか色々思うところもありましたが、トータルではとても楽しめました。いや、本当に。
やはり歌とダンスに大きくスポットを当てたのが良かった。
他はザックリと切り捨てているように感じましたが、それがむしろ良い方向に作用したのでしょう。
今回一番の懸念だった息子さん(映画はアンパンマンは平気だけど他は4〜50分位が限界、ルパパトなんか30分たたずに離席しました。)ですが、何と最後まで座っていたのです!これはすごい!
少なくとも子どもには見やすく、楽しめた構成だったと思いますよ。
2017年9月9日 to 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
ご存知岩井俊二監督作品のアニメ化になります。
この実写=アニメの関係は本当に良い感じがしなく、この作品も原作は一度頭から無くしたレビューとなります。
まずとても美しい。いつものシャフトとは思えない背景です。
キービジュを見てたときも、渡辺明夫のキャラが無ければパッと見シャフトの制作だとは思えなかったでしょう。
その作画の美しさに見とれながら始まった物語ですが、いざ始まってみると実にシャフトでした。
間あいだに挟み込むカットイン、風力発電の羽根、そしてここでもやるシャフ度。振り返るといつも通りでほっとします。
メインキャスティングには最初戸惑いますが、最後の方では割と慣れてきます。
水泳のシーンなどは直近で同じアニメ作品の「Free」があるのに良くやったなぁと、その心意気すら感じます。
全体に同じ時期の夏の空気が良く再現されていて、とても気持ち良く観れました。
最後の皆の「if」で溢れる場面では、何だかんだと私は涙していましたよ。
夏の花火みたいなパッと現れパッと消える、そんな刹那的な部分はとても良く表現できていたと思います。
あと音楽と、歌が素晴らしかった。
これはこれで、原作とは別物として鑑賞してみてください。
折角メディアが違うのだから、色々変えてしまって良いんだと思うんですよね。
とてもワクワクさせてくれる作品でした。
2019年11月19日 to マチネの終わりに
まず「ガリレオ」シリーズと毛色が全く違うので、そこにまず驚きました。
物語は大人のラブストーリー。
一番は桜井ユキの置かれた役所と、その芝居がとても印象的だった。
彼女というキーがなければこの作品は成り立たなかったであろう。
それにしても主演の二人は役所がぴったり、あの静かに作り出す空気が良いですね。
音楽も美しくとても心地良い、それが登場人物の心情を良く現していました。
また言葉の一つ一つがとてもきれいで、特に大事にしているんだろうな感じましたね。きっと原作も素敵なのでしょう、興味が湧いてきました。
二人のすれ違っていくトリックには少し荒いというか思うところがあったものの、実際動き出したらこんな風に流れていくのかもしれませんね。
大人のラブストーリーなので展開に少し重いところもありますが、それでも物語として楽しめました。
特にラストシーンの止め方はとても良かったです。
マチネが終わり、ソワレが始まるのでしょう。
2018年7月24日 to 未来のミライ
まずOPの山下達郎が作画とマッチしており、実に心地よいです。
そして今回も音楽がとても良かった。
作画も丁寧で、子どもの動きなどもよく表現できていました。
強いて言えば、主人公くんちゃんの声が少し気になってしまった事ですかね。
声といえば、福山雅治が良かったです。その役所もあるのですが、とても印象に残りました。
物語は家族のお話。平坦ながらもその一つ一つが奇跡のように繋がって出来ている命や家族、そのあり方をゆっくりと映し出しています。
「時かけ」や「サマウォ」を期待していくとすごい肩透かしでしょうが、そのテーマはとても暖かい作品です。
観ていると「なんで?」といった場面がいくつかあるのですが、逆にそのフワフワとした設定や事柄も全て「くんちゃんの視点」なのでしょう。
4歳児の見え方であり、世界であり、感じる事柄。そんな視点で家族とその日常を描いた作品でした。
2019年8月19日 to 劇場版 Free!-Road to the World-夢
何と心気持ち良い作品でしょうか、素晴らしい青春群像劇でした。
作品にはたくさんのキャラクターが出てきますが、構成がうまくシリーズ未見でも楽しめるのではないでしょうか?
もちろんそれぞのストーリーラインは浅めになりますが、それでもしっくりつながると思います。
スピードのある音楽も、テンポの良い映像とマッチしていました。
水の映像はどんどん進化してますし、真横で泳いでるようなカットも迫力があります。
泳いでる姿を360度で見せてくれるんですね。
そして水の中にうっすらと見えるバタフライの手の動き。あんなのやった事ある人しか気づかないのに再現するあたり、さすが京アニですね。
駆け抜けるように物語は進み、鑑賞後はすっかり胸が昂ぶっていましたよ。
今回の物語は導入といったところでしょう、次作がとても楽しみになりました。
いつかまた、この青春の続きを観れる事を祈っています。
2017年10月5日 to 劇場版 Free! −Timeless Medley− 約束
絆と同じく、作品に漂うその透明感がとても心地よいです。
今回は鮫柄視点で、凛と宗介の物語。
まず冒頭のフラッシュがとても秀逸です。
音楽とのマッチングもあり、見ていて鳥肌が立ちました。
本当その位見事なOPなのです。
TV版では上澄みでしかなかった二人の物語を深く深くみせてくれます。
個人的には宗介のエピソードがより降り下げられていたのが嬉しかったです。物語に骨っぽさがでるというか。
それは「絆」の時より胸に迫るものがありました、素直に感動というものに触れた感じです。
今回も同じ結びになってしまい申し訳ないのですが、Free!が好きな方・好きだった方には絶対に観て欲しい作品でした。
2019年10月4日 to 劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜
リアルタイムでは見ておらず、たまたまTVでやってた公開前の総集編でハマりました。
そこからプライムで発見してからは、夜な夜なベッドで見る事に。
そして満を持してからの劇場版に突入です。
何だかテレビ局の作戦にまんまとハマってしまいましたねw
でも良いんです楽しいから。
物語は始まった途端から飛ばしていて、無駄に派手な演出が続きます。
上映から30分くらいまで「え…これ大丈夫なのかな?」と、何度頭に浮かんだことでしょう。
しかし30分過ぎからは落ち着きを取り戻し、徐々に展開を見せ始めます。
途中声を出して笑ったりと、実におっさんずラブを堪能できました。
最終的にはそれなりに綺麗に纏まっていましたし、何だかんだと楽しかったですよ。
そして1週間程経ったら新作ドラマの発表が!
これからも楽しみは続きそうです。