J P さん
男性
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141件中21-30件
2018年10月13日 to バニラ・スカイ
こういう覚めない夢の中での苦闘という映画は観ている間はもやもやするけれど、最後には伏線がしっかり回収されるので、よくできてるなと感心する。
本作などは特に綺麗にまとめすぎたなと思うが。でも主人公の新たな旅立ちがテーマとすれば、これが最良の終わり方か。
「ジェイコブズ・ラダー」のような悪夢的な暗さはない。
覚めない悪夢が敵となるホラー映画などがあっても面白そうだ。
2018年8月27日 to スプリット
「失意の者はより進化した者」として精神疾患を患う程のトラウマを抱える者を題材にしたのは着想は良かったのだが、エンタメよりに舵をきりすぎた感があり、初期作のシャマランらしさはかなり低い。
どんでん返しなどは別になくてもよいが、初期作にあった重厚感だけは維持してほしかったが・・・
と思いきや、エンディングで聞いたことがある曲がかかったと思ったら、まさかあのキャラクターが登場するとは思わなかった。予備知識ゼロであった為、かなり驚いた。まさかあの作品の続編であったとは!
これで一気に続編が楽しみとなってしまった。
あの主人公の女の子も今後どのような決断をするのかは観客の想像に委ねる格好となっているが、あの子も覚醒するような気がしてこちらも楽しみである。
今後の企画がポシャらないようにシャマランには是非頑張ってもらいたい。
2018年8月26日 to トゥルー・グリット
風の音、ブーツで歩く音、馬の駆ける音、草木が風で揺れる音・・・
観ていてノスタルジックな気分に浸れる。
逞しい少女もキャラが立っている。
追われる犯罪者側にも焦点が当てられており人間的な描写がなされ、全体的にほのぼのとしている。
コーエン兄弟作品なので、説明過多な要素はなく今そこにある描写のみで物語が語られる為、その分観ている側の原風景が呼び起こされることになる。
2018年8月19日 to ザ・シューター/極大射程
マーク・ウォールバーグの肉体とケイト・マーラが美しい。
ダニー・グローヴァーの悪役も堂に入っている。
銃撃戦も迫力がある。
記憶に残る映画ではないが、観ている間は十分に楽しめた。
2018年8月19日 to スカーフェイス
己の出自にコンプレックスを抱くもそれに負けることもない
過去の行いや周囲の自分に対する評価を省みることもない
常に「今」しかない生き方であり、ろくでもない犯罪者だが、やはり「今」を生きるエネルギッシュな主人公には魅了される
2018年8月18日 to チェイサー〈2008年〉
娯楽要素の強い本作であるが、警察と主人公が無能であり、この時点で大幅な減点である。
登場人物の行動原理が行き当たりばったりで意味不明であり、観ている側としては終始不快な思いをさせられる。
又、終始騒がしく喚きたてる登場人物達、揃いも揃ってオーバーアクトの演者達等の演出にも辟易とさせられてしまう。
暴力描写も特筆すべきところはなく、全体的にぬるい印象を受ける。
救いのない展開が続く点に関しては良いが、鑑賞後に無常感はない。なぜなら被害者以外の登場人物が全てバカだからだ。
良質なスリラーを作るのであればバカに話を回させてはならないという良い見本となる作品である。
2018年8月16日 to サボタージュ
さすがのデヴィッド・エアー、清々しいほどの容赦のない銃撃戦で、それだけで楽しめる。
当初は女刑事をシュワが射殺してエンドというストーリーがあったらしいが、そちらもディレクターズ・カットとしてリリースしてほしいものだ。
ただ、チームの中のシャブ中ババアがイケてる感じのポジションにいるのが痛々しいので、ディレクターズ・カット版ではもっと若いのにチェンジしてもらいたいものだ。
2018年8月16日 to COP CAR/コップ・カー
もう二転三転してもよさそうなものだが、この作り手はそのような娯楽要素は省いたのだろうな、と思う。
そして観客の想像力に委ねる作りをしている。悪徳警官の背景も、少年達が家出をした理由もその後どうなったかも・・・。
片田舎を舞台にしたクライム映画には良い作品が多いが、やはり時間の流れがゆったりとしているからその分サスペンスより人間ドラマの方に比重を置くほうが相性が良いような気がする。
2018年8月15日 to ザ・ウォール
低予算でもアイデアと役者の演技力で勝負した力作。
あのような終わり方も挑戦的で良い。
普通の映画に親しんだ観客であれば納得がいかないと怒り出すのかもしれないが、だからこそこのような終わり方をする作品は価値がある。
アメリカ兵よりもイラク兵の方が教養があり、かつ忍耐強く、使命感に溢れている。
かといって露骨な反戦映画にしていないところも良い。
とにかくジューバを主人公にして続編を作ってほしい。あの蟻地獄のような場所をもう少し見続けていたいと思ってしまうのだ。
2018年8月15日 to キャビン
計算ずくでバカで下品な登場人物を出し、要所要所で定石をハズす演出が楽しい。
品のないオヤジ達もキャラが立っている。
それにしてもオヤジ達は凶暴なアイツらをどうやって毎回回収しているのかが気になる。