鯛 さん
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2006年11月30日 to バウンスkoGALS
久しぶりにDVDで観ました。
日本にもこんな素晴らしい群像劇があるんだ。
それに役者のやり取りが非常に自然。これは監督の手腕かな。
これを観て佐藤仁美って綺麗で上手い子がいるもんだなと認識したんだけど、今はあんまり目立った活躍はしてないですね。残念。
2006年11月27日 to ルパン三世 カリオストロの城
宮崎駿は今作のように悪役が想定され、その人物を倒すとともに物語も終焉を迎えるという手順の作品以外はどれも強引な展開があるように思う(「トトロ」は例外)。
特に近作のとっちらかり様は観るに堪えない。
今一度「敵」を作った娯楽作を希望っ。
2006年11月25日 to 耳をすませば
他者と出会い、影響され、挑戦し、挫折する。なんの捻りもない展開。段取りを踏んでいるだけでプロットというものが存在しない。
個人的には恋愛ごっこ賛美が気持ち悪かった。
例えば、図書館のシーン。雫が調べものをしている最中に聖司は向かいの席に座り、気付かれると「気にしないで、続けて」と返す。
私には思慮を欠く行動にしか見えない。こいつを好きにはならないだろう。
恋愛の描写は終始「ごっこ」の域を出ず、無闇に希望を与えているだけでいかがなものだろうかと思った。
2006年11月22日 to ソウ2
・犯人探し要素がなくなった分、真相が暴かれていくという構成ではなくなった。
・前作のように自らの身を犠牲にして○○するといった内容はなく、スケールダウン(メインとなるエリック刑事のゲームとして)。
・結局、館に監禁されていた人数があんなに多いのは時間稼ぎでしかなかったの・・・・あまりにも無意味。
・そして、何よりオチの処理。
ある作家曰く「プロットが完璧であるのなら、手掛かりは充分に与えよ」
今回は単に観客に知らせていないだけというものだったので釈然としないものがある。
2006年11月21日 to ソウ
てっきり「CUBE」的作品だと思って敬遠していたのだが、地上波放送されたので観てみた・・・おもしろいっ。
冒頭の謎、中盤のサスペンス、結末の意外性、とよくいわれる三拍子揃いぶみ。
ミステリー短編を専門で読んでいるような自分としては好みど真ん中の傑作です。
2006年11月21日 to デイ・アフター・トゥモロー
お父さん、あんたが行って何になるんだよ、という疑問が晴れぬままに終わった。
この人、避難勧告を出さなければならないと主張するような状況を熟知した人なのに個人(仲間三人)で救出に向かうって・・・いくら家族のためだからといって動機不足でしょう。
2006年11月19日 to CUBE
危機的状況をフィクションで作り、その中でのリアクションをノンフィクションとして観てください。それだけで終わる。
物語を求める自分としてはただただ脚本家の怠慢としか思えない。
2006年11月17日 to 嫌われ松子の一生
この作品にプロットというものは存在しない。ただただ松子の生涯を綴っている。
故にテーマを観客に委ねられた作品なので、各々に得るものがいかに有意義であったかでその評価も変わるのだろう。
「生きるとは欲することだ」と定義する自分としてはその有り様を表現していると思うのですが、今更な・・・な内容。
しっかりとプロットにのせた上で(「トゥルーマン・ショー」みたく)やっていればこういったテーマでも評価するのですが。
2006年11月4日 to ダ・ヴィンチ・コード
ツイストに次ぐ、ツイスト(「24」クラスの応酬。この尺では詰め込み過ぎの印象も・・・)。
展開自体は楽しめたのですが、如何せん何を言っているのか把握しきれませんし、無神論者の自分としてはどうでもいい内容。
それに主人公であるトム・ハンクスにとって切実なものではないのでスリラ―としては不十分。単に巻き込まれるタイプの主人公に設定するのでは勿体ないと思うのですが。
でも、ここまで転がしてくれたら嬉しくなってきますね。
・・・でもでも、文学作品として祀っていた方が良かったと思う。映像にしてしまうと変に説得力が加わるため、リアリティーにどうしても難を感じる。
2006年11月1日 to 魔女の宅急便
突如の飛行船事故からとんぼを救出し、街の人気者となる。
ご本人もこれでは突然すぎると自覚されており、要所要所で飛行船を見せておいたらしいのだが、後から思い返すと強引な締め方だなーと感慨深い。やはり、物語性ではないイベント的山場。しかし、「後から思い返すと」にしてしまう手管が素晴らしい。
第一報をテレビ中継で知るという二次的な導入のおかげで「突然」という印象が和らいだのでしょうか。
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