おすもうさん さん
おすもうさんさんのレビュー一覧
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87件中1-10件
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最高にCoolだぜぃ!(0)
2005年9月7日 to BeCool
公開を待ちわびていたので、初日にさっそく行ってきました。
ほどよい空き具合がまた鑑賞に最適で、前後左右にノリノリで身体を動かしつつ、終始ゲラゲラ爆笑しまくって楽しみました。
夏の疲れも吹っ飛ぶ一品ですよ!
ユマ・サーマンは、「ジェニファー8」でその美脚にやられて以来、同性ながら女神と崇めておりますが、子ども産んだのにあんなに美しい水着姿…
カッコよすぎです。
脱がなくても絡まなくてもCoolに大満足でした! -
とてもよかったよ!(0)
2005年9月7日 to さよならみどりちゃん
いろんな意味で期待されてた方々やファンには不評らしいが、埒外の私には、案外どころかとてもよかったので。
原作マンガ読んでないし、パンフも見てないから、超私的な印象ですが、監督が意図的に表現したものなのか、星野真里ちゃんが無意識に体現したものなのか、わからないぐらい自然な、そしてどちらにしても、またその相乗効果だったのかもしれないけど、とにかくリアルな空気感で伝わる現実が心地よかった。
笑ったり泣いたり感動したりするわけじゃないのに、観終わって、なぜかよい気分だった。
それは決して、ちっちゃいオッパイに勇気づけられただけじゃないはず…。
西島くんも、おいしい役を好演!
残念だったのは、上映時のフィルム交換のブチ音がひどかったこと。共感:1人
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祝!リアル続編突入。。。(1)
2006年1月12日 to Mr.&Mrs.スミス
なにはともあれ、まずは御両人におめでとうを!!!
ピッくん、本当に良かったねぇ。
演じる二人の間には、ちゃあんと「魔法」が見えたもの!
これからが楽しみだ〜〜〜
さてさて、この作品について、評価が割れているというか、楽しめなかった方がたくさんおられるようなので、残念です。
混んでいる映画館は嫌なので、年が明けて8日の午前中に、半分も入ってない回を観てきましたが、驚くほど反応しないお客さんにショックを受けたので。
いちいちウケまくるのは私だけで、完全に浮いてました…ゲラゲラ笑うのを迷惑そうにしてた方もいて、エッ???と我に返ったくらいです…。
だって、これ娯楽大作でっせ!!!
楽しまんでどうするんですか???
それからツッコまなアカンのに。。。
原作がしっかりある「ボーン」とは全く違う映画として、ダグ・リーマン監督は自分の味を出していたと思います。
お約束のカーチェイスも、ナルホド…と満足しましたよ。
オマージュなシーンも、撮る演る観るの三者が相応に喜ばしく鑑賞できるように織り込まれていましたし。
「ネタ」と言われているものや、ドンパチは三の次くらいの設定で、もっと別の次元の(といっても崇高とかでは全然なく)見世物なのです。
二人のファンでなかった人も魅了されるハズなのになぁ。
なんといっても、ピッくんが大人になりました。
(まぁ、いろいろあったけど、ジョリーちゃんのおかげかな…)
どうぞ、この改心を持続して、これからも魅力全開でお願いします!
今回は本当に確信犯でしたね。
(観ているコチラもうれしくてたまりませんでしたよ)
そうすれば、きっと貴殿の「プランB」もいつか成功するでしょう。共感:1人
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痛くて熱くて美しい…青春時代…(0)
2006年1月19日 to ロード・オブ・ドッグタウン
よくできていると思いました。
実話を丁寧にかつ首尾よく再現していて、期待以上の満足度でした。
公開が短縮され、観た人が少ないまま、低めの評価なのがとても残念です。
現実には当時を知りませんが、あんな感じだったんだろうな〜と思わせる力があり、同じ空気を味わって興奮しました。
友達、家族、大人や社会との関係だけでなく、大人の側の問題も含めて、感覚的にリアルに演じられ、多様な視点からの鑑賞に堪える作品です。
個人的には、スケボーもサーフィンも縁のない生活ですが、「ステップ・イントゥ・リキッド」にもヤラレたように、未体験者の方が魅惑されるのかもしれません。。。
(ちなみに、一緒に観た連れは、「またやりたくなった〜!!」と元気をもらっていましたが)
生まれ変わったら、なんとしてもやらねば… -
観客少なくてもったいなすぎ!!!(0)
2006年1月26日 to スパングリッシュ太陽の国から来たママのこと
元々サンドラー兄さんが大好きなのですが、またまた惚れ直しました!
いわゆる「お呼ばれモノ」で、いつもの自プロ系ではないのに、やっぱりイイ味出してます。
こんなに素敵な男はそうはいませんよ!…でも、日本ではウケませんね。。。
それにしても、彼の認知度が低いせいか、なかなか公開されず、されてもあっというまに短縮される現状が悲しいです。
(「ロンゲスト・ヤード」だっていつになるやら……)
こういう心温まる作品で、グっと惹きつけ、ファンを増やしたいのに、残念でなりません。
ティア・レオニも持ち味を活かしていて、私には上出来に見えました。
ヴァズ・ベガにとっても、ハリウッド・デビューが本作のような環境でよかったな〜と思います。
まだまだ魅力が発揮できるでしょうが、忘れられない一作になることまちがいなしです。
この作品は、枠の部分を含めて、アメリカ社会やらヒスパニックやら、はたまたAC等の親子関係の問題までの基本的な背景が、ある程度把握されていることを前提にしているので、そのあたりに関心があれば、よりわかりやすいかもしれませんが、そうでなくても十分に楽しめます。
(邦題の副題部分はややミスリードな気もしますが)
笑ったり泣いたり心ときめいたりしているうちに、あれよあれよと時間が経ち、131分もあるとは到底感じさせません。
もっと観ていたい…そんな気分にさせ、しみじみと感慨深く、自分のことをアレコレ考え直させられながら、心地よく帰途につきました。
願わくば、二番三番館での再上映を! -
祈りを聞き届けるドイツの人々(1)
2006年2月16日 to 白バラの祈りゾフィー・ショル、最期の日々
冷静に見届けようという意思がひしひしと伝わる映像で、しかも周りを極力描かないことによって、息を詰めるかのような緊張感を与えて深層にまで引き込み、観る者の心を激しく揺さぶる凄まじい作品。
ドイツの映画をそう多くは見ていないが、何かしら突き抜けたものをいつも感じる。
それは、戦後をどう生きてきたかに、どうしても関わってくるのだろう。
日本が乗り越えていないものの重さを今更ながらに恥じた。
とはいえ、水曜最終回のせいか、シャンテは予想外に満員だった。
前後左右を埋められて鑑賞するのは好きではないが、できるだけ多くの人に見てもらいたい。
なかには集中力に欠ける方々も散見されたが、それでも何か伝わったはず。。。
ただ、人それぞれではあるが、鑑賞後ペラペラしゃべりながら出て行く人達は堪えがたかった。
できれば独りで見てほしい。
しばらく言葉なんて出てこない。共感:1人
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生きる悦びがあふれて…(0)
2006年4月3日 to ククーシュカ ラップランドの妖精
実にすばらしい作りの映画でした!
言葉の通じ合わない三者を、ひとりずつの・・・(点々々)から∴につないでゆく、俯瞰的なとでも言えばいいのか、アプローチが効いていて、時代背景を含めて無理なくその世界に連れていかれます。
残念ながら三言語とも理解できませんが、字幕だけで十分に楽しめる、人類共通のテーマである衣食住すなわち「生きる」ということを中心に展開されるので、意思疎通ならぬ意思齟齬(?!)を笑い泣きしながら堪能しました。
(大笑いしているうちに深いところに響いてくる感じ…)
また、現地の遊牧民であるサーミ人の女性の暮らしが、周辺の景色とともに素敵に描かれていて、心惹かれました。
前の方がレビューされているように、魅力的な小屋や潮の干満を利用した魚を採るための仕掛け、食糧貯蔵庫、トナカイの利用法などなど……人間同士の共存だけでなく自然との融合までが押しつけがましくなく提示されることも好感度の高い理由です。
ラップランドが舞台で、フィンランドの作品かと思っていたら、ロシア製で、さらに驚きました。
日本やアジアにはない、ベタつかない突き抜けたユーモアのセンスが羨ましい傑作です。
シネコンで上映する必要はないけど、単館なのはもったいないな〜 -
公開されただけでも…(0)
2006年5月12日 to ロンゲスト・ヤード
有り難いと思えと言わんばかりの興行ですね。
サンドラー兄さんのファンとしては悲しすぎます。
パンフレットすら作らないなんて…
(普段の3割増カッコイイというのにな〜)
しかも、23区内の封切り館がK’sシネマとシネパトス???
唯一、Tジョイ大泉がシネコンで参加してくれたのが救いでした。
だって、これは大画面大音量のド迫力で観ないともったいない…
74年のオリジナルは、当時の刑務所モノ&スポ根の王道を行く感動作!
アメフト映画の名作としてよく知られているようですが、「Cool Hand Luke」(邦題は暴力脱獄)や「ブルベイカー」の類が好みの方にもオススメです。
今回のリメイクは、オリジナルに忠実に敬意を払いつつ、現代の若者向けに、サンドラー風味でおちゃらけながら、音楽でパンチもきかせ、ナイスな仕上がりだったと思います。
もちろん、全米では大受け!!!
日本でも、うまく宣伝してもっと大規模公開すればよかったのに…
ちなみに、中学高校時代に京大のQB東海くんに憧れた世代としては、アメフト映画はたまらなくカッコイイんだなぁ。。。
「リプレイスメント」や「タイタンズを忘れない」も大好きです。
男に生まれ変わって、アメフトがやりたい…と切望するオバサンの戯言でした。
(長々とスミマセン) -
よくぞ記録してくれました…(0)
2006年5月15日 to 三池 終わらない炭鉱の物語
なんとなくは知っていたけれど、ちゃんとは知らなかったから、勉強したいと思って見に行きました。
それが、予測をはるかに超える、真摯な取材の積み重ねによって明らかになっていく炭鉱と共に生きた人々の記録……で、心の準備ができてなかったこともあって、涙があふれて止まらなくなり、しまいには嗚咽がもれるのを必死でこらえてました。
特に、丁寧に聞き取りを続けていく際のカメラが映し出す、それぞれのその人となりは圧巻でした。
どれほどの時間を費やして準備し、また強い覚悟でのぞまれたことかと、その想いに衝撃を受けました。
三池で石炭を掘り始めた江戸時代から、つい9年前の閉山まで。
この記録によって、日本の現代史そのものが浮き彫りになっています。
まるで坑口からのぞきこんだ監督自身の目線そのものとして、正方形の画面に切り取られていく映像は、静かに、その深遠に迫り、今もその地によこたわっているエネルギーそのものを見せてくれました。
この「近代化遺産」をしっかり受け継いでいくためにも、できるだけ多くの方に見てもらいたいと願うばかりです。 -
快哉!(0)
2006年6月28日 to 花よりもなほ
是枝さんのやさしさが溢れていると感じましたが、
思った以上にウケが良くなくて残念です。
私は心底スゴイなぁとやられました。
時代劇の設定を借りた「人情おとぎ噺」で、
心地よく笑わされてやわらかくなった状態の身体に、
スーッと沁みこんでくるような人と人との在り方への思いに胸を熱くしました。
豪華な役者さんたちそれぞれの個性が活かされていて、
撮影自体の楽しそうな雰囲気まで伝わり、
自然と腹に餅を抱えて笑顔で帰宅しました。
とくに、「ちるではなくてちらばる」というセリフがずっしり残っています。共感:2人
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