影無茶 さん
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2009年10月6日 to ココ・アヴァン・シャネル
どこまで脚色されているのかわかりませんが、
ココはプライドが高く打算的な女性だったんですね。
当時としては斬新なデザインを生み出し、
センスも確かに良かったんでしょうが、
貧しい家庭に生まれた為に、飾り物いっぱいの
ヒラヒラ、ウエスト締め付けドレスを着たくても着れなかったという
コンプレックスの裏返しがそうさせたように感じました。
愛人生活を送りながらチャンスを引き寄せた、強い女性ココが社会進出を果たすまでの物語です。
オドレイトトゥは仕事に生きる女性としては良かったかもしれないが、
男を虜にするような魅力は残念ながら感じる事が出来ませんでした。
いや、これはあくまで私の好みもあるので、皆がそう思うとは言ってませんよ(念のため)
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2006年7月30日 to シムソンズ
公開当時はどうしても都合がつかず見れなかったので、レンタルを心待ちにしていました。カーリングはやった事はありませんが、だいぶ前から注目はしていました。まあ大概のスポーツは興味あります。
前置きはこれ位で映画の感想に戻しますが、正直言って期待はずれでした。試合の部分はけっこう気持ちが高揚しました。でもドラマ部分は全く物足りませんでした。
テレビ局の記者がどうして最初彼女達を追いかけようという気持ちになったかも理解出来ません。(記者は野生の感の持ち主だったという事でしょう)百歩譲って追いかけたは良しとしても、この映画に対して何ら+αをもたらしていない。
コーチ役の大泉洋、お母さんの森下愛子は別にして、それ以外の登場人物もあまり意味をなしていない。
あくまで試合シーンを中心にしてサブ的に過去の出来事を挿入するスタイルで良かったんではないでしょうかね。
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2006年7月9日 to 博士の愛した数式
DVDレンタルで鑑賞。
原作を損なう事なく、適度なアレンジを施して上手く作られていると思う。(私には珍しく原作既読)寺尾聰の博士も違和感なく、本を読んでから見た人が、イメージしている博士像と仮に違ったとしても、充分受け入れ可能でしょう。(ちなみに私は柄本明を想像して読んでいました)どちらかと言うと活字より映像向きの内容と思っていましたが、そこらあたりは期待通り、数字の持つ神秘性やキーとなる公式についての意味合いも分かりやすかったです。と、ここまで肯定的な意見を書き連ねましたが、全体としては物足りなさを感じたのも事実です。見終わって思ったのが、少々乱暴ですが、「だからどうだってんだ!」
なんですよねえ。凛としたたたずまいの映画で気持ちも優しくなれる。自然描写も美しい。数の持つ意味からポジティブな気持ちになれる事もあるでしょう。でも、それ以上でも以下でもない。それで充分かも知れませんが、何か物足りなさを感じます。ちょっとサラっとしすぎでした。
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2009年11月28日 to 2012
主人公の家族が、近づく地球滅亡から何とか逃れようと多くの危機を乗り越えていくが、
カオス的に多くの波紋を周りに広げてしまうという、ある意味とても理不尽な映画であります。
エメリッヒ監督の映画は何と言うか・・
扱っている題材は凄いけど、何か物足りない。
映像も金をかけてるのはわかるけど・・何か軽い。
いつも見終わった後、同じ感想を持ってしまいます。
個人的な印象ですが、当たらずといえども遠からずって所ではないでしょうか。
地球滅亡というとてつもなく大規模な問題を扱っているのに、
最後の方はまるで、ん?ポセイドンアドベンチャー?ってなってしまうし・・。
あまりにも題材が大きすぎて持て余しましたかね。
ゴジラの時も、マジソンスクエアガーデン内の追いかけっこに時間を割いてましたし。
この監督、密室劇の方が向いているんじゃないですか。
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2011年5月26日 to はやぶさ HAYABUSA-BACK TO THE EARTH- 帰還
この映画について投稿されておられるお二人のレビューを読んで前知識を持って見にいきましたが、それが大正解でした。
500円という廉価設定の為か、思ったより多くの(といっても10名程ですが^^;)
方が足を運んでおられました。
この映画を見て果たして満足して帰られたのか、他人事ながら少々心配してしまいました。
私はもしレビューを読まずに行ってたら、なんだこれっ・・状態だったかもしれません。
CGの美しさはそれはもう見事で、それだけで値打ちがあると言えばそうかもしれません。
50分程の時間で心地よい−(ナレーションで、生命体は地球というゆりかごで守られてるっていう意味の言葉がありましたが、私はこの映画がゆりかごのように感じてあやうく落ちそうになりました)−時間を過ごせられて良かったという事もあるかもしれません。
しかしこの映画あまりにはやぶさを擬人化して構成されている為か、
通信やエンジンが回復するくだりが全くの説明不足で拍子抜けしました。
この映画には地上で管制する方達の御苦労は見事にそぎ落とされています。
私はNHKのドキュメントを見ていたので、ちょっと物足らなかったです。
はやぶさを擬人化する事については、
確かに理屈では説明がつかないような、
(例えばはやぶさが地球に戻ってきて最後に撮った一枚の写真が見事に地球を捉えていた)
事もあったり、何より幾多の困難を乗り越えて帰ってきた挙句自らは燃え尽きるという人間の琴線に訴えかけてくる事実が多いので理解は出来ます。
実際に最後の写真は何枚か連射して、本当に最後の一枚が地球を捉えて、その後燃え尽きたようですし(涙)
まあ管制官の方々の苦労は渡辺謙主演で公開される実録物に期待するとしましょう。
点数はとても難しいですが、CGの美しさと、
ある意味、この映画をはやぶさ本体だけに絞り込んだ潔い構成に対して星三つ差し上げます。
(厳しい?)
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2005年10月2日 to ファンタスティック・フォー/超能力ユニット
ちょっと最近アメコミ物多すぎません?
基本的にこの手の映画は好きなんですが、
さすがにこれだけ続くと食傷気味になってしまいます。
それでも大きく期待を裏切られる事はないと思うので、
特に見たい映画はないけれど、無性に映画館に行きたくなった時などにはちょうど良いと思います。
特殊能力者によくある暗い影はありませんし、
(ザシングはちょっと別ですが、本人というより周りに問題がありました)
皆さん書かれているようにMrインクレディブ的なノリがありました。
そうそうジェシカアルバはダークエンジェルとは違った魅力を出してましたね。
スターシップトゥルーパーズのデニスリチャーズを
思いだしました。
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2009年9月10日 to サブウェイ 123 激突
トニースコットがあの逸品をリメイクするというので期待してましたが、見終わった率直な感想は映画生活での満足度ランキングの位置が納得出来たという事に尽きます。
何と言うか、人、物、全ての素材が中途半端に処理され、上手く活かしきれていませんでしたね。
人質になる乗客達に思わせぶりなキャラクターを配置しているのに、もっと上手く活かせよって思いました。
乗客の少年が持っていたパソコンもそれだけの事かよって感じだし・・・。
主犯トラボルタ以外の犯人達は何の為につるんだのかよくわからないし(一人を除いて)。
デンゼルワシントン以外の交通局の連中も単なるお飾り。
作戦の指揮をとる警部、これまた然り。
全体的にまとまりがないんですね。
決してだるい展開ではなく、テンポはあるんですが、スクリーンの中での緊張感がこちら側に伝わってこなかったです。
オリジナルはシンプルでわかりやすく、徹底した娯楽作として作られていましたが、
今回はそれぞれの登場人物が持つ己の美学を前面に持ってきてましたね。
それが(お国柄の違いもあるのか)私にはよく理解出来ず消化不良になってしまったのかもしれません。
リメイクは難しいですねえ。
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2011年7月22日 to SUPER8/スーパーエイト
いつも思うんですが制作スピルバーグってのがちょっと曲者です。
監督スピルバーグなら同じようなシチュエーションでも本格的です。
「激突」「ジョーズ」「ジュラシックパーク」「プライベートライアン」「宇宙戦争」。
彼の特撮は本当に怖い!
観ているこちらが身震いしてしまう迫力があります。
でも彼が制作に回り他の人が監督をすると何故か物足りなくなる。
決定的な何かが違います。
まるで他人がしているゲームを横から見ているような感覚になってしまいます。
「スーパー8」も確かに迫力ある映像です。
しかしやっぱり物足りない。
緊迫感がありません。
観てても痛みを共有出来ないんですよねえ。
物語ですが、子供たちが自主映画を撮影中に列車事故に遭遇してしまいます。
その後彼らの住む町で次々と謎の失跡事件が起きます。
町には軍隊が現れ、制圧にかかります。
子供達もその騒動に巻き込まれ、結果自分達で解決しようと行動を起こします。
失跡の原因は・・。
町に平和は訪れるのでしょうか?
って感じです。
これを観て昔、小学生の頃学校で観た映画鑑賞会を思い出しました。
子供達が力を合わせて困難に立ち向かう。
ドキドキ、ハラハラ、ワクワク。
これはハリウッドが作った子供向けのファンタジーですね。
それにしてもウッドワード先生、あれで無事って・・不死身かと思いましたよ。
2009年11月20日 to DISNEY’S クリスマス・キャロル
あまりにも有名な物語で、しかも忠実にそれを映像化しています。
映像は素晴らしい。
しかしやたらに飛んだり、跳ねたり、転がったり、落ちたり・・。
そうか、これは3D映画でもあるんですね。
私が見た映画館はそんなしゃれた施設はありません。
これはアトラクションその物ですね。
ストーリーよりも体感する事。
ディズニーのトゥモローランドの3Dで見るべき映像です。
したがって、ポーラーエクスプレスのような感動はありませんでした。
スクルージさんに魅力を感じなかったので、その時点でもう感情移入出来ません。
まあ純粋な気持ちを忘れかけている自分に気がついた事は収穫でした。
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2005年4月19日 to コラテラル
ジェイミーフォックスと、トムクルーズ。
設定は全然違いますが、ダイハード3のブルースウィリスとサミュエルLジャクソンの絡みを思い出しました。
確かにトムクルーズのクールな演技はかっこよかったですが、
殺し屋ヴィンセントとしての人物描写が不足・・というか、ほとんどわざとと思う位に掘り下げしてませんでしたね。
そこらあたりをきちっとしていれば、
もっと深みのある映画にする事が出来たのではないでしょうか。
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