映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > Wの悲劇

製作年/国 | 1984年/日本 |
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配給 | 角川春樹事務所 |
時間 | 108分 |
監督 |
三田静香は劇団“海(かい)“の研究生。人間的な成長がなければ芝居ができないと、役者として尊敬する五代淳にそのきっかけを作ってもらおうと身体を与えてしまう、積極的な一面をもつ女の子。恋人からのプロポーズも断り芝居に打ち込む日々が続いていたが、看板女優・羽鳥翔のスキャンダルの身代わりになったことで転機到来。静香は『Wの悲劇』のヒロインの座を手に入れ、幕が上がろうとする瞬間を迎えるが……。夏樹静子の同名小説を下敷きにしながら、その部分を劇中劇として、舞台裏の出来事にはさみ込んだ“バックステージもの“としての構成が素晴らしい。澤井監督も薬師丸ひろ子を大人の女優として脱皮させようと、マキノ雅広監督ゆずりのきめの細かな演出を施し、薬師丸の大人の女の魅力を引き出すのに成功している。なお、先輩女優のスキャンダルを新人が身代わりになってかぶるくだりは、アーウィン・ショウの短編『愁いを含んで、ほのかに甘く』からアイデアを借りていることがのちに確認されている。
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『Wの悲劇』クチコミレビュー
注目のレビュー:Wの悲劇
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女優の人生 (0)
2008-05-23 by
星空のマリオネット
「Wの悲劇」は封切り時に観ました。 余り期待していなかったのですが、先ずドラマとして十分楽しめましたし、その上なんと言っても三田佳子の上手さに仰天させられてしまいました。 そこに存在しているだけで、オーラを放射している個性的な女優さんも好きですが、三田佳子さんのように抜群の演技力で魅せてくれる女優さんもいいですね。 去年の映画「魂萌え!」での風吹ジュンさんとの対決も流石でしたが、一度でい ...... 続きを読む
3人がこのレビューに共感したと評価しています。
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デビュー作 正統派だった 高木美保 (2)
2015-02-15 by
青島等
いまや一山幾らの雛壇タレント兼上から目線のコメンテーターもどき 高額チケットを入手し演劇を見たい気持ちが殆どないから愉しめず 私が見たい芝居は、やっぱり映像化された総合芸術(娯楽)の映画だ。 むろん、TVの連ドラも可だが 舞台と言うものは顔アップがないから役者にとっては都合良いが 客としては杉村春子や森光子…不美人ババアが平然と娘役を演じる恐怖 薬師丸ひろ子は最初学芸会調台詞で段々巧くなる女 ...... 続きを読む
1人がこのレビューに共感したと評価しています。
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