映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 麥秋〈1951年〉

製作年/国 | 1951年/日本 |
---|---|
配給 | 松竹=松竹大船 |
時間 | 125分 |
監督 |
小津安二郎監督の力量が最も充実していた時期に作られた作品であり、「晩春」や「東京物語」など、小津の代表作と並べても決してひけをとらない素晴らしい出来で、小津の最高作とするファンも多い。戦前の小津のサイレント作品で数本の脚本を書いた野田高梧は、「晩春」以後小津との名コンビを続けていくのだが、そのセリフの間(ま)の絶妙さは本作で最大に発揮される。北鎌倉に住む間宮家の気がかりは、28歳になる独身娘・紀子の結婚だ。両親や兄夫婦は紀子の縁談についていろいろと心配するが、本人はあまり気のりでない様子。やがて兄妹のような気軽さでつきあっていた子持ちの男と結婚しようと紀子は決心する……。原節子、笠智衆をはじめ、相変わらず充実したキャストの存在感は大きいが、なかでも紀子の結婚相手の母を演じた杉村春子のコミカルさとシリアスさを使い分けた演技は抜群。
あらすじを読む(※内容にネタバレを含む場合があります)
キャスト
最新ニュース
該当情報がありません
コメントメモ (非公開)
『麥秋〈1951年〉』クチコミレビュー
注目のレビュー:麥秋〈1951年〉
-
紀子三部作の中では一番面白い-「麥秋」- (0)
2015-01-12 by
すかあふえいす
と俺は思う。 ハッキリ言っておく、俺は戦後の小津アンチだがそれでも紀子三部作が全部同じに“見える”連中は本気で眼科を受診する事をオススメする。 確かに似たような調子かも知れないが、話の内容は ま っ た く も っ て 違うだろうがよ。 「東京物語」は老夫婦の受難、 「晩春」は娘の嫁入り、 「麥秋」は誰も死なないコメディ調で原節子のノーブラ乳首。 これが戦前なら偉そうなクソ検閲官どもがカットしろだ ...... 続きを読む
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
-
忘れじの家族寫眞 (0)
2003-06-29 by
Mの隠し玉
小津安二郎の映画ではおなじみの地、鎌倉に住む親子三世代が同居する家族のスケッチを、次女の縁談にまつわる顛末をメイン・エピソードに、ゆったりと流れる時間の中に描くホームドラマの名篇。映画の終盤に至るこの一家のありようは、ちょっぴりヒネリを加えられて後年の”東京物語”('53)に引き継がれてゆく。 緑深き裏山を望んだ軒先につるされたカナリアのカゴ。 つきあたりに洗面所が見える誰もいない廊下の昼さが ...... 続きを読む
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
新着レビュー:麥秋〈1951年〉
見出し | ▼満足度▲ | 投稿者 | ▼投稿日▲ |
---|---|---|---|
「今が一番幸せなときなの... (0) |
![]() |
![]() |
2018/3/21 |
戦後秘話(0) |
![]() |
![]() |
2018/2/28 |
古き良きシリアスな作品(0) |
![]() |
![]() |
2018/2/24 |
普通に経験する事ですが。(0) |
![]() |
![]() |
2016/9/13 |
あ〜くだらなかった(0) |
![]() |
![]() |
2015/11/26 |
…『海街diary』と同程度か... (0) |
![]() |
![]() |
2015/6/29 |
「騒がしさ」を追求する監... (0) |
![]() |
![]() |
2015/2/2 |
個人的には全き小津ベスト。(0) |
![]() |
![]() |
2015/2/2 |
小津安二郎は女優を輝かせ... (0) |
![]() |
![]() |
2015/2/2 |
飄々としながらも軽やかに... (0) |
![]() |
![]() |
2015/1/31 |
『麥秋〈1951年〉』掲示板
『麥秋〈1951年〉』についての質問、ネタバレを含む内容はこちらにお願いします。見出し | 投稿者 | ▼投稿日▲ | |
---|---|---|---|
![]() |
さみしい嘘(4)
![]() |
![]() |
2018-03-21 |