映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 書を捨てよ町へ出よう

製作年/国 | 1971年/日本 |
---|---|
配給 | ATG=人力飛行機舎 |
時間 | 138分 |
監督 |
演劇実験室“天井棧敷“を主宰した寺山修司は数々の実験映画を発表してきたが、初めて劇場用長編として製作したのが本作だ。原作は寺山の同名のエッセイ集と“天井棧敷“が上演したパフォーマンス。よって確固とした物語は存在せず、主人公の青年(寺山自身がモデルか)を中心とした世界が、現実・過去・幻想といった様々なイメージとなって描写される。いつも家出を考える“私“は、人工飛行機を飛ばす幻想を見ている。私はまた、自分が出演している映画の中の現実世界からの逃避を夢見ている。私はスクリーンから外界の観客に語りかけることで、映画という虚構の世界から現実へ出て行こうとする……。万引き癖の祖母、ウサギを偏愛する妹、痴漢癖のある中年男 ―― 奇妙だがどこにでもいそうなキャラクターたちの、幻想と現実が交錯するシネ・エッセイ。
あらすじを読む(※内容にネタバレを含む場合があります)
キャスト
最新ニュース
該当情報がありません
コメントメモ (非公開)
『書を捨てよ町へ出よう』クチコミレビュー
注目のレビュー:書を捨てよ町へ出よう
-
四角いジャングル (0)
2002-10-27 by
マジンガーXYZ
寺山修司が亡くなって私の面白みが一つ消滅した。寺山映画は黒澤映画が見れなくなった、ぐらいの喪失感が今もある。あの誰にも真似できない独特の(毒と苦の)映画感覚はもっともっと排出して欲しかった。 映画を演劇的に変えてみようとする、実験的な試みには映画の新しい方向性をも見せてもらって感激したものだ。 佐々木英明くんは今どうしてるんだろう。四角いジャングルで身体を張って俺たちにメッセージを突きつけ ...... 続きを読む
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
-
まだ声が低くない平泉征さんが見れます。 (0)
2011-09-21 by
クリス・トフォルー
むかし、オールナイト上映中の薄汚れた映画館で、あの独特な口調でスクリーンから呼びかけるシーンに出合って、思わず目が冴えた記憶があるが、もう30年以上経ったんだと思うとなんともやるせない。 エロチックなシーンばかりが記憶に残った昔と違って、今見ると、たとえ自分がどんなに弱くても、惨めさやウソや誤魔化しを、せめて自分の中からぐらいは排除しようという強い思いが伝わってくる映画だ。寺山修司がどん ...... 続きを読む
1人がこのレビューに共感したと評価しています。
新着レビュー:書を捨てよ町へ出よう
見出し | ▼満足度▲ | 投稿者 | ▼投稿日▲ |
---|---|---|---|
寺山作品のぶっ飛びデビュ... (0) |
![]() |
![]() |
2016/10/9 |
映画になってない。(0) |
![]() |
![]() |
2013/1/18 |
尋常ではない描写力(0) |
![]() |
![]() |
2012/4/13 |
まだ声が低くない平泉征さ... (0) |
![]() |
![]() |
2011/9/21 |
強い訴え(0) |
![]() |
![]() |
2010/10/24 |
ただそれだけ。(0) |
![]() |
![]() |
2008/8/19 |
人生No.1の映画!(0) |
![]() |
![]() |
2007/6/15 |
新宿で遊ぶ(0) |
![]() |
![]() |
2006/1/10 |
四角いジャングル(0) |
![]() |
![]() |
2002/10/27 |