映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 十字路〈1928年〉

80点
製作年/国 | 1928年/日本 |
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配給 | 衣笠映畫聨盟=松竹キネマ |
時間 | 65分 |
監督 |
江戸の裏街に姉と弟がうらぶれてひっそりと暮らしていた。弟は想いを寄せる矢場の女がもとで他の男と喧嘩となり、傷害事件を起こす。一方、借金を返済できない姉に女衒の老婆が身売りの話を持ちかける。そんな折、姉は、殺人を犯したと思い込んでいる弟をかばおうとするあまり、目明かしを殺してしまう。雪の夜道を逃げていく姉弟。弟は最後に、一目矢場の女に会いたいと去っていく。深夜の十字路には戻らぬ弟を一人さびしく待ち続ける姉の姿が残る。「狂った一頁」に続く衣笠貞之助の実験的なサイレント作品。ドイツ表現派的な装置の中に衣笠のテクニックが絢爛なまでに効果を上げる。国際的評価を獲得した最初の日本映画である。
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