映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 泥の河

製作年/国 | 1981年/日本 |
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配給 | 木村プロ |
時間 | 105分 |
監督 |
宮本輝の太宰治賞受賞小説を映画化した、小栗康平の監督デビュー作。昭和31年、日本が戦争の傷跡から立ち直り、高度成長期に入りかけたころ。大阪・安治川の河口で食堂を営む夫婦とその息子・信雄、そして川の対岸に船を停めている、売春婦の母を持つ喜一と姉の銀子。これら世間の流れから取り残されたような貧しい人ーの生活を、きめ細やかな演出で描いている。信雄が喜一と出会うことによって、少年としての悪さや、喜一の母が男に抱かれるところを見て、衝撃を覚えていく様が、みずみずしいタッチで綴られる。大阪の一時代を少年ドラマとして捉えた傑作で、アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。
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『泥の河』クチコミレビュー
注目のレビュー:泥の河
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子供が可愛い (0)
2008-10-26 by
しーもあ
泣けました。感動しました。ほぼ徹夜明けの心に染みました。 宮本輝はもちろん大好きな作家です。でもまあそれは置いといて。 痛切でした。とにかく子供ですね、彼らの感情が切なく迫って来て胸を打つ。喜一、銀子、信雄、みんなえらい可愛い。息子をものすごく大切にしている親父さんとお袋さんとか、周りの大人達もいい。宮本輝本人の親父さんの投影なんですよね。 特に良かったのが、蟹のシーンの喜一の表情。泣き ...... 続きを読む
8人がこのレビューに共感したと評価しています。
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原作を裏切らない映画 (1)
2007-11-04 by
taiyaki
宮本輝さんの原作を読んで,たいへん感動しました。この原作者は,私の考えも及ばないような深い深い哲学を持っていて,人間の運とか業とかをさらに掘り下げて作品を描いているように感じます。 だいたい好きな小説が映画化されると,自分の抱いたイメージと合わずにがっかりすることが多いのですが,この映画はそうではなく,自分の思い描いた世界がそのまま表現されているようにさえ感じました。 特に印象的なのは油を ...... 続きを読む
7人がこのレビューに共感したと評価しています。
新着レビュー:泥の河
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モノクロでやる演出(0) |
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2015/2/2 |
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2015/1/28 |
『泥の河』掲示板
『泥の河』についての質問、ネタバレを含む内容はこちらにお願いします。見出し | 投稿者 | ▼投稿日▲ | |
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泥の河のDVDはどこにあるのでしょうか?(0) | 志賀直哉 | 2008-01-27 |
BSで一挙に!(1) | 鯨岡平八郎 | 2005-05-30 | |
強くDVD化望む(6) | dai | 2004-01-11 | |
キッちゃんですか。(2) | dai | 2004-07-13 |