映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 彼岸花

製作年/国 | 1958年/日本 |
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配給 | 松竹=松竹大船 |
時間 | 118分 |
監督 |
小津安二郎が手掛けた初めてのカラー作品。田中絹代・有馬稲子・山本富士子の豪華な女優陣を配して、相変わらずの小津調ホーム・ドラマで楽しめる。がんこな父・佐分利信は、父に相談なしで結婚相手を決めてしまったことに腹をたて、娘の結婚を許さないと言いだす。一方、知人の娘から自由な恋愛結婚についての意見を求められ賛成してしまう。そんな矛盾だらけでありながら、自分の娘のことになると冷静になれない父親像がおかしく、その妻・田中絹代が夫と娘を和解させようとひと苦労。里見惇の原作を小津安二郎・野田高梧の名脚本コンビが脚色した佳作である。
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『彼岸花』クチコミレビュー
注目のレビュー:彼岸花
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寅さん映画への影響 (3)
2007-09-15 by
星空のマリオネット
よい映画でした。 小津監督というと、自分の中ではモノクロール映画のイメージしかなかっただけに、初めて観たカラー映画に最初は少し戸惑ってしまいました。モノクロの映像に比べると輝きや奥行きに少し乏しいようにも見えましたが、落ち着いた茶色をベースにした上品な色合いには好感が持てます。 (お化粧をしっかりした山本富士子さんのカラーで映された顔は、既にセピア色に変色していた昔の雑誌の表紙に掲載さ ...... 続きを読む
4人がこのレビューに共感したと評価しています。
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面白かった〜♪ (3)
2010-06-13 by
流離
レンタルにて。カラーの作品ですが画面に落ち着きがあって、構図が美しいからでしょうか、色がとても映えて見えました。 長女の結婚を素直に喜べない頑固親父、周囲にいる同じ年頃のお嬢さんには理解を示すくせに、自分の娘の結婚となると全然ダメ。結婚しろといいながらも、突然自分の知らない男が挨拶に来るとうろたえつつ怒り、いつの間にか妻と次女が長女の恋人と仲良くなっているのにも戸惑って怒り、結婚式なんて ...... 続きを読む
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
新着レビュー:彼岸花
見出し | ▼満足度▲ | 投稿者 | ▼投稿日▲ |
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素敵(0) |
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2018/12/9 |
中流の人々(0) |
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2016/4/17 |
年齢設定(0) |
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2015/10/28 |
この時代では生きている。(0) |
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2015/1/30 |
小津映画にしてはちょっと... (0) |
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2015/1/26 |
いつになく激しい語り口が... (0) |
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2015/1/23 |
上品な色彩(0) |
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2014/8/18 |
安定のほんわか(0) |
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2013/8/9 |
進歩がない。(0) |
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2013/4/21 |
お宝は 中井貴一の お父さん(0) |
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2012/2/24 |