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"過去”と”現在”の世界観が 『名も無き世界のエンドロール』メイキングカット公開
(2021/01/21更新)

(C)行成薫/集英社 (C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
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1月29日(金)より公開される映画『名も無き世界のエンドロール』のメイキングカットが公開された。
本作は2012年「小説すばる新人賞」を受賞した、行成薫の同名小説を原作としたサスペンスエンタテインメント。主演の岩田剛典演じる主人公キダと、新田真剣佑演じる幼なじみのマコトが表裏一体のバディとして、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”を実行する。
ふたりは10年もの歳月をかけて、キダは裏社会、マコトはキダの力を借りながら会社経営者として表社会でそれぞれのしあがり、住む世界の違う女性に近づいていく。そんな物語のカギを握るふたりのヒロイン役を山田杏奈と中村アンが務め、そのほか石丸謙二郎、大友康平、柄本明などベテラン勢も集結した。
本作は、過去と現在が激しく行き来しながら物語が進み、ラストの20分で真実が繋がっていくという仕掛けが見所。今回公開されるのは、過去パートである学生時代の一幕と、キダとマコトが計画を実行するためにそれぞれが“闇の交渉屋”と“実業家”へと変貌を遂げた現在パートの撮影現場を押さえたメイキングカットだ。
本作のメガホンをとった佐藤祐市監督が「過去と現在の違いを表現するために、大切な思い出が詰まった過去のシーンは“暖色のアンバー系”に、ある壮大な計画に向かって邁進する現在を“寒色のブルー系”のトーンで撮影しました」と語るように、学生時代1枚とその他の写真を比べると色のトーンの違いが見てとれる。また、学生時代の楽し気なムードから一変し、真剣な顔つきへと変化した窓の外を見つめる2人の表情も。現場の雰囲気も衝撃のラストシーンの撮影に向かうにつれ、緊張感が高まっていったことがわかる。
併せて、計画の準備を進めるために使われるマコトの部屋の全貌もお披露目。"過去”と”現在”の色彩の違いは美術セットにも反映されており、マコトの部屋はカーテンやソファー、絵画まで青系で統一されている。成功を収めたマコトは、誰もが羨む一等地のタワーマンションで暮らすが、部屋はどこか冷たくさみしい雰囲気が漂う。岩田と新田の熱演はもちろん、ふたりの心情を反映した空間と工夫を凝らした映像にも注目してほしい。
なお、映画公開と同日の1月29日(金)より、映像配信サービス「dTV(R)」にてオリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール 〜Half a year later〜』が全3話で独占配信されることも決定している。映画のラストから半年後の世界を舞台に、闇の交渉屋として生きるキダが、幼なじみしか知らないはずのある言葉を放つ謎の女性との出会いをきっかけに自らの運命と対峙していく様を描く。映画を観た後は、こちらのドラマもお見逃しなく。
『名も無き世界のエンドロール』
1月29日(金)より公開
『Re:名も無き世界のエンドロール〜Half a year later〜』(全3話)
dTVにて1月29日(金)より独占配信
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