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ジヌよさらば　～かむろば村へ～

2015年作品

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松田龍平、モヒカンヘアで公の場に『ジヌよさらば～かむろば村へ～』封切り

(2015/04/04更新)

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俳優の松田龍平が4月4日に東京・新宿ピカデリーで行われた主演作『ジヌよさらば～かむろば村へ～』の初日舞台あいさつに登場した。新作の役作りのため、モヒカンヘアになった松田は、司会者からの“ツッコミ”に照れ笑い。同席した松尾スズキ監督、阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行は、まじまじと松田の髪型を見つめていた。

モヒカンヘアで登場した松田龍平

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いがらしみきおの人気漫画を原作に、お金アレルギーになり、ジヌ（東北弁でお金の意味）との決別を宣言した元銀行員・高見武晴が、東北の山村で“なにも売らず、なにも買わず”の自給自足生活を送ろうと奮闘する異色コメディ。

この日は、主人公が現物支給や物々交換で生計をたてる姿にちなみ、松田と松尾監督がプロモーションで訪れた全国の劇場スタッフと物々交換を行ったリレー企画“全国物々交換の旅！わらしべ長者キャンペーン”の最終日。これまでロケ地の田んぼで収穫した“ほでなす米”からスタートし、札幌の“木彫りのクマ”、名古屋の“エビフライ型USB”、新潟の“三角だるま”、いわきの“フラガールのフィギュア”、福島の“あかべこ”、仙台の“商売繁盛の神様”、大阪の“ビリケンさん”、福岡の“博多人形”、広島の“宮島の巨大しゃもじ”と交換が続いていた。

そのゴール地点である新宿ピカデリーでは、同劇場で使用できる特別鑑賞券10枚が用意され、松田は「これで映画が観られるなら、願ったりかなったりですね」と大喜び。松尾監督が「これ、金券ショップに持ち込んじゃダメですよね？」と笑いを誘うと、劇場スタッフは苦笑いを浮かべていた。

『ジヌよさらば　～かむろば村へ～』
公開中

取材・文・写真：内田涼

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