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『硫黄島からの手紙』がアメリカで主要な映画賞で3冠達成
(2006/12/13更新)
まずは、12月6日(現地時間)に、アカデミー賞の前哨戦と言われる「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」の最優秀作品賞を受賞。12月10日には、全米の批評家が選ぶ「ロサンゼルス映画批評家協会賞」の最優秀作品賞を受賞。さらに同日、「アメリカ映画協会賞」の“今年の作品トップ10”に選ばれた。いずれもアカデミー賞に影響すると言われる権威ある賞だけに、日本人出演者のアカデミー賞受賞の噂も囁かれている。
『硫黄島からの手紙』は、既に公開されている『父親たちの星条旗』と対になる作品で、第二次世界大戦の硫黄島をめぐる日米の攻防戦を、日本軍の視線から描いている。日本軍にとっての硫黄島の戦いとは? アメリカ軍にとっての硫黄島の戦いとは?――日本の小さな島・硫黄島で、国家の威信をかけて激戦を繰り広げた日米の軍人たちの素顔を双方の視線から丁寧に綴った意欲作だ。
『父親たちの星条旗』がアメリカ側の視点で描かれ、『硫黄島からの手紙』が日本側の視点で描かれるという構成の新しさ、全編日本語の映画を撮りあげたイーストウッドの監督としての手腕などが高い評価を得ているようだ。
イーストウッド監督は、「アメリカでの受賞はうれしい。さらに日本での大ヒットのニュースは大変うれしく、日本の人々に『硫黄島からの手紙』が受け入れてもらい、日米で認められたことがことさらにうれしく思います」とコメントした。
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