ウォルト・ディズニーの約束

2013年作品

作品詳細　|　
ぴあ特集　|　
インタビュー　|　
映画論評・批評　|　
プレゼント　|　
掲示板
2

知ればより楽しめる！『ウォルト・ディズニーの約束』3つのトリビア

(2014/08/05更新)

Check

ディズニーの名作ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』の誕生秘話にスポットを当て、アカデミー賞をはじめ数々の映画賞にノミネートされた感動作『ウォルト・ディズニーの約束』がMovieNEXになって8月6日(水)に登場！本作をより楽しむための3つのトリビアをご紹介！

アカデミー賞俳優トム・ハンクスが
ウォルト・ディズニーを演じる感動の実話

『メリー・ポピンズ』映画化に向けて情熱を燃やし続けるウォルト・ディズニーと、原作者のP.L.トラヴァースを主軸に、紆余曲折を経て作品が完成するまでの過程を描く。脚本をめぐって何度も繰り返される両者の激しい衝突。スタッフの誰もが続行不可能と思ったこの映画は、どのような魔法で実現することができたのか？　主演は2度のアカデミー賞に輝く名優トム・ハンクス。彼を悩ませる頑固者のP.L.トラヴァースを、同じく2度のアカデミー賞受賞経験をもつイギリスの名女優エマ・トンプソンが務める。

【トリビア１】トム・ハンクスの徹底した役作りがすごい！！

「ウォルト・ディズニーに見た目も声も似ていない」と語るトム・ハンクスは、ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムを訪れ、ありとあらゆる資料からウォルトの話し方や歩き方、姿勢やしぐさ、言葉遣いや話しぶりなどを徹底的に研究。彼の内面を表現しようと、見た目ではなく違う角度からアプローチを試みた。トムは、ウォルトの眼の中にある奇抜な雰囲気を出すこと、そしてそれにともなう鋭い眼識を出すことを意識したという。「彼の喋りには独特な抑揚があって、それは、彼の頭の中にある熱意から生まれているのではないかと思うんだ。彼の頭の中はいつも素晴らしいアイデアであふれていて、そういうアイデアでみんなをワクワクさせたくてしょうがなかった。僕はそれを目指したんだ」と、トムは語る。　実際に作品を見てみると、見た目は似ていないが、トムが演じるとどこから見てもウォルトに見えてくるから不思議だ。

【トリビア２】ウォルト・ディズニーは大物ぶらない人だった

「人を楽しませたい」というサービス精神旺盛で楽観的。“鉄道マニア”で“無類の動物好き”、贅沢は好まず、家庭では良き夫でありやさしい父親だった。また、有名になって権力を得ても普通の人のように降るまい、決して大物ぶらない人物だったようだ。役作りのためにウォルトを研究したトム・ハンクスも彼のそんな一面に気づいたという。「ウォルトは創造のあらゆる段階で自分自身の手で作業しているのに『私たち』という言い方をするんだ。彼は『私にアイデアがある』とか『私はこれをやった』とかは絶対に言わないんだよ。それって素晴らしいことだと思うんだ」。

アニメ界だけではなく、世界から愛されたウォルト・ディズニー。絶大な力をもったウォルトだが、P.L.トラヴァースだけにはまったく頭が上がらなかったという。そんな一癖も二癖もあるP.L.トラヴァースを演じたイギリスの名女優、エマ・トンプソンの演技にも注目！

【トリビア３】映画『メリー・ポピンズ』が愛されるワケ

P.L.トラヴァースの児童小説『メアリー・ポピンズ』をもとに、当時としては珍しいアニメーションと実写の合成によって描かれたミュージカル映画『メリー・ポピンズ』は、大人も子供も楽しめる映画として大ヒットを記録。誰もが耳にしたことがある“凧をあげよう” “スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス”“チム・チム・チェリー”など、全編シャーマン兄弟による心躍るような歌とダンスに彩られ、観ているこちらも思わず踊りたくなる、ワクワクさせられる作品だ。トム・ハンクスも自分の子供と一緒によく観ていたそうで、「お気に入りのシーンは、もう80万回は見ているね」と語るほど。

ちなみにウォルトが映画化のために動き出したのは、‘40年代のこと。娘の愛読書を彼自身も気に入り、映画化する約束を娘と交わしたことから始まる。そして映画が公開されたのが‘64年。その間、なんと約20年もかかったそうだ。

ぴあ映画生活動画

―　“MovieNEX”って？　―

“MovieNEX”とは、これまでのブルーレイ／DVDはもちろん、スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスでもストリーミングやダウンロードでいつでもどこでも作品を楽しむことができるデジタルコピー（クラウド対応）、そして、特別コンテンツやスペシャルイベントなどの新体験ができるMovieNEXワールドが、1パッケージの中に収納されたもの。

『ウォルト・ディズニーの約束』がMovieNEXで登場！！
〈ブルーレイ・DVD・デジタルコピー・MovieNEXワールド〉すべてがこの中に！