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【十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA−】貴志祐介:原作はベリーグッド
2021/2/23 4:30
by
エルオレンス
原作本を先に読んでいましたので原作から語ります。まさか「磯良―ISOLA−」がそういう事だなんて!!すっかり騙されてしまいました。ラストが1番怖かったです。思わず戦慄するほどの筆力に背筋が凍りつきました。多重人格ものは数件出会いましたが、この作品はさらに一捻りも二捻りもある気がします。多重人格障害は辛い目にあっている自分を守るために自分ではない別の人格を作り出す病と聞くけれど…自分を守ってくれる人格だけならいいけれど、そうでなければあまりにも怖いです。オリジナルの自分の意識が無くなってしまいそうな恐怖もある。主人公の女性の能力も、生きていくには辛すぎるのだろうなと思います。こういう能力というのは本当に存在するのかは未知ですが、彼女の能力あってこそのこの作品。ラストの主人公の恐怖は計り知れないだろうと思います。読み応えがありました!!
原作を読んで、面白かったので、映画も例によってセルのお払い箱DVDbyレンタルビデオ店を鑑賞しましたが、原作とは大分変化していました。登場人物の性格も少し違っている気がします。小説を、映像化すると違った雰囲気になるのだと思いました。
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