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じんわりと感動
2010/1/28 22:44
by
遙
実話に基づいた、
一頭の競走馬に夢を賭けた人々の物語。
互いの再生の物語である、
とラストで語られているように、
シービスケットも人間によって助けられ、
人間もまた、馬に希望を託す事によって、
傷ついた心を立ち直らせる事ができた。
勝つ事に対する熱意と同時に、
競走馬としても命あるものとしても、
人が馬に対して愛情を向けているので、
その温かい空気が伝わってきて、
ラストシーンはじんわりと感動し
余韻に浸った。
調教師のスミスが、
暴れているシービスケットと、
喧嘩をしているレッドを交互に見て、
”騎手はこの男だ”と、
ピンときたシーンが楽しかった。
紅葉した林の中をシービスケットが
疾走するシーンがとても美しい。
レースのシーンでは、
走っている馬達の足元を間近で捉えていたり、
馬の目線で撮っていたりしていて、
スピード感に溢れ、迫力満点。
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