映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 天使と悪魔 > 感想・評価 > 駆け抜けるサスペンス
駆け抜けるサスペンス
2010/1/26 22:44
by
遙
ドラマ的要素もある原作に比べ、映画の方は
エンターテインメント色が強い感じで、
原作と設定が違うところも多かったけれど、
それはそれで面白かった。
ストーリーの流れは無理がない感じに
出来ていて、わかりやすくテンポも良かった。
謎解きサスペンスの良い雰囲気を堪能できた。
枢機卿の殺害される現場は、
映像ならではの怖さがあった。
でもやはり原作を先に読まなかった方が
良かったかも・・・
知っている方がより映画を楽しめるとは
思うけれど、どうしても原作の内容と
比べてしまい、物語の中にドップリと
浸る事ができず、ワクワク感が
抑え気味になってしまった。
科学と宗教の融合について深く考えさせられた。
シュトラウス枢機卿が言った、
「科学も宗教もどちらも大切」
という言葉は重かった。
ラストシーンの、ラングドン教授と
シュトラウス枢機卿の会話が
温かい気持ちになり、とても好きです。
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2021 PIA Corporation. All rights reserved.