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ジャパーンへジャーンプ!!!
2008/11/27 22:44
by
samurai
ダグ・リーマン監督の最新作。とてもじゃないが、「Mr.&Mrs.スミス」や「ボーン・アイデンティティー」のメガホンをとった監督の作品とは思えない程つまらない作品になってます。
こんな斬新な設定をいかに料理するかが監督の力量だと思うのですが、一体彼に何が起きたのか、目も当てられないようなひどい内容になってます。
こういった特殊能力を世のため人のために使うんだろうと思いきや、主人公はそんなことは一切せずに真っ先に銀行から大金を盗んできます。
この時点でおいおい、こいつ人間としてどーよ?なんて思うのですが、その主人公を追うサミュエル・L・ジャクソンは悪者という設定もなんだかおかしい気もしますよね。
その悪者達も、
「ジャンパーは存在してちゃアカン!今すぐ殺ちてやるわーい!」
なんて言い放っておきながら、必ずへんてこりんな電撃ビリビリロープで捕まえようとして必ず逃げられるというちょっとお粗末な展開。
その後も主人公君は超マイペースでジャンプしまくり。
予告編をご覧になれば殆ど分かります。見どころと言えるようなシーンはすべて予告編に入っておりますし。もはやあのスピード感のある予告編を観てた方が100倍興奮するくらいですので、まぁちょっぴり観光気分は味わえたものの、もう少し監督には頑張って欲しかったですね〜。
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