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仁義ある戦い
2021/1/13 22:53
by
odyss
戦後の日本を舞台に、ヤクザとなった男の人生を年代記的にたどった映画。
ヤクザらしいシーンはそれなりに出てきますが、次々と事件が起こるので一つのエピソードがあまり重みを持たない。
結果、全体の印象がどこか平板になっている。
右翼の大物がマスコミの軽薄さに抗議して・・・という実在の事件も出てきますけど、やはり数あるエピソードの一つとして出てくるので、あまり衝撃性が感じられません。
結局、奥さん役の柳ゆり菜の印象だけが強くなっている。
でも、年代記映画なんだから晩年にはもう少し老けないとまずいんじゃないか。
晩年は東南アジアに出かけて、戦後すぐの時代の日本と同様に貧しいと感じるあたりは、時代の変遷を感じさせて悪くなかったかな。
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