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役所広司の独壇場
2021/2/14 22:16
by
ぶーたんたん
最後に服役した殺人罪を含めて前科十犯、
人生の大半を刑務所で過ごした主人公(役所広司)
今度こそ真っ当に生きようと決意するも、
世間はそれほど甘くはなく・・・。
主人公の役所広司の独壇場。
その存在感に圧倒されました。
挫折しそうになる主人公を温かく見守る人たち、
弁護士夫妻(橋爪功、梶芽衣子)役場の職員(北村有起哉)
スーパーの店長(六角精児)姐さん(キムラ緑子)
それにテレビディレクター(仲野太賀)
瞬間湯沸かしの直情の性格が災いし、
何度も踏み外そうとする寸前に彼らに助けられるが・・・。
なんとも切ない。
先日観た「やくざと家族」と少しオーバーラップ。
世間からはみ出してしまった人たちが生き難い時代を、
両作品とも真正面から我々に問いかけています。
仲野太賀がいい味出しています。
長澤まさみはなんで出たんでしょう?
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