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小ネタは良かったんだけどねえ
2012/2/24 22:11
by
影無茶
ある意味この半年で一番期待した作品です。
期待値が知らぬ間に高止まりしてしまったかなあ。
都合良すぎるストーリーと何故?何故?のオンパレードでした。
ウィルが初対面のハミルトンをあの時点で助ける理由が今一よく分からない。
レイチェルが乗るバスって目的地まで停留所はないの?
あ〜全区間定額なんだね(ほんまか!)
シルビアはウィルに一目ぼれかよ!
(あ〜それはあるかもね)
全裸で海で泳いで、いつの間にビシッと服着るの。
銀行を襲った時のあの車はどこで手に入れたんでしょう?
タイムキーパーって自身の時間にはもっと注意払うでしょう、普通。
ああ、その為にガードマンにサングラスかけさせたんだな。
(逃走中のハンターかよ)
これでもかこれでもかと無理やり自分が描きたいストーリーに観ている者を引っ張っていく力技にはおそれいりました。
労働対価も食事も交通費も、とにかく全てが時間でやり取りされるというアイデアは素晴らしく、
そこらあたりの描写はとても面白かったです。
いずれにしても惜しいですね。
これを観て私だったらもっと上手く本を書くのにと思った脚本家は多いと思いますよ。
映画に対しては比較的寛容な私ですが、ちょっと厳しい評価になりました。
作品自体の評価は極めて低いですが、小ネタの面白さとヒロインの魅力、主人公にトレインスポッティングの若きユアンマクレガーをダブらせる事が出来たので満足度は40点という事で・・。
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