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ジョーイに絡んだ人達は・・・
2012/3/23 23:16
by
影無茶
奇跡の馬ジョーイ。
ジョーイが戦争の中でどのように人とかかわり、幾多の困難を乗り越えて生き続ける事が出来たのか。
ジョーイにかかわった人達は皆、心根が優しくなっていきます。
それがジョーイの不思議な力なのでしょう。
アルバとの出会いでも飲んだくれの父親がジョーイに一目ぼれしなければ競りであれほどの無茶はしなかったでしょう。
それもジョーイの持つオーラなのです。
しかしジョーイに関わった人達の運命は・・
これはスピルバーグ流の反戦映画です。
ジョーイが見動きが取れなくなるシーンでの兵士達の行動。
いかに戦争が愚かな行為か。
ジョーイを通してスピルバーグは訴えかけてきます。
彼の演出はいつもストレートです。
それが物足りないと思う向きもあるでしょうが、心に残る映画を多く生みだしてきた手腕はさすがというしかありません。
キネ旬で読みましたが、この映画客入りがおもわしくないようです。
残念ですね。
3人がこのレビューに共感したと評価しています。
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Re: ジョーイに絡んだ人達は・・・(←なるほどそう言った観方も出来る映画ですね♪)
2012/3/27 22:11 by
HALU
影無茶さん。こんばんは。
HALUです。
お邪魔させて頂きます。
> ジョーイにかかわった人達は皆、心根が優しくなっていきます。
> それがジョーイの不思議な力なのでしょう。
> それもジョーイの持つオーラなのです。
> しかしジョーイに関わった人達の運命は・・
> これはスピルバーグ流の反戦映画です。
> ジョーイが見動きが取れなくなるシーンでの兵士達の行動。
> いかに戦争が愚かな行為か。
> ジョーイを通してスピルバーグは訴えかけてきます。
そうでしたね。
そう言われて観れば、ジョーイに関わった人達の運命は・・・って感じの映画でしたね。
> 彼の演出はいつもストレートです。
> それが物足りないと思う向きもあるでしょうが、心に残る映画を多く生みだしてきた手腕はさすがというしかありません。
そうでしたよね。
トニー賞に輝いたパペット細工の舞台劇の方も、原作児童文学小説も未読ですが、NHKの「クローズアップ現代」でのスピルバーグへのインタビューでは無いですが、この時代だからこそ、反戦映画の形式を採った夢のある映画が求められるのでしょうね。
> キネ旬で読みましたが、この映画客入りがおもわしくないようです。
> 残念ですね。
そうですよね。
ジョーイをはじめ馬さん達の演技が、実に素晴らしい、非常に、良く出来た映画だけに観客の入りが芳しくないのは残念ですよね。
本レビュー投稿には同感でした。
それでは失礼致します。 -
Re: ジョーイに絡んだ人達は・・・
2012/3/29 0:20 by
影無茶
HALUさんこんばんは。
いつもいつもレスいただきありがとうございます!
ほんと嬉しいです。
そうなんです。
生命力の強いジョーイですが・・・ねっ、ある意味理不尽ではあります。
えっ!そんな・・・って感じですよね。
>ジョーイをはじめ馬さん達の演技が、実に素晴らしい、非常に、良く出来た映画だけに観客の入りが芳しくないのは残念ですよね。
ほんとそうです。
お馬さん達の表情はCGじゃないかと思ったほど迫真の演技でした。
出来るだけ多くの人に観て欲しい映画ですね。 -
Re: ジョーイに絡んだ人達は・・・
2012/4/4 9:45 by
玉川上水の亀
お早うございます、影無茶さん。
玉川上水の亀です・
私も、やっと観てきました。
> 奇跡の馬ジョーイ。
> ジョーイが戦争の中でどのように人とかかわり、幾多の困難を乗り越えて生き続ける事が出来たのか。
>
> ジョーイにかかわった人達は皆、心根が優しくなっていきます。
> それがジョーイの不思議な力なのでしょう。
> アルバとの出会いでも飲んだくれの父親がジョーイに一目ぼれしなければ競りであれほどの無茶はしなかったでしょう。
> それもジョーイの持つオーラなのです。
元々、根っからの動物好きなので、乗馬も含めて馬が好きですが、ジョーイをはじめとして、この映画に登場する馬達は美しくて、何度も見とれてしまいました。
原作が児童文学ということもあり、ファンタジックな要素の強い作品ですが、奇跡の馬であるジョーイを中心に、優しさや希望がリレーのバトンのように、人々を渡っていく展開が良かったと思います。
> しかしジョーイに関わった人達の運命は・・
> これはスピルバーグ流の反戦映画です。
> ジョーイが見動きが取れなくなるシーンでの兵士達の行動。
> いかに戦争が愚かな行為か。
> ジョーイを通してスピルバーグは訴えかけてきます。
>
> 彼の演出はいつもストレートです。
> それが物足りないと思う向きもあるでしょうが、心に残る映画を多く生みだしてきた手腕はさすがというしかありません。
>
私のレビューでも書きましたが、静かに心に染みるトーンで、スピルバーグ監督は「反戦」を訴えていて、心を揺さぶりました。
> キネ旬で読みましたが、この映画客入りがおもわしくないようです。
> 残念ですね。
私は、4月1日の映画の日に行ったせいか、8割ぐらい客席が埋まっていました。
アカデミー賞は受賞出来なかったけど、良い映画なので、もっと多くの人々に観て欲しいと思います。 -
Re: ジョーイに絡んだ人達は・・・
2012/4/5 9:43 by
影無茶
玉川上水の亀さんおはようございます。
いつもレスありがとうございます。
>元々、根っからの動物好きなので、乗馬も含めて馬が好きですが、ジョーイをはじめとして、この映画に登場する馬達は美しくて、何度も見とれてしまいました。
鍛えられ、愛情を受けた馬は本当に美しいですね。
競走馬でも発達した筋肉、毛づやの美しさ、見とれてしまいます。
この映画に登場する馬もほんと素晴らしかったです。
>原作が児童文学ということもあり、ファンタジックな要素の強い作品ですが、奇跡の馬であるジョーイを中心に、優しさや希望がリレーのバトンのように、人々を渡っていく展開が良かったと思います。
物語の中心にジョーイがいて、ジョーイに関係する人達がどのようにジョーイの運命を変えていったのか・・という構成でしたが、その方法は正解でしたね。
もしアカデミー賞主演男優賞に「戦火の馬」から選ばれるとしたらジョーイでしょう。
>私のレビューでも書きましたが、静かに心に染みるトーンで、スピルバーグ監督は「反戦」を訴えていて、心を揺さぶりました。
「静かに心に染みるトーン」
正に言い得て妙です。
スピルバーグは誰が何と言おうと屈指の監督です。
>私は、4月1日の映画の日に行ったせいか、8割ぐらい客席が埋まっていました。
アカデミー賞は受賞出来なかったけど、良い映画なので、もっと多くの人々に観て欲しいと思います。
さすが東京!
やはり映画というのはたくさんのお客様が入った状態で見なければだめです。
(広い座席で ^^ゞ)
昔、都会に住んでいた頃満員の映画館で「ジョーズ」を観に行った時、最後ロイシェイダーが散弾銃ぶっ放した時、館内は拍手が起きました。
この連帯感は凄かったです。
やはり昔、都会に住んではいましたが、ガラガラの映画館で「がんばれタブチ君」を観に行った時、数人の乾いた笑い声がいつまでも空間に漂っていた感を思い出します。
ではまた。
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