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借りぐらしのアリエッティ

2010年作品

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原点回帰

2010/7/19 23:05 by ゆみはる

小人を描く以上、最重要なのは世界観のリアリティーかと。細かいディテールに「なるほど」と感じる部分もあったが、全体の流れはそれほどでもない。音響に工夫も感じたが、強調してあるシーンに限られ、やはり全体では作り込みに濃淡がある印象。ストーリー展開は、ジブリ作品としては割とあっさりしていて、たぶん「もう少しアリエッティたちの世界を見ていたい」と名残惜しさを感じさせたいのかなと。作品のテーマも、そこにあると思いますが、踏み込んだ解釈は避けます。メッセージ性を出しすぎず、数少ないセリフに込めたところも本作の評価ポイントですし。短い時間内に無理に事件(？)を盛り込んだ印象は残る。
総括すると、初期のジブリ作品のような印象で、テーマをはらみつつサラリと軽やかに描かれ、良くも悪くも基本的。もう少し、じっくり描いてほしかったかな。最近のジブリの中では、子供も単純に楽しみやすい。

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満足度データ

100点: 44人(5%)
90点: 67人(9%)
80点: 141人(19%)
70点: 179人(24%)
60点: 155人(20%)
50点: 65人(8%)
40点: 39人(5%)
30点: 20人(2%)
20点: 12人(1%)
10点: 14人(1%)
0点: 4人(0%)

採点者数: 740人
レビュー者数: 265人
満足度平均: 67
レビュー者満足度平均: 67
ファン: 47人
観たい人: 336人

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内容	> 小人を描く以上、最重要なのは世界観のリアリティーかと。細かいディテールに「なるほど」と感じる部分もあったが、全体の流れはそれほどでもない。音響に工夫も感じたが、強調してあるシーンに限られ、やはり全体では作り込みに濃淡がある印象。ストーリー展開は、ジブリ作品としては割とあっさりしていて、たぶん「もう少しアリエッティたちの世界を見ていたい」と名残惜しさを感じさせたいのかなと。作品のテーマも、そこにあると思いますが、踏み込んだ解釈は避けます。メッセージ性を出しすぎず、数少ないセリフに込めたところも本作の評価ポイントですし。短い時間内に無理に事件(？)を盛り込んだ印象は残る。 > 総括すると、初期のジブリ作品のような印象で、テーマをはらみつつサラリと軽やかに描かれ、良くも悪くも基本的。もう少し、じっくり描いてほしかったかな。最近のジブリの中では、子供も単純に楽しみやすい。 ※ネタばれ、個人・作品に対する誹謗中傷はご遠慮下さい。 ※ネタばれや質問などは掲示板へ
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