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雨に唄えば [DVD]
『雨に唄えば [DVD]』を価格比較。★★★★(82点)『雨に唄えば』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
監督 | ジーン・ケリー, スタンリー・ドーネン |
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出演 | ジーン・ケリー,デビー・レイノルズ,ドナルド・オコーナー |
発売日 | 2005年7月29日 |
定価 | 1,543円(税込) |
価格比較
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2,480円 (税込) 在庫あり。 |
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売り切れ |
商品詳細情報
販売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ |
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発売日 | 2005年7月29日 |
リージョン | 2 |
ディスク枚数 | 1 |
形式 | DVD |
関連商品
ぴあ映画生活ユーザーによる「雨に唄えば」のレビュー
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最高のお菓子♪
2008-12-10 by
星空のマリオネット
構えて観る必要の全くない、徹頭徹尾、最高に甘いお菓子のようなロマンティック・コメディー・ミュジーカルです。
ブロードウェイのダンサーから転身したタップの大スター《ジーン・ケリー》。
曲芸だってお手のもの、ヴォードヴィリアン出身の《ドナルド・オコナー》。
一糸乱れぬこの二人のダイナミックなダンス・バトルが、とにかく凄い。
<Good morning♪>可憐なハスキーボイスの≪デビー・レイノルズ≫を加えた三人のダンスシーンも愉しい。
<Singin’ in the Rain♪>大粒の激しい雨の中、ソロで踊るジーン・ケリー。水しぶきをあげながら街を駆け抜ける彼のダンスは底抜けに明るい。チャップリンを思わせるコミカルなステップだってサービスしてくれる。
でも、正直に言うと僕はジーン・ケリーはちょっと苦手。ダンスシーンでの彼は上体の前傾が深く大きな顔をさらに前方に突き出す感じ。灰汁の強い表情がさらに押し出されるんです。軽やかで姿勢の良いドナルド・オコナーのダンスの方が好きだなあ。
サイレントからトーキーへの移行期、日本でも涙を飲んだ女優さんはいたと思う。この映画は時代の流れをポジティブに笑い飛ばしながら前進する。新進のキャシー(デビー・レイノルズ)も小柄で可愛らしいけれど、間抜けで尊大、島崎和歌子似のリナ(ジーン・ヘイゲン)は妙に可愛げあって面白い。この映画の陰の功労者?
数々の名曲はほとんどが既存のヒット曲だそうですが歌が生きていますよね。ブロードウェイ風ミュージカルシーンもたっぷり。ダンサー≪シド・チャリシー≫の美脚も見事。
ミュージカル映画史上最も多くの人々に支持され続けている娯楽映画、まさしく不朽のミュージカル!
PS
今の時代のダンスショーにも、この時代の演出・振付が生きているんですね。改めて驚きました。 -
名画!
2006-08-08 by
流離
大学生の頃、銀座で観ました。映画館で観られたことを、幸せに思っています。ジーン・ケリーが踊る雨の中に、自分もいるようだった!「映画を楽しむこと」を教えてくれた映画です。
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ミュージカルとは本来こういうもの
2005-11-12 by
オーウェン
ミュージカルがもつ本来の楽しさとはこういう作品♪
観ているだけでも楽しいし、心がウキウキするという表現がピッタリ!ジーン・ケリー本領発揮のタップダンスが何より素晴らしい♪
雨の中で歌い踊るあまりにも有名なシーンはもちろん、ドナルド・オコナーの芸達者ぶりにも魅せられる!スタジオでの踊りに壁を使う一回転。チャップリンにも共通するサイレントの笑いがてんこ盛りですごすぎる!
デビー・レイノルズとの3人組での「Good Morning」も最高に楽しいし、ブロードウェイ・ミュージカルの再現もいいです♪
サイレントからトーキーへ。時代の変遷を確実に捉えた題材。50年以上前とはいえ今観ても最高に楽しめます♪ -
木偶と踊れば
2013-02-13 by
kotorin
Singin' in the Rain
ジーン・ケリー、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズ、ジーン・ヘイゲン、シド・チャリシー
監督 スタンリー・ドーネン、ジーン・ケリー MGM作品
サイレントからトーキーへの移行期、
初めてトーキー作品に挑む俳優たちを描くミュージカル。
当時の大スターや名作のパロディーがいっぱい。
なめらかでバネの効いたケリーのダンスはいうまでもありませんが、
人形と踊り、壁を駆け上がるオコナーの
体力の限界に挑むような、それでいてコミカルな動きも圧倒的。
レイノルズの溌剌とした、しかし
お色気に欠けるダンスを補うのがシド・チャリシー。
殆ど素足で風に靡く白いシフォンの布と戯れる様は恍惚とさせる美しさ。
ヘイゲン演じる悪声のサイレント女優が憎めない。
人気を鼻に掛ける鼻持ちならない女だけれど、どこか可愛くて、
ラストでは意地悪なのはどっちだろうと思ってしまいました。
ヘイゲンは実際は落ち着いた声の持ち主で、
「Would you」のシーンの台詞は彼女自身の声だそうです。 -
ジーン・ケリーにむかついた。
2005-09-17 by
R
私の知り合いはミュージカル映画が大嫌い。見ていると恥ずかしくなってくる…というのである。私は、アメリカ人がやっているからと思えば恥ずかしくないよ、と言ったような覚えがある。しかし、どうしてだろう。私は、この映画を見た時、何なんだ…とショックを受けてしまった。つまり、そのショックというのは主役のジーン・ケリーの歌や踊りに魅せられるというよりも、むかついてしまったのである。これ見よがしにタップダンスを披露するジーン・ケリが、だんだんとこれは自慢?あんた踊りが上手いのは分かったよ…と嫌気に変わり、ミュージカル映画の好きな私が思ってしまったのだ。ジーンケリーの類まれなその才能は分かった。しかも、自らが監督してしまったことがこの作品の残酷さだ。ストーリーが、主役の自分の都合のいいように描かれ
、主役に好感がもてなかった。あの主役をもっと「ダメ男」にしたら、もっといいものが出来上がっていたのではないだろうかと思う。
これは、映画として見る作品ではなかったのかもしれない。 -
君は僕の運命の星!
2020-07-22 by
ゴン吉
無声映画からトーキー映画への移行期のハリウッドを舞台にしたコメディーミュージカル映画。
人気スターのドンとリナは長年カップルで出演し、周囲からは結婚がささやかなれる仲。
ある日ドンは、歌も踊りも上手い駆け出しの新人女優と出会い、好意を持つ。
そんな折、ライバル会社がトーキー映画で大好評を得るが…
タップダンスや歌が素晴らしい作品です。
「Singin' in the Rain」や「Good morning」などの名曲の数々が楽しめます。
照明や色彩も鮮やかで奇麗です。
ドンが雨の中で踊りながら歌う「Singin' in the Rain」は名シーンですね。
ミュージカルの傑作です!
第10回 ゴールデングローブ賞にて最優秀主演男優賞を受賞(1953年)
BS TVで鑑賞 -
前評判通りの作品でした。
2019-08-24 by
映画男子
テレビ放映で観た。
物語の進みが遅いので中々集中できずにいたら、ジーン・ケリーの有名な雨の中でのシーンが始まりました。ここでひとり演技の素晴らしさを堪能できました。まるで雨を子供の頃の遊び道具のように楽しんでいるかのように素晴らしかったです。一番のお気に入りは道路の水たまりに足をいれたり、道路と歩道縁を飛んだり、そして傘を手毬のように扱った場面は圧巻の一言でした。前評判通りの作品でした。 -
完璧!
2019-06-30 by
バナバナ2
ジーン・ケリーの映画を初めて見ました。
子供の頃のイメージは、ハリウッドの50年代のミュージカルスターは、フレッド・アステアが一番で、ジーン・ケリーは二番煎じなのかなと、失礼ながら思っていたのですが、今作を見ると、ダンスだけでなく、歌やアクション、コメディと凄く多彩な人だったんですね。
特に、こんなにアクションも出来るとは!
本作は雨の中を踊っているシーンが有名だったので、まさかストーリーが1927年のサイレントから、トーキーに移り変わろうとする時期の業界暴露話だとは思っていなかったので、大変面白く観る事ができました。
美しいのに、底意地が悪く自分勝手な売れっ子女優だとか、スタジオのセットの様子だとか、映画はこういう風に撮られているのかと、当時の観客の人が観た時に内実が分かって、かなり斬新だったでしょうね。
主人公ドンの幼馴染で相棒コズモ役のドナルド・オコナーも、ケリーに負けず劣らずのダンステクニックや面白い動きで華を添えていて、当時は芸達者な俳優がたくさん居たんだなと思いました。
映画が始まった時点で既にトーキーの大スターだったケリーの役ですが、冒頭で、実は貧しい生まれながらも、子供の頃から相棒コズモと現場で叩き上げてきた実力者だという事を、短い時間で面白く、尚且つサラッと見せていたりと、演出的な部分でも無駄な部分が全く無く、それでいて豪華だったので、パーフェクトでした。
ジーン・ケリーの他の作品も観てみたいと思います。 -
ミュージカル映画の最高峰!
2014-06-10 by
すかあふえいす
「バンド・ワゴン」に並ぶミュージカル映画最高傑作。
ミュージカルって甘ったるいメロドラマや悠長な歌で退屈してしまう映画が多いが、この作品はとにかく踊って踊って踊る!
ジーン・ケリーやドナルド・オコナーの物凄いダンス、デビー・レイノルズのパワフルな歌声。何気に暗黒街の情婦役でシド・チャリシーも出てんだね。「バンド・ワゴン」のチャリシーは凄えぜ。
ジーン・ケリーが剣戟映画のような動きをする場面は、自身も出演したジョージ・シドニーの「三銃士」へのオマージュがあるそうだ。
スケート靴で街を走り抜けるシーンが良い例だ。雨が振るなら土砂降りの中でも歌い続ける!そういう腹の底からエネルギーが沸き立つ作品だぜ。「雨に唄えば」の旋律が心地良い。
物語はサイレントからトーキーに移り変わろうとする時代。
「ジャズ・シンガー」のエピソードや、サイレント作品を無理やりトーキーにしようとする話はハワード・ヒューズの「地獄の天使」辺りのエピソードだろうか。
ジーン・ヘイゲン演じるリナは、サイレントという「温床」で悪声でも問題なかった時代の終焉を物語る。
「ハリウッド・レビュー」の“悪声オンパレード”で一体何人の俳優が地の底に堕ちていった事か。
舞台出身で声は問題なかったキートン等も、サイレント時代のイメージと合わないというだけで姿を消していってしまう。
サイレント時代の終わりは、同時に舞台でセリフやダンスを磨き上げた叩き上げのトーキー(喋る)役者たちの時代の到来だ。
ボードヴィル等で活躍したジェームズ・キャグニーやポール・ムニといった語りで魅せる役者たちのな。
そういうストーリーがあるが、終盤の華麗なダンスの数々はセリフが無くとも圧巻なサイレントの「魅せる」演出だ。それが面白い。美しい映像だ。
ジョージ・ラフトもどきが何人も出るのがまた(笑)
キャシーが表舞台に出るラストは感動的だけど、リナはちょっと可哀想だなあ・・・なんて。
それにしても、ジーン・ヘイゲンは本当に名演だ。
ジーン・ヘイゲンの事を甲高いオバサンくらいに思っている人は、ジョン・ヒューストンの「アスファルト・ジャングル」を見てみると良い。
低いトーンの女性らしい声なのだから。これが本来の彼女の声だ。
本当は上手いのに、ワザと下手なフリをするというのは簡単に出来る芸当じゃない。正しく彼女は女優である。 -
魅力たっぷり
2010-09-23 by
レオバート
すごく楽しくなれる映画! 本当に素晴らしい!
音楽は最高の一級品。
ダンスは真似したくなる!
ドンとコズモ(特にコズモ)のキャラがホント良い!
こーゆーキャラクターは本当に魅力たっぷり。
一方リナはむかつく程嫌なキャラですねw
ですが、そのキャラだったからこそ
ラストがあーゆー展開になるのですね!
ギャグも良い。
思わず笑ってしまった。
この映画の主題歌を聞くと思わず踊りたくなりますね^^