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あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 砂の器 [Blu-ray]

『あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 砂の器 [Blu-ray]』を価格比較。★★★★(78点)『砂の器』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 砂の器 [Blu-ray]
78点
監督 野村芳太郎
出演 丹波哲郎,加藤剛,森田健作,加藤嘉,緒形拳
発売日 2014年10月3日
定価 3,564円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 松竹
発売日 2014年10月3日
ディスク枚数 1
形式 Blu-ray


ぴあ映画生活ユーザーによる「砂の器」のレビュー

  • 90点 思わず涙がこぼれた

    2008-07-29  by tamakazu

    なんと地元の図書館の無料上映で観る事が出来ました。古いテープでの上映で画面も粗いものでしたが、待望の観劇となりました。
    映画の緩慢な始まりと途中まで解決の糸口すら見出せない展開は、迷宮入り事件の典型のような流れで、観ているこっちは苛立ちすら感じました。一方ロードムービー的な風情は鉄道旅行好きには堪えられないものでした。また二人の刑事が積み重ねる捜査でつながってゆく事件の経緯が、不幸な因習と素朴な善意の中で解きほぐされて行く過程に、いつの間にか映画に魅入ってしまいました。
    特に、事件の全容を語る永いながい回顧シーンには(われながらビックリしたのですが)両目から涙が流れていました。映画に泣かされたのは本当に久しぶりのことでした。それだけこの映画が重厚に丁寧に作られていたのだと思いました。
    まだ素朴さが残る昭和30〜40年代の日本の風景や風俗は映画ならではの迫力があり、田舎育ちの自分の幼少の頃とダブらせてひたすら懐かしく感じられました。またその頃、田舎にも当時の言葉で「こじき」がたまに訪れ、その都度祖母らがお米を渡していたことなどを柱の影から覗いていたことを思い出していました。高度成長下の社会にはそんな置き去りにした人々がいたことを思い出していました。
    松本清張氏の小説はこれまでもいくつか読んで来ましたがこの「砂の器」は読まずに来て、今回は正解だったように思いました。氏の小説には単なるサスペンスを越える(それが愚かであっても)人間性に満ちたものを感じられますが、この映画にもそれは損なわれることなく存在していたと思います。
    また出演者にはすでに鬼籍に入った方も多くいらっしゃいましたが、皆当時の大スターやスタッフの大集合で当時の松竹の力の入れ様が感じました。
    なお、涙を流す夫の横で、サスペンス好きで都会育ちの妻に「だらだらして詰まんなかった」といわれてしまい、かなり寂しい思いをした次第です。

  • 100点 だって、丹波が泣くんだもん…

    2009-03-24  by 黄金のキツネ

    4回目の鑑賞でした。
    やっぱり泣きました。わかっていたことですが。
    悪いのは丹波です。
    だって、あの丹波哲郎が泣いてしまうんですから。

    …なんて言い訳をしたくなるくらい涙がこぼれました。

    父と子の巡礼の旅です。
    心が通い合っているのはこの父と子、たった二人だけです。
    世間には沢山の人々が暮らしているというのに。
    それだけになんと深く、そしてなんと固い絆なのでしょう。

    その背景には厳しく、そして優しく、そしてなによりも美しい日本の風景が描かれています。四季の中で暮らせる日本人であることをうれしく思います。しかし、優しく美しくそして香しい季節ではあっても、世間の仕打ちは残酷です。自分もまたそのような世間のひとりであることを突きつけられてしまいます。

    唯一、雨の中で雑炊を作って笑いあう姿に、少しだけ救われます。苦難の中では小さな幸せがなににもまして貴重であることをここで教えられます。

    ですが、「善意」と「優しさ」と「真面目さ」、そして「立派さ」と「正しさ」が、二人に呵責なく襲いかかり別れを強います。その切なさと残酷さ。道徳・社会の規範、あるいは善意と称されるものが、抗うことのできない力で二人の間を引き裂きます。

    望まれるはずのものが望まれないという、この矛盾。それを理屈ではなく身体で知っていたからこそ、父親は写真を見て慟哭し、息子には殺意が芽生えたのでしょう。

    ああ、なんか分かったような感想を書いています。そんなんじゃないんです。二人の感情は憶測することしかできません。ただ分かるのは、自分の常識や善意を、「絶対に正しいもの」、として他人に押しつけると、ときには正反対の効果、あるいは悲劇を招くことがある、ということくらいでしょうか。

    美しい風景。父子の情。悪意、そして善意。しかし善意にすら潜む大きな陥穽。これらを素晴らしい音楽とともに描いてくれました。多くの人が泣いてしまう、そして泣くことが分かっていても観てしまう、そんな邦画の傑作です。

  • 90点 映画音楽と映像との幸福なシンクロ

    2008-09-07  by 星空のマリオネット

    最も泣かせる日本映画の中の一本だと思います。

    和賀の一世一代の晴れの舞台。ステージには自身の新作ピアノ協奏曲「宿命」を奏でる彼がいる。
    ピアノを一心不乱に弾き振る彼に去来するものは、美しくも厳しい日本の四季を遍路する孤独な二人の影。幼い頃の彼自身と父親の二人です。人々から蔑まれ安住の地を求める、終りのない凍てつくような道行き。切っても切れないかけがえのない存在だった父親。

    極貧から這い上がり今まさに名声を得んとする彼は、父の親心も知らず過去を封印してしまう。
    自らの過去を秘かにぶつけた楽曲「宿命」のうねるような旋律とピアノの荒々しいタッチが、大自然の中の芥子粒のような二人の姿とダブり、観る者、聴く者の心を昂ぶらせます。
    彼の鬼気迫るピアノと、オーケストラが奏でる優しい安堵の響きが、父親に対する強い愛情の存在を観客に確信させてくれます。
    カタルシスの極致です。
    涙なくして観ることができない、45分間にも及ぶフィナーレにいたる長丁場!

    ところで、この映画の背景について一言。
    野村芳太郎監督とプロデューサー兼脚本家の橋本忍。本作はこの二人の14年越しの執念が結実した作品です。忌み嫌われる暗いテーマであるがゆえに、映画化を渋ってきた松竹。橋本プロとの共同制作ということで突破口を開いた二人。

    二人の思いを受けたカメラマン川又昂の映像も凄い。
    オープニングシーン。ダークなオレンジ色に輝く海をバックに、黒いシルエットとなった砂の器が吹きすさぶ風の音とともに崩れていく・・・
    父と子に容赦なく吹き付ける風の存在を意識させる、四季の風景が美しい。

    PS
    川又は小津安二郎監督の撮影助手を長く務めた経験があるそうです。「彼岸花」もそう。
    日本各地の美しい景色を映像に収めてきた松竹映画の伝統を、川又がしっかりと受け継いでいたことで「砂の器」が成立したように思います。
    本作の脚本を橋本忍と共同で執筆したのが山田洋次。日本各地の美しい四季を映す伝統は、寅さん映画において山田洋次監督が継承していたのですが・・・

  • 100点 心に響く傑作!

    2007-01-28  by こわれもの

    貧乏、病気、決して消すことの出来ない親子の血縁関係‥映像もGOOD!音楽もGOOD! 涙涙涙‥本当に心に響く傑作です!方言からの推理が踊る大捜査線に活用され嬉しいかぎり

  • 40点 カメダ…

    2009-03-18  by アキラ

    山田洋次が脚本に加わり渥美清が映画館のオーナー役で出演していたバージョン。線路脇で発見された身元不明の他殺体の謎を追う刑事たち。犯人と思しき男との会話でホステスが偶然耳にした「カメダ…」という言葉の謎を追ってベテラン刑事が東北を駆け回る。一方、東京では返り血を浴びたであろう犯人の白シャツの行方を追って若い刑事が駆け回る。だが彼らが答に辿り着く寸前に事態は次から次へと急変。あまり私好みのシナリオではない。とことんまで空回りな空しい捜査の果てに見えるメロドラマと響く芥川也寸志の名曲。ほぼ音楽の力ありきな内容。後半30分位はコンサートを聴いてる気分でした。

    4Kスキャナーによる高画質のテレシネで劇場の画質の再現を売りにしたDVD版を拝見。だが、いくら高画質でデジタル化した所で民生機のアウトプットが追いついていない現状では意味がない。近年やっとHD画質が明確に出るモニターやブルーレイなどのDVDのデータ形式が一般市場に浸透したが、その数十倍のクオリティを誇る4Kのデータなんて違いが分るプロジェクターも再生機もプロの現場ですらほぼ見かける事はない高級機材。35ミリの映写機でも買った方がよっぽど安い。フィルム品質に追いつけないビデオ開発の独りよがりな独走。良い画質で茶の間に届けたかったらアウトプットの安く良い機材開発の手を抜いちゃいけない。

  • 70点 原作も映画監督もダメ。

    2013-04-09  by ニコラ

    よかった点は、@恥ずべき差別を明るみに出した勇気、A音楽、B日本全国の懐かしい景観。悪い点は、Cシナリオがご都合主義、D長過ぎる、E説明が多過ぎる、F順風満帆(じゅんぷうまんぱん)を(まんぽ)って言ってた、G殺した理由がよく分からない、などなど。良い作品だがもう一度見る気にはならない。

  • 90点 心が痛んだ。

    2004-06-12  by 雪勢

    確かに、事件解決への糸口は偶然の連続。
    偶然に偶然が重なって、事件は核心へと近づいていきます。だから設定的にちょっと苦しいところも。
    でも、そんなことはどうでもいい。
    哀しいくらいに、登場人物が皆真剣に生きてます。

    命よりも大事なものなんか絶対に無い。
    でも、それでも、殺人を犯した主人公の引き裂かれた心が伝わります。

    本当に主人公親子を大事に思い愛し続けていた人と、あんな形で再会。
    そして、その人からの要求。
    本当なら誰よりも主人公本人が望んでいた内容でしょうに。
    父親への、本当の想いがどうしようもないほど膨れ上がったでしょう。

    何だかもう、やるせなくて仕方ないです。

    ドラマなんかいらない。
    全ての人が生きて幸せに在ることが出来る世界が来るのなら。

    丹波哲郎の、後半の音楽とリンクしながらの語りが、素晴らしかったです。
    泣きました。

  • 80点 ただそれだけ。

    2009-10-06  by J

    この映画は

    日本には美しい四季があり
    人には過去がある。
    そして時にはそれが
    思いがけない痛打を浴びせてくることもある。
    一組の親子の、熱く哀しい物語だ。

    ただそれだけ。

    PS
    この映画を観ることを勧めてくれた
    桃山学院の沖浦和光氏に感謝。
    氏が情緒豊かに話された
    「流れ者」「無宿者」「巡礼者」といった
    社会から排除された者たちの
    哀しみの民俗学的視点がなければ
    ボクはこの映画に出会うことはなかっただろう。

  • 90点 どちらも名作

    2005-06-26  by Ashleyroad

    私は、中居君が主人公を演じた方のドラマ版を先に見て感動し、その後に加藤剛が演じた映画版を見ました。

    中居君の方は、現代風にアレンジされていましたが、犯人がなぜ殺人を犯すに至ったか…が丁寧に描かれていたのに比べ、加藤剛の方はその点の描き方がいまいちだと感じました。

    どちらの作品にも共通して言えるのは、美しい日本の景色、心に響いてくる音楽、俳優の名演技…etcが素晴らしい!ということです。まさに名作、傑作と言えると思います(^-^)

  • 100点 鳴り響き続ける音楽

    2005-06-29  by 未登録ユーザTERU

    今回、実に二十数年ぶりに映画館で観た。感動は二十数年前とほぼ同じであった。とくに、演奏会が始まるあたりからはノックアウトである。もう、大号泣。
     初公開当時、鑑賞後原作を読み、その雰囲気の違いに驚いたものである。
     確かに、不思議な映画ではある。・・・最初から疑問だったのが、殺すだろうか?ということ。感動し、大号泣しながら、疑問に思っていた。
     今回、見直し、思ったことは、こんなに美しい音楽を作るほどすばらしい人間が殺人を犯すという宿命の厳しさ。
     
     この映画の成功の要因は、前半の事件の捜査への興味から、後半謎解きを音楽と日本の四季を背景に撮ったその構成である。
     それと同時に今回感じたのは、加藤剛とその子役の演技である。彼らの表情は決して殺人者のそれではないが、そのことが却って心かき乱すのである。

     この映画の音楽は約30年間心のどこかで鳴り響いていた。これからも鳴り響き続けるであろう。

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