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月と雷 [DVD]

『月と雷 [DVD]』を価格比較。★★★☆(70点)『月と雷』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

月と雷 [DVD]
70点
監督 安藤尋
出演 初音映莉子,高良健吾,草刈民代,藤井武美,黒田大輔
発売日 2018年3月7日
定価 5,076円(税込)

 

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月と雷 [DVD] 3,876円 (税込)
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月と雷 [DVD] 売り切れ  

 

商品詳細情報

販売元 TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
発売日 2018年3月7日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「月と雷」のレビュー

  • 0点 勝手なことを喋るだけ

    2021-01-07  by ニコラ

    の作品です。小説をもとにした映画に多いように思う。原作の文章を俳優がペラペラ語って意味あると考える映画関係者がいることに開いた口がふさがらない。タバコ6本。

  • 90点 アンチヒロインは透明なブラックホール

    2019-09-09  by 是々&非々

    日本映画に新たにひとり、とんでもないアンチヒロインが登場しました。
    この映画で「直子」を演じる草刈民代です。
    正確に言えば、主人公は初音映莉子演じる「泰子」なんだけど、「直子」の圧倒的な存在感が、重く印象に残ります。

    あえて「存在感」という言葉を使いました。ただ、実際には「直子」の輪郭はとても曖昧です。ほとんど「動く」ということがありません。ただ、酒を飲む。煙草を吸う。テレビの前に座って画面を眺める。その姿は、まるで居間に上がり込んだハシビロコウのようです。ときどき「まずくて食えない」カレーを作ったりして、みんなを困らせます。

    そんな「直子」が、なぜ「アンチヒロイン」に思えるのか。

    たぶん、周囲の空間や、さらには光さえもねじ曲げ、あらゆる物質を体内に取り込んでしまう、彼女は、そういう「ブラックホール」だからです。「洞(うろ)」だけを抱えた、透明な「ブラックホール」です。

    けれど、この「ブラックホール」は、なぜか「予定調和」を忌避します。「定住」の気配を感じた刹那、彼女は「漂泊」します。寅さんのように「戻るべき柴又」を持たず、ただ単にふわっと漂泊してしまう。こういう人が身内にいると、とてもやっかいですね。

    「放浪」「漂泊」を志向するするタイプの人というのは、でも、世の中にはたくさんいます。そういう人が、たとえば「どうしようもない私が歩いている」とつぶやけば、山頭火のように国語の教科書に載ることができたかもしれない。切り絵の才能があれば、山下清にだってなれたかもしれない。

    でも、普通の人にはそんなものはない。もちろん「直子」にも、ありません。詩を生み出す言葉も、色彩で世界を表現する才能も、なにもない。なにもないはずなの「直子」は、ただその「存在」の磁力によって、出会う人たちを(その人生を)歪めつづけて漂泊します。

    「直子」は、角田光代原作映画に特徴的な「逃げる女」の系譜に連なります。
    「八日目の蝉」の井上真央も「紙の月」の宮沢りえも、それぞれの事情を抱えて逃げました。逃げて逃げて、けっきょく彼女たちはどこに行きつけたのか。行き着く「場所」を追い求めるのが、彼女たちの人生です。

    でも、さしたる理由もなく逃げる「直子」は、行き着く場所など求めません。「約束の地」を求めてあくせくすることなど、はなから眼中にない。まさに究極の「逃げる女」です。

    いっぽう、「直子」に人生をゆがめられたのではと疑う「泰子」。

    いまの自分の人生は、なにかの「因果」があっての「結果」なのだと思いたい。ぱっとしないいまの自分に「理由」がほしい。「説明」がほしい。

    でも、その「泰子」に「直子」はつぶやきます。

    「もしも、なんて、いくら考えてもどうしようもない。だったらそんなことを考えないで、今日一日をなんとか終わらせる。そうすれば、かならず明日になる。」

    つまり、努力をした、その結果として「明日」が来るわけではない、ということですね。因果の流れなんて、「直子」には関係なかった。そんなものとはいっさい無縁に、ただ風として「存在」している。今日吹く風とは関係なく、明日は明日の風が吹く。まるで、スカーレット・オハラではないですか。ただ、「直子」は、生きるための「土」をいっさい必要としないスカーレット。「直子」が最強のアンチヒロインに見える所以です。

    そんな「直子」を反面教師にするかのように、「定住」を志向する「泰子」。その志向は強固なもののようにも見えます。

    でも、おそらく、そうは問屋が卸さないでしょう。泰子の選び取った「定住」には、もうすでに「直子」の呪縛が取り憑いています。

    「漂泊」を胚胎した「定住」。

    泰子に待ち受けているのは、間違いなくそんな人生で
    す。

    それならそれで、別にいいのかもしれません。
    「直子」のつぶやきが「泰子」にはまたまた聞こえてきます。

    「何かがはじまったらもう、終わるということはない、あとはどんなふうにしても切り抜けなきゃなんないし、どんなふうにしたって切り抜けられる」

    タイトルの「月と雷」という取り合わせは、なんとなく「狐雨」(天気雨)を思わせます。月夜にひかる雷は、晴れた空から降る雨みたいなもの。月と雷、青空と雨、どちらも二つの現象の間に、因果の関係はありません。

    「因果」の束縛から逃れることができたら、そこに広がるのは真の意味の「自由」なのでは。原因だの結果だのを考えるのではなく、ただ、いまを生きて、そして切り抜ければいい。「直子」のつぶやきは呪文となって、「泰子」の頬に笑みを浮かばせます。

    アンチヒロイン「直子」の遺伝子は、かくて「泰子」へとリレーされた・・・

    のでしょうか。あまりむやみに無造作に、手渡されたくない襷(たすき)だなあ、とは思いました。中途半端な覚悟で受け取ると、すぐに手足にからみついて、にっちもさっちもいかなくなりそうで怖いです。

  • 60点 そんなに珍しくもない日常

    2017-10-27  by hikarururu

    期待していた分、なんだか、とても物足りなかったのです。
    そんなに珍しくもない日常を、ドヤ感で観せられてもなぁ...って思ってしまいまして…。

    風景の長回しも、田舎者で見慣れているので、そんなにステキとか思いませんし。
    どう、この景色、この感じ、ちょっとイケてるでしょ?!って感じが鼻につきまして。
    田んぼの畦道を歩く直子さんのシーンなど、もう、5秒短くていいんです。
    そういう台詞の無いシーンの長回しとか削ったら、20分は短くスッキリ見れたのではないかと…。

    絶賛されている初音さんの演技も、
    どうも顔の下半分の動きに違和感というか、なぜだか、そこに目がいってしまって、
    ちょっと、集中できなかったのですよね。
    口元に力が入ってしまってるような…。

    その点、草刈さんの諦めた感というかヤサグレ感が、素晴らしく、
    キレイでシュッとして、シャキシャキしたイメージしかなかったものですから、
    とても感動いたしました。

    さらに、子どもの頃から母親に連れられ転々とする人生の中で、
    高良さんの顔に張り付いてしまった笑顔の嘘臭さ、
    家族ごっこしか知らない何かが欠落している人の感じが
    ひしひしと伝わってきましたし、
    その結果のラストの行動には納得できましたし、たいへん切なくなりました。

    とりあえず、原作は、すごく面白そうなので、自分で映像を想像しながら、そちらを楽しみたいと思います。

  • 70点 たぶん女は、男の帰る場所だとは思ってはいないの...

    2017-10-18  by クリス・トフォルー

    「海を感じるとき」「花芯」に続いて、ラストが主人公(ヒロイン)のUPで終わる三部作というところだが、本作も男には手強い映画だった。
    この歳になっても、「両親の揃ったあたりまえ(普通)の生活を送れていたらどうだったろう?」と思うことがある。まして、人生の半ばで心が折れそうなとき、恨みがましく思ってしまったことも、一度や二度ではなかったかも。でも、そんなとき、なさけない男は女のたくましさに救われてきた気がする。女は、結局、その場、そのときの生を生き抜くしかないと心得ているのだ。
    10代のころから見てきた初音映莉子嬢も、早30半ば。
    またひとつ、女優の階段を昇って見せてくれたのも感慨深い。舞台も観に行きたいと思ってます。

  • 100点 高良くん・初音さん・草刈さん

    2017-10-08  by やまのさかな

    「映画らしい映画ができたと思います」という高良健吾くんのインタビュー記事を少し前に雑誌で見かけて気になっていたので「映画らしい」とはどんなかなと思いながら観に行きました。原作の小説を最近読んであったことから原作との違いとかがどうなのかも気になっていました。観て思ったのは、そして嬉しかったのは、原作の人間関係とかをおおよそそのままおさえて主要なエピソードとか台詞とかもあまり変えている感じではないのに、この人物たちの「愛おしい感じ」がものすごく素直にストレートに伝わってくるのが小説を読んだ時とはとても違うなあということでした。これが「映画らしい映画」の一端なのかなと思いました。それと高良健吾くん初音瑛莉子さん草刈民代さんのかかわりあい方を丁寧に見せられていくうちにこの人たちの不思議な生き方のありようをそれでいいんだよとなんとなく肯定的に受けとめさせられてしまうようなそういう柔らかな強さをこの作品から感じました。これも原作とは違う「感触」でした。それとラストシーンが何を意味しているのか観る人がそれぞれに決めてよい?ような終わり方だったと思うのですが、初音さんの表情のゆっくりとした移り変わりで「きっとこういうことなんだ、それで泰子ちゃんはきっとこのときこういうことを思っているんだよね」と自分なりには確信めいたものを抱きました。こういう終わり方もとても印象的でこういうのも「映画らしさ」になるのかなあと思いました。それと映像のさりげない美しさとか人物たちの仕種に見られる(智と泰子ちゃんの濡れ場とかのを含めて)柔らかい切なさとか…でしょうか…。それに原作では直子さんのことどうも好きになれない人だなあと思っていたのが映画を観終わってみたら何かすごくこれもありなんだわかるわかるみたいな気がしてきてしまって草刈民代さんにやられてしまったということかしら…。みたいな感じです。地元ではまだ上映されていないので近県の映画館まで電車とバスを乗り継いで行ってきたのですが、帰りの電車の中で、今日観られてよかったなあとしみじみ思いました。たぶんもう一回見ます。そのうちにはDVDも手元にほしいかもとも思います。現実感のまったくないような感触と同時にいやいやこれは案外ある意味でとてもありがちな物語とも言えるんじゃないのという気もしてきてしまう不思議に惹きつけられる作品です。

  • 100点 「これは凄い映画を観た!」と思う傑作

    2017-10-07  by jimmy09

    本日=2017年10月7日、テアトル新宿で鑑賞。

    「これは凄い映画を観た!」と思わせられる傑作。
    初音映莉子という素晴らしい女優の存在感。(この女優、『ノルウェイの森』や『終戦のエンペラー』などで自分も見ていたようだが、本作の主演で瞠目させられた。)
    高良健吾も頑張っていたが、草刈民代も素晴らしかった。

    物語は、ある女が親切な男から次の男へ息子を連れて彷徨い、その途中に居た少女が成人した女性(初音映莉子)となったが、そこに幼少時に一緒に過ごした女の息子(高良健吾)が現れて……
    といった展開。

    長回しが見事であり、構図がしっかりしている作品だった。

    このあと、ゆっくりとこの映画について考えてみたい。

  • 70点 タイトルは…

    2017-10-04  by

    結局タイトルの意味を理解できませんでした。

    予想してなかった初音さんの裸シーンに驚きました。

    内容は、

    家族って…何をもって家族と呼ぶのか、
    血縁なのか、一緒に住むことなのか…
    それだけじゃない、心の繋がりも家族。
    幸せとか何か…
    それを改めて考えさせられました。

  • 80点 月と雷

    2017-09-20  by あつあげ

    完成披露試写会にご招待頂いて鑑賞しました。
    ありがとうございます。

    母と、そして父の愛人に置き去りにされた寂しさを抱えた泰子、ひとどころにとどまれない母がいついなくなるか分からない不安を抱えた智。
    原作の、普通に生きてこられなかった登場人物による「行間や言外から汲み取れる孤独感」を、キャストはどう映像で表現するのだろうと固唾を呑んで見守りましたが、期待していた通りでした。
    例えば泰子のぼさぼさの髪から覗かせる茫漠とした瞳から、智の事も無げな語り口と明るく少年のような笑顔から、確かにひしひしと切なさが伝わってくるのです。
    映画の尺など制限があるなかで、原作が持つ繊細さをこれだけ丁寧に実写化してくださったことに感銘を受けました。

    「普通とは何か、何をもってすれば普通なのか」。
    そんなことを改めて自身に問い直してみたくなる作品です。

  • 80点 感想

    2017-09-20  by 未登録ユーザ

    高良健吾さんがカッコ良かったです。感動的なストーリーでした。

  • 60点 試写会を見て。

    2017-09-20  by しーちー

    物悲しさが残る映画でした。この先を描いた続編があっても面白いのかなと思いました。

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作品情報

(C)2012 角田光代/中央公論新社 (C)2017「月と雷」製作委員会

 



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