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ストーカー 【DVD】

『ストーカー 【DVD】』を価格比較。★★★★(81点)『ストーカー〈1979年〉』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

ストーカー 【DVD】
80点
監督 アンドレイ・タルコフスキー(『惑星ソラリス』『鏡』『ノスタルジア』『サクリファイス』)
出演 アレクサンドル・カイダノフスキーほか
発売日 2015年6月10日
定価 4,104円(税込)

 

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商品詳細情報

販売元 キングレコード
発売日 2015年6月10日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「ストーカー〈1979年〉」のレビュー

  • 100点 美しい自然と廃墟の調和

    2012-06-17  by たまこ少佐2

    ううむ・・・実は、たまこ少佐は、タルコフスキー映画では「ストーカー」が一番好きなのじゃ。
    タルコフスキー作品の特色として、「火・水・霧・美しい自然・犬」が揚げられるが、この作品においては、ゾーンへと至るまでの廃墟と自然が本当に美しく調和しており、陶然とさせられてしまうのう。
    ジープで監視区域に潜入する場面も、切れの良い演出で、タルコフスキーは、おそらく娯楽アクションものを撮らせても一流だったのではあるまいか。
    カイダノフスキー扮する、ややヒステリックな主人公は、あるいはソ連当局の嫌がらせに苛立ち、内心、悲鳴をあげていた、タルコフスキー自身を投影した姿なのかも知れぬのう。
    DVDのジャケットデザインが良くないのが残念。これじゃまるで怪奇映画といった趣、タルコフスキーが見たら激怒すること必定であろう。

  • 90点 ストーカー(ハンター)たちが追うものとは

    2014-11-01  by すかあふえいす

    2時間45分という長さは、全2部構成として1つずつ別けて見ればどうという事はない(と思う)。
    「惑星ソラリス」に続くSF映画だが、この映画は冒頭のウォーレス博士の短い言葉が字幕で語られ、ストーカーたちが追う「ゾーン」と呼ばれる空間だけがかろうじてSFの機能を果たすのみ。
    ここでの“SF”は完全に要素の一つとして使われるのみだ。

    いや、もっと言えば身近な科学・・・例えばこの映画では“原発”の描写を暗示または予兆しているのだ。
    タルコフスキーの映画はこの作品から難解と言われるようになるが、俺にはこれほど解り易い映画も無いと思える。
    確かに途中の劇中の会話は謎も多いが、大筋は“願いがかなう場所に旅人を案内するハンター”の話だ。
    長セリフで少し退屈する時もある(意味不明だし)が、あの長回しは見ていて何故か飽きない。

    電車の振動が「ボレロ」のように幾重にも響くこの映画は、ストーカーという運び屋がとある酒場に入る場面から始まる。
    3分ものオープニングの後、ストーカーは妻の制止を振り切り今日も「ゾーン」に行きたいという男達を運ぶ。
    妻は夫の苦しみを知っているのか、悲痛な叫びを挙げて悶え苦しむ。
    酒場には物理学者が二人。彼らは興味本位・欲望の赴くままストーカーに身を預ける。
    ストーカーは「ゾーン」という空間に人々を運ぶ。
    「ゾーン」は厳重な警備で守られ、それを犯す者には容赦なく銃弾が浴びせられる。
    だが、「ゾーン」に入ればありとあらゆる願いが叶うと信じられていた。人々はその願いのために命懸けでストーカーと共に冒険へと出るのだ。

    冒頭から水、水、水と光、光、光のイメージが夥しく目の前に飛び込んでくる。
    タルコフスキー独特の長回しが、余計にそのイメージを目に焼き付けるのだ。
    そのイメージも、湿地帯の静かさを除けば、ところどころ人間の欲望で穢れてしまった空間ばかり。
    振動が襲う度に揺れる水の入ったコップ、
    警備を掻い潜ろうとするサスペンスを彩る路地の水たまり、
    秘密を包み隠すように辺りを覆う霧、
    ストーカーたちを乗せて運ぶトロッコの下に拡がる水、
    井戸の中で闇夜の月の如く不気味に輝く濁った水、
    旅人たちに道を空けトンネルのように流れる滝、
    コケの上で寝そべる旅人達、それを見守るように現れるコヨーテ?と川、
    聖域を暴こうとした無残な遺骸が眠る廃墟と、その中に降り注いできた雨が水溜りと化した空間。

    「ゾーン」は聖域というよりは、生物のように刻々と変化を繰り返す。
    砂丘のように激しく姿を変えるかと思えば、風雨で途方も無い時間をかけて変化しているようにも感じられる。
    旅人たちに同じ帰路は用意されない。

    旅人たちの欲望は、彼らを運ぶストーカーをも左右する。
    ストーカーはあの空間に安らぎを見出しているが、旅人には危険なパンドラの箱でもある。
    部屋で揉める旅人と運び屋の取っ組み合いを、不気味に静観するように“待ち続ける”「ゾーン」。
    「ゾーン」は拒む事も、手招きもしない。ただ彼らが部屋に入るのを待つだけでいい。
    旅人たちは、己との戦いの果てに答えを出す・・・。
    ストーカーも以前は同じ旅人の一人だったのかも知れない。
    だが、彼は過去の出来事で同じ旅人が部屋に入った結末を知ってしまっている。
    だからストーカーは運び屋であり、傍観者になる事を決めた筈だった。
    その傍観者が旅人から「ゾーン」を守るために、己の“欲望”を優先して傍観者を止める。
    ストーカーもまた作家になじられる旅人でしかなかったのだ。

    ストーカーは絶望を口にするが、彼はその絶望を何度となく味わうであろう宿命にある。
    その宿命は、その妻や娘をも狂わせていくのだろう。
    ストーカーの家族がその旅人にならないという保障は何処にもないのだから。

  • 80点 冒険ごっこ

    2004-09-22  by アキラ

    「こういう世界のこういう迷路の中にいるつもり」
    子供の頃よく、こんな感じで想像で作り上げた仮想現実の
    中を冒険した記憶は誰にでもあると思います。
    女の子はオママゴト。男の子はヒーローごっこ。
    この作品は、そんな遊び心を思い出させてくれます。

    現実から逃げるようにして踏み入った不思議な世界には
    数々の奇妙なルールがあります。そのルールが見事に
    作り上げた実体のない迷宮に人々は迷い込んで行きます。
    実体がないだけにその物語は、あらゆる物に象徴されます。
    それがこの作品の狙いなのでしょう。
    まるで名詞のない現代文学の世界です。
    その世界を言葉にしようとすればする程ドツボにはまる。

    この世界に実体を与えるのは、見る側それぞれの個人的体験。
    感じるままに受け取りましょう。
    私にとっては冒険ごっこでした。

  • 90点 作品そのものの中に答えはあるのだろう。

    2015-02-02  by マッツァ

    社会主義リアリズムという当時の制限された表現手段の中で葛藤し、その歪みの中から勝ち得た芸術表現の一種独特の深み。
    劇的なドラマツルギーも表層的なメッセージもないが、作品そのものの中に答えはあるのだろう。

  • 90点 昨今の現実問題にも通じる要素が見え隠れしている。

    2015-02-02  by たゆき

    “ストーカー”とは、執拗について回る人のことではなく、ここでは立入禁止区域“ゾーン”の案内人のこと。
    見張りの目をかいくぐり、願いが叶うというゾーンへとおもむく。

    ゾーンでは、道が刻一刻と変化する。それは、水が流動的に姿形を変えるような状態に似ている。わずかに動きのある水たまり、波紋ひろがる井戸の水、轟々とした滝、燦々と降る雨など。
    CGなんか使わなくても、ちょっとした美術の懲りようや色彩、小道具で異空間に連れてってくれ、目が放せないゆるやかで美しい世界が存在している。
    意味深なセリフや詩、教授が持ち込んだ爆弾、遠くから見た“ゾーン”らしき建物、黒犬、動くガラスコップ・・・疑問は山積みだけど、非現実なようでいて、昨今の現実問題にも通じる要素が見え隠れしている。

  • 90点 長い、遅い、でもいい意味で単調で尺長である。

    2015-01-28  by ck-映画ランナー

    映像作家であり哲学的な作品を作り上げるアンドレイ・タルコフスキー監督。
    水のある光景を多用する印象があり、雨、濁った水溜まり、井戸、流れる水がよく映し出される。

    「ゾーン」という入ったものに何らかの影響、変化をもたらす人智を超越した場所に三人の男性、教授、作家、そしてストーカー(密猟者)が進んで行くストーリー。
    その中で語られ、論じられ、口論する様が奥深く、哲学的な台詞、幻想的で不思議な世界、絶望、そして希望を示唆させる。
    あの「詩」がまたこの作品をより考えされる材料となっており、また観賞して新たな発見をしたいと思わせる。たった一度の観賞で全てをすくいあげることは難しいと思う作品である。
    しかし、この作品に込められた意義を発見したいという欲求を思わせてくれる。
    長い、遅い、でもいい意味で単調で尺長である。このような作品があるから映画は芸術だと言える。でもそんなこと言うのもこの作品には失礼かもしれない。

  • 100点 ひとつひとつのシーンが爆発的な緊張感で迫りくる。

    2015-01-28  by chokobo_

    カッコ良すぎる!精神と水と光。映像に迷いが全くない!凄い!

    稚拙な言葉や文字でこの作品をコメントしたくない。

    しかしながら、この緊張感、緊迫感、誰もがなし得ない爆発力を感じる。
    岡本太郎は「芸術は爆発だ!」とかつてCMで叫んでいたが、この映画の爆発力に人間など何の意味があって存在するのか、という程度にしか思えなくなってくるこの恐怖。

    ストーカーが投石しながら進む異次元、最後、少女の持つ超能力とも思えるパワー、ひとつひとつのシーンが爆発的な緊張感で迫りくる。

  • 80点 違和感あり。

    2015-01-26  by 赤い戦車

    『鏡』以前のタルコフスキー作品で硬質に感じられた映像が、これを境になんとなく軟らかくなった(変な表現ですみません)気がして違和感ありあり。
    しかし後期の3作ではまだ楽しめた方なので★4点。

  • 0点 文句なし(あり)の0点。

    2013-10-24  by ニコラ

    言いたいことはあるんだろう、たとえば、ソ連で生きることの暗示だとか、体制批判だとか、けど、伝わらない、なんせ途中寝てた部分が多かったので。共産主義国家ではこんな映画しか作れないのは可哀想だ、ソ連・ロシア、中国映画が世界に通用しないのは当然だな。火西土++早は6本。

  • 90点 スリル、思想、美しさ。バランス◎

    2013-03-31  by mr.oooxxx

    ドキドキ感、思考の深さ、描写の美しさ、総合的に素晴らしい。
    カメラワーク、画の美しさが格別なのはいうまでもない。ただ、スリルや思想を含めると、バランス感では一番かもしれない。
    タルコフスキー作品の中で、3本指には入るだろう。

    我々は日常という日々の生活の中で、
    多くの場面で、迷い考え、希望と絶望を感じ、不幸と幸せを感じる。
    自分はなんなために生きて、何をなせるのだろうか。
    芸術や教養は何のためにあり、何ができるのだろうか。

    人生に迷ったら、この映画をみるとよいかもしれない。
    矛盾に溢れ、一体何をいたらよいかわからないとき、それを理解してくれたかのような、描写と語りがこの映画にはある。

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