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ラスベガスをぶっつぶせ [Blu-ray]
『ラスベガスをぶっつぶせ [Blu-ray]』を価格比較。★★★(64点)『ラスベガスをぶっつぶせ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
監督 | ロバート・ルケティック |
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出演 | ケヴィン・スペイシー,ジム・スタージェス,ローレンス・フィッシュバーン |
発売日 | 2008年10月22日 |
定価 | 4,980円(税込) |
価格比較
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4,609円 (税込)
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在庫切れ | |
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売り切れ |
商品詳細情報
販売元 | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
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発売日 | 2008年10月22日 |
ディスク枚数 | 1 |
形式 | Blu-ray |
ぴあ映画生活ユーザーによる「ラスベガスをぶっつぶせ」のレビュー
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頭脳優秀ハンサム学生と教授との確執は
2008-04-15 by
豊作
ケーブルテレビのチャンネルに事件・裁判ばかりを扱うコートTVというのがあり、ずっと以前に、この実話が紹介されていた。そこでは、ウイークデーは地味でまじめな学生生活、週末はうってかわってラスベガスで荒稼ぎの落差を強調していた。それと、このカウンティングと呼ばれる必勝法は計算に長けた頭のよいMITの学生達のチームワークがあってこそできた技だと。その番組でも映画でも、具体的にどんな方法が「必勝」につながるのか、それがどういう理屈なのかは、今一度よく理解できなかった。
映画では、優秀な頭脳を持つハンサムな主人公が、教授の誘いに、ためらいながらも、グループにくわわり、チームの主導的な立場にたちながらもやがてそれにおぼれていく様子が、教授との確執を軸に描かれていく。ガールフレンドとなる女性以外、学生グループの他のメンバーのキャラはほとんど立っていない。
少し冗長になってしまう嫌いはあるものの、終盤につっこむまでは、主人公の悩みや行動を丹念に描いていたし、ボストンとラスベガスの落差も強調していて、なかなかおもしろかった。それに共感できるのは僕が今おかれている極端に地味な生活ぶりと無縁ではない(そして僕の暮らす灰色のバッファローNYという街の地域振興がカジノである)。が、終盤は早い展開でバタバタと話は進み、すかっとして、あーおもしろかったねという幕引き。この部分が僕には残念であった。まあ、しょうがないけど。
なにもドキュメンタリー風にしてくれとは言わない。とはいえ、テレビを見たとき、チームに加わった学生達は今どうしてるんだろう。荒稼ぎした金はどうしたのか。そして、人生の一時期そんな経験をしたことを中年になった今となってどう受け止めているのかなどが、気になった。むろん映画は、そういう視点というのは微塵もない、エンタテイメント作品であった。
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天才青年の青春
2009-02-10 by
HYT
もう少しギャンブルについて描かれていると思いきや、青春映画でした。でも単なる青春映画では終わらなかったからよかったかな。
正直ちょっとだけラスベガスでのはじっけっぷりは羨ましかったな。
原題「21」だけだとラスベガスでのギャンブル(ブラックジャック)っていうイメージが沸かないから仕方ないけど、「ぶっつぶせ」って・・・“21”ってのはブラックジャックだけじゃなくて、主人公の年齢も関係あるんじゃないかい? (ラスベガスでは21歳からしか賭け事できないしね。)
ブラックジャックを知らない人は簡単なルールを知ってから見た方がいいかも。
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その戦略は、天才だけに許される
2010-09-12 by
kobyas
MITに通うベン・キャンベル、彼は卒業後医者になるべくハーバード大への入学が決まっているいわゆる「天才」。しかし悩みの種は多額の大学の学費。バイトをして稼ぐものの目標額まではまだまだ足りない。そんな頃、彼の頭脳に注目したミッキー教授に自分の研究チームに誘われる。彼らの研究テーマは理論的手法に基づいたブラックジャック必勝法であり、参加を躊躇したベンであったが学費を稼ぐため参加を決意する。そしてチームは実践としてラスベガスに乗り込む。
チーム内であまり知ってる役者さんは少なかったけど、チームを率いる教授にケヴィン・スペイシー、カジノ側の警備員にローレンス・フィッシュバーンとなかなかイメージ通りの配役してるので良い感じで脇がしまってる。
世間知らずの天才児が調子に乗り過ぎてありがちな落とし穴にはまるという、それこそありがちな話ではあるけどその後の展開は小気味良く進むのでラスト30分あたりからが本気の映画かと。しかしまあ理論的にギャンブルで大儲け!ってお話なんだけど、その理論的な方法がさっぱり理解できなかったのが悲しい。まあ正直その点はチンプンカンプンでも十分楽しめることができるのでさほど問題ないですが。
原題が「21」とシンプルでわかりやすいのにこの邦題はちょっと可哀想。しかし医大の学費30万ドルって本当なの。 -
いい意味で古いタイプ
2009-12-23 by
miiyo
数学にかけては天才的な主人公が、ハーバード大学に進学するため、ラスベガスのカジノでいかさまをやって大金を稼ぐというストーリー。
派手な雰囲気を想像しますが、どちらかというと地味な印象の映画です。
いい意味で『古いタイプ』の映画で、イマドキのスピード感も複雑な構成もなく、悲惨な結末にならない(ハッピーエンドだろう)という安心感があるので、ゆったりと落着いて観ていられます。
以前にもこういうストーリーあったんじゃないかな。なにか新鮮みが感じられない部分は、物足りない感じもあったけど、これはこれでよかったんじゃないかなー。 -
ハラハラ感がもう一息欲しかった。
2008-06-08 by
なつみかん。
ブラック・ジャックってもののルールに説明が無かったのが見ていてつらかったですね。
そこを知っているかどうかで、もっとハラハラ感があったのでは・・・実際は見ていてちょっと長いな〜と思いながら見ていました。
ケビン・スペイシーの曲者教授もいかにもなんですけど、何故、この人はこうまで金に執着するのかその理由が描かれていて欲しかったでしょうか。
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バブルへGO!
2008-06-01 by
無責任な傍観者
といっても、決して楽しい作品ではありません。
超明晰な頭脳を持つ学生君がギャンブルの八百長?にのめりこんで…
なかなかリアルでシビアなよく出来た中品といったところでしょうか。
それにしてもバブルに関する意識は日本とアメリカでは違うんだね。
私もバブルには踊った口なんで、この作品の登場人物たちの事後の考え方は心情的に納得できない(笑)
アメリカ人てのは懲りないヤツらなんだなあ、と腑には落ちちゃうんだけど。
作品としては納得できるけど、心情的には納得できないといったところでしょうか。
点数的には、完成度80点だと思うけど、好き嫌いの問題で合格点以上をつけたくないところから、60点。
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あぁ、青春映画だったんだぁ。
2010-07-29 by
おみーな
てっきり、「オーシャンズ」系の
カジノのお金を手に入れる(頭脳戦で)
なのかと思っていました。
そうじゃなかったですね。
でも、まぁ実話だと分かれば、そこそこ楽しめるかも。
バブル期には、私もオーストラリアでカジノしてました。
ビップルームは地下にあり、かける金額も違い、
服装ももちろんドレスで、まさにバブルでした(笑)
そこで遊んでいたおかげで、「21」のルールは分かりました。
見ていて面白かったですが、
疲れちゃいましたね。
お金が欲しいと思う気持ちは分かりますが、
せっかくの才能を間違って使ったらダメですね。
(・・・と世間体ではそう思いたい)
我が家の理数系の息子も一緒に見ましたが、
彼はただひたすら
「すごいなぁ〜天才だなぁ〜」って言っていました。
この映画を見て頑張って勉強してくれたらいいですけどね。
(そうしたら満点評価ですね、違う意味で)
でも、わざわざ映画にするほど・・・
の内容だったのかどうかの疑問は残りました。 -
タイトルのワリには・・
2009-01-13 by
シースリープ
私はギャンブルが好きではありません。
ですので、主人公がどんどんギャンブルにのめりこんでいく様は見ていて少し嫌気がしました。
でもやっぱり彼を応援してしまいました。。
タイトルのキャッチーさとはうらはらにちょっと人の黒い部分をみせつけられたので
いつか返ってくる痛い目を心配してハラハラしてしまいました。
お金って怖いですよ・・。
やっぱり友情は大事だ。
って観終わった後思いました。
ある意味、恋よりお金より友情だと思います。
全部大切ですが。
観た後、スカッとするけどこれを観てギャンブルに手を出す人がいないよう祈ります。
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かなり楽しめた
2008-07-04 by
砂クジラ
結構面白い。
ハラハラ感がすごかった。
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きちんと値段分楽しませてくれるいい映画
2008-06-13 by
16
つまり「週末映画観たいが取り立てて何も考えていない…」、「DVD借りたいけど何なかいか?」というときにお勧め。人生が変わるほどではないが心に残るいいセリフを、説得力ある俳優がのこしてくれる。安全な勧善懲悪ストーリー、かつどの人物も憎めないので、倫理的な面で考え込むこともない。すこし定石過ぎる側面はラスベガスの魅力が補ってくれる。約束どおり、そつなくお客を楽しませてくれる映画はそう多くないと思う。2回観た。
補筆:ちなみに「BJ」なるゲームは劇中で説明されることに加え、「親は、親のカードが17に達するまで、機械的に山からカードを引き続ける」というルールが重要。つまり山に絵札が残っていれば親が「バスト」する可能性が高い。ゆえに主人公は残る山の中のカードに絵札が何枚あるか推測し、カウントしていた。
補筆2:原作は『ラス・ヴェガスをブッつぶせ』
(ベン・メズリック/アスペクト社)。市レベルの図書館であれば手軽に入手できる。これも面白い。また"実行犯"の一人が、劇中にアジア人ディーラー「ジェフリー」役で出ている。