フリートーク掲示板» 「ワンダヴィジョン」とは何か?
フリートーク:「ワンダヴィジョン」とは何か?
「ワンダヴィジョン」とは何か?
2021/1/18 21:51
by
STAYGOLD
1/15(金)からディズニープラスで始まった「エンドゲーム」からつながる物語。なぜか死んだはずのヴィジョンとワンダが結婚生活を送っている。
タイトルバックから、まるで往年の「奥ざまは魔女」的なモノクロのシチュエーション・コメディ。観客の笑いが入るさまは、まさにシットコム・ドラマ。
ずいぶん昔観た、田舎のたしかKBC九州朝日放送で夕方やってたドラマを思い出すわー。基本白黒のコントな世界なのに、時おり不可解な状況が差しこまれる。重要なファクターではカラーに戻る演出で興味を煽る。これはナカナカいい感じ。マンガなカットもうまく使われていて、MCUとしてはたしかに新しい。
また、スターク・インダストリーのトースターCMや、その他ヒントがばらまかれており、なぜ?を推理させる。CMの「過去は忘れましょう。これが未来です」って、何か深い…。
今の所、全9話の内の、2話までリリースされているが、「エンドゲーム」からMCUのフェーズ4につながるドラマらしいので、今後の劇場版につながる何かが示唆される可能性があるのか。
しかし、さすがネズミー、商売がうまいわ。
とはいえ、人間体のヴィジョンがなんか当時の真面目そうなアメリカ人でホッとする。これもダーリンを意識してるのがアリアリ。
隣人との関係や地域のコミュニィティも、まさにあのころのアメリカ。アレ、もしかしてそのへんにアレで飛ばされたキャプテンがいますかね?
スカーレット・ウィッチでワンダ・マキシモフのエリザベス・オルセンが、とんでもなくイイオンナなのにビックリ。ちょっと太めなとこがボリューミーで、またイカス。
なにげに駆使する超能力は、まさにあのころの「奥様は魔女」
ってか、ロブスター飛ばすなよって!
もちろん「アベンジャーズ」時のヒーロー・コスと長い髪もイカスが、このクルクルロールパンヘアも捨てがたい。
「エンドゲーム」後、彼らはどうなったのか。これからの展開に期待したい。もう、スタークは返ってこないんだよなあー、CM以外にもこどもの頃のトニーとか出してくれー。無理かー
-
シーズン1 第三話「カラー放送」
2021/1/25 11:53 by
STAYGOLD
ようやく動き出した感がある展開に。
初めの二話はマーベルのマンガOPに燃えているのに、オアズケ感がすごくてムズムズします。むしろ地上波のテレビのスポットCMの方が、突っ込んだ展開まで流してんじゃん。まだ本編は序盤戦なのにネ。
しかし、どストレートな「カラー放送」ってタイトルがなあ^^; これも意味があんのだろうけど。
いわゆる、あの頃のゼリービーンズみたいなクドーい色味のカラー放送を再現。こういう細かいところの拘りもガチで良し。オープニングも、カラー放送に併せて新バージョンに更新されました。
今回は前回の流れからワンダの出産を巡るスキットを基本に話が進むのだが、やはり所々に不穏なヒントがばらまかれている。CMも相変わらず。今回は更に踏み込んだ匂わせが、あちこちにゴロゴロ。
更に過去作の事実や固有名詞も混ぜられシリアス感がアップ。さらにクロージングでは、なるほどのね、の展開につなげて次回への期待感をアオる。上手いな、マーベル。
それにしても出産の際の小ネタには笑った。
たしかに一緒にヒーヒーフーだよねー。思い出しちった。♂♀を一応3人経験したからオシメテクはヴィジョンに負けないよーん。
あと映画並みにクロージングテロップが長ーい。そこもキチンとTVサイズで1分程度で終わらせろって。
まー、さすがに展開的にヌルいのは飽きてきたので、次からはバシッと加速してほしいなあ。来週金曜日の第四話に期待デス。 -
マーベル・スタジオ「知られざる秘密」
2021/1/25 11:55 by
STAYGOLD
一話「ワンダ・マキシモフ」
二話「ヴィジョン」
なるほど、これをまず最初に観なければならなかったのか。ぜんぜん気が付かなかった。
今までの二人が経験してきた「エンド・ゲーム」までの歴史を、それぞれ7分にまとめて「ワンダ」の目線と「ヴィジョン」の目線で語っている。リードミーとしては最高すぎるやん。ながら仕事なんかできなくてガン観してしまった、懐かしくて。
そうして…「伝説の続きは「ワンダヴィジョン」で」かよ。いや、マジコレ超期待するわ。うまい商売すぎる。
俄然、「ワンダヴィジョン」三話で、あの名前が出たことに意味が出てきた。やっぱり四話が楽しみー。 -
シーズン1 第四話「番組を中断します」
2021/2/2 2:41 by
STAYGOLD
ツカミは、指パッチン直後から。
トニー…(T_T)
いやー、話がガンガン加速して来たぞ。今までの伏線がどんどん回収されて、なるほど、そうだったのか的な爽快感が強いエピソードだった。めちゃめちゃ気持ちよすぎる。もう完全にフェーズ4に突入して、あんな人名やあんなことばが乱れ飛ぶ。待たされたから、ハジけるわー。
モニカと共に境界をぶち破って、外界と交わり、シットコムからリアルモードへ変わるのか。50年代、60年代、70年代とドラマが変わっていくのはなぜなのか。そしてダーリンなヴィジョンは何者?なぜ異分子だけカラーになるのか?
あの町をコントロールしてるのが「その存在」なら、理由は何故?謎はまだまだ解けていないけれど、どんどんフェーズ4の世界へ移行していく。いやー、金曜が楽しみってか、絶対これはまとめてみたい奴。
今作からの登場の女性天文物理学者ルイスが最高にイカス。黒髪メガネのスカした感じのオキニキャラ。解析に使うのがフェーズ4なのにアンテナ付きのブラウン管テレビって、おい^^ シットコムドラマをポテチ食べながら解析してるし。カップヌードル風味のラーメン創ってるとこも良すぎる。
FBIのウー捜査官とのボケツッコミもいい感じ。
「アベンジャーズの二人を主役にして宇宙がシットコムを創り上げたのか?」
「そうかもね」
マジすかー、早く次が観てーよー! -
シーズン1 第五話「問題エピソード」
2021/2/6 5:40 by
STAYGOLD
えー、全然気が付かなかったけど、キャプテン・モニカ・ランボーも女性天文物理学者ルイスもFBIのウー捜査官もみんなアベンジャーズのサブキャラだったんやなー。やっぱ四話から話が大きく動いているわ。
てかワンダの髪型が、超クルクルに。それソバージュですか?あっ、そうかイメージは「フラッシュダンス」か。あれは1983年だから、今回は80年代か。やっぱソバージュや。いやメッチャ似合うわー。OPの曲も当時ノリ。懐かしい、東京来た当時に暮らしてたmikaもガキなのにソバージュかけてたなあ。2021年ではネオソバージュつーんだな。
冒頭からどんどん問題が生じる。たしかに問題エピソード」だわ。
ってか、ヴィジョンがカイシャで弄ってる奴は時代的に16ビットのIBM PCだろうな。オレは次のNECのPC-9801シリーズの世代。超懐かしい。ファミコンを創ってたのはPC-9801RAだったなあ。当時バブルだったんで安くても30万以上したもんな。もしくは安めの互換機EPSONの386か。
その前はソニーのSMC-777Cがグラフィックツールだった。次はペケロッパ〈シャープのX68000〉だった。30年以上前か。デビュー当時やもんなあ、当時、20代前半。
そこからメーカーは自前のグラフィックツールを創り出す。作業データのバックアップはまだ押入れにあるはず。久しぶりに漁ってみるか、多分当時のママ、5インチも8インチもフロッピーディスクは捨ててねえし^^ あ、これはどーでも良かった。
そうして、ついに隔離しされた世界に80年代の技術を使って擬態した最新型ドローンが侵入する。作戦を考えたキャプテン・モニカ・ランボーには告げられずに搭載されていたミサイルがワンダたちに発射されるが…。封印を破られた怒りのワンダが現実世界と現れ、皆に最後の警告を行う。
そして、だんだん違和感に気がつくヴィジョン。ついに事実の一部を知って最強夫婦のガチ喧嘩勃発一歩手前。だがそこに現れるのはなんと…。また新しい謎が。えー、一体いつ着地するんだよ。これ誰が書いた絵図なんだよ。もしかしてワンダも、か?
やべーな、やっぱ6時間ぶん全話一気観したい奴。早く来週が来ないかなー。まじで楽しみです。 -
シーズン1 第六話「ハロウィーンの不気味な夜に」
2021/2/12 23:39 by
STAYGOLD
ママ、それって年を取った赤ずきんちゃん?
ププっ…、だってハロウィーンだもーん。いやー子供が正直だわー。ワンダのボリューミーボディを弄りまくり。
いよいよ来ました90年代。なんつー軽いノリのオープニング。おそらくはD・D・Rのパチモン・ゲームで遊ぶ子どもたち。ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは一応ライバル会社だしネ。使えんだろ。
子どもたちと仲良しのオトナコドモのピエトロ。前回の続きとしては何だかよくわからない始まりデス。ただし、少しづつワンダの筋書きからはストーリーラインがズレてきた模様。
ピエトロの変化。そしてビジョンの独自行動。
CMのクレイアニメも良く出来てる。
ってか、CM開けの劇場でかかっているのは【The Incredibles】と【the parent trap】どちらもネズミー産。「ミスター・インクレディブル」は2004年じゃん、「ファミリー・ゲーム/双子の天使」は1998年。設定は90年代ではなく2000年代なのか?
「ファミリー・ゲーム/双子の天使」は「ふたりのロッテ」のリメイク。これ双子ちゃんやワンダとピエトロに引っ掛けてる?またまた謎。
リンジー・ローハンが11歳のオンナノコをひとり二役かあ。彼女も12歳の等身大。もー、彼女も30代半ばなのか。オトナになったなあ。「フォーチュン・クッキー」は超好きな1本だった。なぜ西海岸の子役たちは壊れていくのか…哀しい。エドワード・ファーロングなんかあんなに美少年だったのに。
ヴエェ−−−−−−、なんじゃこの怒涛の後半戦は。ぼけーっと観とれてしまったわ。これ、スクリーンでも絶対インパクトある奴。繋がる「ドクター・ストレンジ」の前に劇場イッキ観、必須やな。
いやいや、双子ちゃんはそれぞれスーパーパワーを使い出すし、ピエトロはネタバラシまくるし、ヴィジョンはあんなことに…。
さすがに怒りのワンダが開放するフルパワーが凄まじすぎる。インフニティ・ストーンが無いサノスなら本当に勝てるかもの超パワー。宇宙もまんまで飛び回る反則チートキャラ、キャプテン・マーベルとも戦えるか。
部隊のベースキャンプまるごとサーカス団に書き換えかよ。これも深すぎるわ。ああ、そして「わー、ゲロやばじゃんっ」とつぶやきながらカベに飲み込まれた天文物理学者ルイス。とはいえ彼女がどんなキャラに書き換えされるのか楽しみすぎるやん。遺伝子レベルならスーパーパワーが???
別働隊になったキャプテン・モニカ・ランボーとFBIのウー捜査官、可愛そうなルイスたんを助けてあげてー。To Be Continued! -
シーズン1 第七話「第4の壁を破って」
2021/2/20 5:55 by
STAYGOLD
えー、マジか、まさかアイツが…。
全然、予想してなかった。
単なるヘタレだと思ってたのに。
前回から続いてワンダの身には不協和音の嵐。
とはいえ、前回の反省を込めて自宅で巣ごもっているワンダのポンコツぶりが、どんどん可愛く見える。ベットの中でひとりグズる仕草。ミルクをかけたコーンフレークをテレビを見ながら行儀悪くパクつく仕草。ハロウインのあとの最悪のブルーマンデーとひとりごちる姿。なんかくるくる替わる表情がすごい可愛い。といってもオトナの女性だけど。
そんなワンダをよそに、壁に飲みこまれたヴィジョンと車に手錠で繋がれていた天文物理学者ルイスが出逢う。ルイスは、きちんとサーカス団の一員、縛られ女として登場。手錠は縛られ女かいっ。まあ、ヴィジョンはフツーの状態だけど、ルイスは、ちゃんとこの世界に与えられたキャラを演じている。コドバ使いが、ゲロヤバなのは変わらんけど。
速攻、ヴィジョンに思考を適正化されてまともに戻るけど、服はサーカスのコスチュームのまま。ってかワンダといい、ルイスといい、むこうの姫さまがたは何でこうもボリューミーな我儘ボディなんだ?このボディだと戦いを挑む際は、キムタクのセリフじゃないけど叶姉妹と言うエベレストを攻略するイメージやんか。むー、笑えないね^^
そのままヴィジョンとルイスはワンダの居る町へと向かうが…。
CMは、抗うつ剤ネクサス。
別方向では、ウー捜査官と移動したキャプテン・モニカ・ランボーが「S.W.O.R.D.」のチカラを利用して壁に再突入を試みる。ってか、それ宇宙探査用のローバーやんかーい。黙って地球で使っていいんかーい。宇宙服まで着込んで突入するが、あえなく失敗し、結局メットもつけない剥き身のまま壁に突入。おかげで更に分子レベルで変化。あれ、モニカ・ランボーさん、貴方、眼が…。やはり、そーいうことになるのね、キャプテン・ランボー。
町でエキストラが見守る中、ついに対峙するワンダとキャプテン・ランボー。全力では無いとはいえワンダのパワーを凌いだキャプテン・ランボー。アナタ、やっぱりそうなのね…。
そしてアイツが正体を現し予想外の方向へ。
更に今回はクレジット後にもサプライズが。
「詮索好きか…?」
煽る煽る。おおお、これわ、たしかに繋がる物語。ラスト2話の8、9話で一体どんな方法で着地させるのか。ヴィジョンはルイスから自分の身に起こったこと全てを聞かされるしなあ。とにかく、スゲえことになりそうなのは確かだ。
TVドラマと言いながら基本、映画クオリテイだし。創りや構成も後半になればなるほど進化に深化を重ねている。やはりマーべルの本気はスゲえわ。あと2話を楽しみに待ちますー。 -
シーズン1 第八話「前回までは」
2021/2/28 1:01 by
STAYGOLD
セミファイナルで飛び出した
スカーレット・ウィッチのワード。
えー、ここに落とすか。
チカラを開放したワンダ。
仕方ないよ。そりゃそうだ。
彼女のきもちが切なくてきつすぎて悲しすぎる。
抱きしめてあげたいよ。きつくつよく。
しかし、こっちにもってくるとはなあ。
やべーな、超感動するやろ、これは。
「彼は、私のすべて…」
彼女の頬を伝う光。
「そこが問題だ、ワンダ。彼は君のものじゃない」
想いを零すワンダに事務的に冷たく言い放つ長官。
バラバラのヴィジョンのそばに彼女は近づく。
黄いろの魂を失くしたヴィブラニウムの塊。
ワンダはそっと彼の額に手を触れる。
結局、MCUって人間ドラマなんだよな。
だから惹かれるのか…運命じゃ!
ワンダを子供扱いする紫いろの魔法使い。
ってかさー、魔法使いよ、ニセトロってさー。
アイツも違うスジではホントロやん。
アイツ、やっぱメンターやったんか。
メンターは、ぜったい大事。未来を示す存在。
昔、オレを育てたオトナのメンターがいた。
そうして、姫を育てる今のオレがいる。
これまじでメチャメチャ、スゲえ奴やん。
見初めのころのゆるゆるモードから考えると
想像のはるか斜め上をイキやがった。
ツカミからずっと画面ガン観だわ。
眼を全然そらすことができない。
物事には全てに訳がある。
そんでスターク・インダストリーのミサイルが壊した
シットコムなのかよ。
あの悲劇のソコヴィアから始まったフェーズ4。
失ったすべてをジャービスと一緒に育て直すワンダ。
ジャービス…トニーのそばにいた、
そして今はワンダのそばにいる。
一緒に見てる魔法使いじゃなくても泣けるわ…。
すげえなあ、MCU。ヌルい流れから、
ここにもって来るかよ。
最終話に分かる真実。
…全部、夢だった…。
だけど。
ホンモノは、どっちだ。 -
シーズン1 第九話「シリーズ最終回」
2021/3/6 14:11 by
STAYGOLD
産み落とし慈しんでから失う痛み。
怒涛のクロージングの果てにたどり着いたのは喪失と言う名の再生なのか。迫ってくる赤いろの津波をみつめて手を結ぶワンダとヴィジョンが交わしたことば。形はちがうけれど「ディープ・インパクト」が重なって胸が締め付けられるのはなぜだろう。
慈しむようにヴィジョンの頬を両手で包み、貴方は私の悲しみであり希望なのと想いを伝えるワンダ。シンセゾイドの頬を伝う光は、彼自身がワンダの生んだ存在だからか。
こえとして生まれたヴィジョン。やがて躰を持ち、二人で記憶を紡いできた。別れは初めてじゃない。だから、また会える。必ず会える。きっと忘れない。
また何もかも失ったワンダ。自分のために、ひとびとを傷つけた。自分の大切なものに新しい悲しみを背負わせた。負の連鎖は止まることが無く彼女の一番弱い部分を刺し貫く。そうしてワンダの痛みは更に深く強くなってゆく。あゝ、このままでは彼女の暴走する巨大なパワーは誰にも止められなくなってしまう。
合わせ鏡のふたりのヴィジョンの戦いも深い。
ワンダが産み落とした「記憶のヴィジョン」と何もかも失って生まれてきた「純粋無垢なヴィジョン」
二人は争いながらも共に同じ「何か」を感じて、戦いのはてにことばで解り合おうとする。論理で理解する。それがヴィジョンのあるべき姿。
語り合うのは同一性。そのテーマが「テセウスの船」だとは…。
「古い船の腐食した木材が新しいものと交換された。木材が全て交換されても、それは同じ船だと言えるのだろうか?」
「そして、更に取り替えられた古い木材で、何とか新しい船を組み立てたとき、それは同じ船なのか?」
「どちらも元の船ではなく、どちらも元の船だ」
「私にはマインド・ストーンがない」
「私には元の素材が、ほんの一握りもない」
だけどワンダのヴィジョンには、積み重ねた記憶という歴史がある。
「大切なのは、これまでの旅や傷跡や…テセウス自身に触れられた記憶かも」
ああ、何クールか前に毎週楽しみにしていたTBSのドラマ。違う国のドラマが同じテーマを仕掛けてくるとは。ある意味、更に深すぎる。思わず呆気にとられて観とれてしまった。
そうして、各登場人物たちは、
自分の役割を果たしてそれぞれの居場所へと帰っていく。
物語には必ず終りがある。たしかにそうだけど…。
1つのシーズンを見続けた愛着のある登場人物とのお別れは、
やっぱりちょっとつらすぎる。
傷心のワンダを見送ったモニカのそばに現れたのは、彼女を迎えに来た星の民。そらでモニカを待つ存在はきっと…。
どれもこれもつながっている。サーガの破壊力、ここに極まれり。ああ、次の展開が楽しみだ。ワンダの暗闇を溶かすのは、いったい誰だ。
たしかに本作の空中戦や絢爛豪華なエフェクトのコンボは、とてもTVサイズのクオリティではない。これもローリスクで高収益が見込める配信スタイルだからこそできる、新しいカタチだ。
時代は変わる。このシットコムの舞台にもあったが、1980年代以降、ビデオデッキ全盛時代があった。ビデオの為にオリジナル作品が生み出され、劇場公開しなくても1本1万円程度のビデオソフトが数万本売れれば、十分ペイするビジネス。しかし、やがてビデオがDVDに、ブルーレイにとって変わられ、そして今は配信という新たな金脈を見つけて劇場公開だけに頼らない「モノヅクリの未来」へと変化していく。これも姿を変えた「テセウスの船」なのだろう。
今は映画と、様々な媒体がクロスオーバーする世界。
もうしばらくはコチラ側から映画と関わり、そしてモノヅクリを腹いっぱいヤリつくして廃業した後は、ひとりのオーディエンスに戻って映画を観続けたい。30年後の世界はどんなふうに変わっていくのか。
オトコの寿命はたぶん生きて80年。もう、とうに折返しは過ぎてしまった。果たしてエンターティメントには、どんな未来が待っているのだろう。あのころ銀幕を観つめた素直な瞳を忘れずに、これからも未来を楽しみに生きていきたいと思う。
最後に…さすがマーベル。感服しました。感謝!