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ぱおう さん

ぱおうさんのレビュー一覧

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186件中1-10件

  • 80点 地味な名演に拍手(2)

    2018年6月3日 to 万引き家族

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    万引きで暮らす一家の話であることは、タイトルで最初からばれているので、どろどろした悲劇を覚悟しつつ観ていくと……。
    意外にも、途中まで、家族の日常を描いたほのぼのした物語のように観えてしまうんです。
    現実には、そんなお気楽な話ではないのですがね。
    ごく普通の会話や日常生活のシーンが、次第にあぶり出していく各人の背景事情。
    家族一人ひとりの一見地味で、その実雄弁な演技が凄いとしか言いようがありません。
    この極めて現代日本的な作品がカンヌで最高賞を受賞というのは、喜びではありますが、西洋人の審査員の目にはどのように映ったのかにも興味が湧きます。
    それにしても、何気ない豪華キャストでした。

     

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  • 80点 おやじキラー菜奈ちゃん!(4)

    2018年6月3日 to 恋は雨上がりのように

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    大泉洋さん+小松菜奈さんのキャスティングが見事に決まりました。
    夢に破れたオヤジとJK。
    互いの切なさが、ほのかな年の差恋愛を触媒に、希望へと変化していく、まさに雨上がりの爽快感!
    コメディ仕立てで、重苦しくならないのも好印象。
    ラストシーンの残す後味も良し。
    いやあ、観て良かった、良かった。

    それにしても、小松菜奈さんは一作ごとに魅力が急上昇中のように感じます。
    オヤジはあの熱視線レーザービームでハート射抜かれて悶絶です。
    大泉洋さん演じる店長に、感情移入が避けられません。
    これは、もしかしたら、いずれブルーレイ買って90点に昇格するかも。

     

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  • 90点 オタクは時代の最先端!?(4)

    2018年4月30日 to レディ・プレイヤー1

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    とうとう、スピルバーグ御大までこっちに来たか〜!
    有名オタクSFを原作に、現実にありそうな近未来社会を創っちゃった。

    既存実写映画やアニメ、ゲームのキャラが多数登場するし、舞台設定やストーリーもどこかで見たようなネタのごった煮状態。
    けれども、とにかく面白いの何のって!

    半世紀もすれば、こういう作品もVRでゲーム的に楽しめるようになるのだろうか。
    それなら、本作こそが予言的な名作になるのかもしれない。
    いやあ、まさにエンタメSF。満喫しました。

    そのうちブルーレイ買って、細かくチェックすることになるだろうなあ。
    オタクはもう逃げられません。

     

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  • 60点 中国人なら満点かも(0)

    2018年4月15日 to パシフィック・リム:アップライジング

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    話としては面白いはずなのに、なぜか働く脳内ブレーキ。
    前作に続いて、怪獣特撮の本家である我が国をリスペクト? いやいや、むしろ侮辱にさえ感じます。考証の手抜きが目立ち過ぎ。街並みも、服装も、地理までも。ちょっとググれば分かる程度の下調べもしないとは! 架空の国か? 日本は!

    これは、もはやハリウッド製中国映画ですね。
    実写版ロボットアニメ感満載だった前作には拍手喝采でしたが、本作は中国市場向けの亜流。

    繰り返しますが、荒唐無稽なSFアクションとして、何も考えずに楽しめるストーリーは良かったのです。
    でも、日本人としてこの仕打ちは許せません。
    ★1つ分20点減点の60点とします。

     

     

  • 80点 ビューティフルでエキサイティング(0)

    2018年4月1日 to ヴァレリアン 千の惑星の救世主

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    2時間超えの結構長い作品なのに、一気に見せるジェットコースター・ムービー。
    ヒーロー・ヒロインは基より、主要登場人物も美男美女揃い。惑星や巨大宇宙ステーションの風景も、CG多用にも関わらず自然で美しい。
    何もかもがビューティフルでエキサイティング。
    昔はSF小説の文字を追って空想していた架空の世界を、金に糸目をつけずに映像化するとこうなるのかと、何やら納得させられるものがあります。

    今風なのは、主人公でタイトルにもなっているヴァレリアンが、3枚目っぽい抜けたところがあるのに対し、ヒロインのローレリーヌがきれいで強くて賢くて人格も立派で超絶イケてるところ。
    古典的なスペオペだと、ヒーローはパーフェクトな2枚目で、ヒロインは大抵お姫様っぽいんですがね。

    ストーリーには平和な世界に向けた真面目なメッセージも込められている印象。
    夢のない現代社会の少年少女に是非お勧めしたい、素敵なエンタメ大作でした。

    一点だけ、不満があるとすれば、邦題でしょうね。
    『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』
    何、これ? どういうセンス?
    原題は、”VALERIAN AND THE CITY OF A THOUSANDS PLANETS”=「ヴァレリアンと数多の惑星の都市」ですね。
    前述のとおり、3枚目っぽさが魅力の主人公を「救世主」とか言うと、イメージが狂うと思うんですが。
    せっかくの面白い作品なのに、宣伝の方もちゃんと仕事をして欲しいと思います。

     

     

  • 80点 美しくスリリング(0)

    2018年4月1日 to レッド・スパロー

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    舞台は現代ですが、米ソ冷戦時代を彷彿とさせるどこか古典的な背景描写。
    新人スパイのヒロインが、いきなり大仕事に駆り出され、疑心暗鬼の中、文字通り「命懸け」で任務を果たそうとします。
    ジェニファー・ローレンス演じる薄幸のヒロイン・ドミニカをつい応援してしまうので、最後までハラハラドキドキの連続で中だるみがありません。

    英米人が演じるロシア人たちがなかなかの名演(迷演?)で、英語のセリフもロシアなまりっぽく話していますし、モスクワと東欧(ブダペスト)を行き来する展開も異国情緒に満ちていて、ミステリアスな雰囲気を高めます。
    ラスト・シーンも、洒落ていてなかなか印象的でした。

    裸のちょいエロと、拷問のちょいグロはありますが、アクションよりもサスペンスっぽさが色濃い作品でした。
    内容について触れると、すぐにネタバレになりそうなので控えますが、ストーリーも雰囲気も味わい深くて浸れます。

    それにしても、ヒロインの叔父(情報庁副長官)がプーチン大統領のそっくりさんにしか見えないのが、笑って良いのかためらうところ。物語の設定といい、もしかしたら、欧米と対立を深めるロシアへの皮肉を込めているのかもしれません。

     

     

  • 70点 エピソード0:見習い冒険家(0)

    2018年3月27日 to トゥームレイダー ファースト・ミッション

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    アリシア・ララは、今回が初冒険。イカス女の子ではありますが、所詮は素人。安定感がまったくないという意味で、ハラハラの展開が待っています。
    旧作の大冒険家ララにはアンジーが似合っていましたが、世に出る前の本作には、若々しさ溢れるアリシアがピッタリ。
    キャーとか可愛らしい声で叫びながら頑張ってしまうので、つい応援してしまいます。
    インディ・ジョーンズ風の設定に期待するも、お約束の迷宮アクションはちと物足りない印象。
    まあ、次回「本編」に請うご期待というところでしょうか。
    そこそこ楽しめる長い「プロローグ」でしたので、セカンド・ミッションで真価を確かめさせて貰うとしましょう。

     

     

  • 90点 花の色は(2)

    2018年3月24日 to ちはやふる −結び−

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    素晴らしい「結び」でした。

    「上の句」「下の句」で高水準に完結した印象が強く、さらに続編と聞いた時は、蛇足になったりはしないかと多少不安もあったのですが、観て納得。
    ラストの伏線回収で、3部作として見事に完成したと思います。

    主人公たちが高1で未来に踏み出す前2作に対し、本作では高3。それぞれの将来への進路選択の分かれ目でもあり、部活で共に過ごす人生のひと時もこの夏で終わります。
    高3の先輩が後輩に高校生活を振り返って語るシーンや、敗退した学校の高3生たちが泣き、それを顧問の教師が慰めたり叱咤したりするシーンがありますが、もう感無量で涙をこらえきれませんでした。
    部活であろうとなかろうと、誰もが人生のどこかで経験してきたステージなのではないでしょうか。
    同年代の若者が観ても、二度と来ない青春の輝きの素晴らしさと寂しさを垣間見ることが出来ると思います。

    作中、ある人物が百人一首から有名な一首を紹介しますが、過去に青春時代を過ごした世代にとっては、まさに同感でした。
    せっかくですので、別の一首を挙げておきます。
    長らへば またこのごろや しのばれむ
    憂しと見し世ぞ 今は恋しき

    エンドロールの最後に幕引きの1シーンがあり、その時に感じるのは「ああ、もっと観ていたかった……」という気持ちでした。
    ですが、これこそが本作の味わいを集約したもの。
    広瀬すずさんをはじめとする若者たちの輝ける青春のひと時の姿をまぶたの裏にとどめ、これで結びとすべきなのでしょう。

    シリーズを通して残った素晴らしい後味に感謝を込めて、☆1つ10点加算の90点を贈ります。

     

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  • 90点 JAZZなればこそ(10)

    2018年3月14日 to 坂道のアポロン

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    三木孝浩監督らしい、直球ど真ん中の青春映画。
    昭和の高校生らしい熱い友情と純粋な恋愛。小手先の技ではない、大波のような感動で心が揺さぶられました。
    メインキャストの3人が、いずれもとても輝いていて、見ているだけで惚れ惚れします。
    切なさの募るストーリー展開ですが、ダークな味わいはないので、最後まで安心して浸れました。

    それにしても、セッションシーンの素晴らしいこと!
    私はクラシックファンで、ジャズはどちらかと言えば苦手なのですが、この作品ではジャズでなければならない必然性を感じます。
    ピアノとドラムで掛け合う二人の心の交流が、音と映像でありありと描かれて、言葉以上に雄弁に物語ります。

    この作品が、現代を舞台にしたなら非現実的に映るのだとしたら、寂しいことです。
    青春時代の純粋な友情や恋、熱い心の通い合い。
    私自身も昭和世代なので、懐かしさや憧れを感じるのですが、もはや古いのでしょうか。

    セッションシーン以外にも、海水浴に雨やどり、糸電話など、絵になる名シーンの数々が散りばめられていて、後から思い出されます。
    DVD化されたら、時々観返したくなることでしょう。

     

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  • 70点 愛の器が問われます(2)

    2018年3月4日 to シェイプ・オブ・ウォーター

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    愛の前には人種も国境もなし。
    では、人ではない異形の存在が相手ならどうなのか?
    しゃべれないが故に孤独なヒロインに、「彼」はどのように感じられたのか。

    15+なのはちょいエロだからでしょうが、この作品に込められたメッセージは、いっそ成人向きと言っても良いでしょうね。
    観る側の愛の器が試されている感じがします。
    半魚人の刺激的な造形によって共感がセーブされてしまった私は、やはり凡人に過ぎないことを自覚しました。

    ちょっと重苦しさもあるダーク・ファンタジー。薄っぺらい感動作ではありません。

     

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