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Blue Rose さん

Blue Roseさんのレビュー一覧

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1315件中1-10件

  • 90点 繰り返し胸に焼き付けるべき出来事(0)

    2017年8月15日 to 黒い雨

    原子爆弾の怖いところ・・・一瞬にして町を焼くつくし、そこにいた人々の命を残酷に奪うところ。いえ、それだけではありませんね。もちろん原爆が落とされた瞬間、街はとんでもなく破壊され、そこにいた人々は言葉では語りつくせないほど悲惨な姿となってやがては死んでいくのですけれど、この爆弾の怖ろしいところは、その「瞬間」だけではなく、その後ずっと、言ってみれば「未来永劫」様々な恐怖と戦っていかなければならないところなんですね。この作品を観て、本当にそう痛感しました。

    映画としても、非常に重厚。1989年の作品ということで、十分カラー作品にすることもできたのでしょうが、あえてモノクロにしているところが、これまたいいです。テーマによく合っています。かつての黒澤作品のような重厚さを感じます。

    今までにもこうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」などで原爆の怖ろしさは十分知っているとおっしゃる方も多いのかもしれませんが、人間は忘れてしまう生き物です。何度も心に焼き付けておかなければ、過ちを犯してしまうかもしれません。現在、世界情勢はきな臭い感じになってきております。かの国の指導者の方々にも、是非とも観てほしいなあ・・・。なんて、それはムリなんでしょうけれど。でも、近年、広島の原爆資料館を訪れる外国の方が増えているのは喜ばしいことだと思います。市民レベルで、「核の脅威」を何とかしていきたいです。
    ちょっと話はそれましたが、「火垂るの墓」や「この世界の片隅に」などと並んで、日本人なら(本当は外国の方も)必ず一度は観てほしい、いや繰り返し観てほしい作品です。

    追伸:私、本編に続く、元々のラストとして撮られた、「田中好子さん」が四国にお遍路に出るというエピソードの続編も併せて観ました。う〜〜ん、映画としてはやっぱり本編で終わっているのがいいかな。ただ、スピンオフとして巡礼の話も「あり」だとは思いますが。

     

     

  • 70点 時代の流れ(0)

    2017年8月15日 to 鬼畜

    日本映画史に残る名作と名高い本作、ようやく観ることができました。松本清張さんの原作、野村芳太郎が監督ということで、日本映画の中で私が一番好きかも?と思っている「砂の器」にも匹敵するくらいの感動を与えてもらえるかも、と期待して観たのですが、正直そこまでではありませんでした。

    なぜそこまで感動できなかったのか、観終わってからその理由を考えましたが、結局のところその答えは「時代」なのかなあと思いました。映画が作られたころに観たらそれなりに大きな「感動」もあったのでしょうが、この平成29年に観ましたら、それほど心も動かされませんでした。では、それはなぜか・・・。誰しもたどり着く答えだと思いますが、現実の世界でもっと「鬼畜」なことが多々行われているからだと思います。

    この映画が公開された1978年当時は、まだ親が「親」であり子が「子」であり家族が「家族」であり人間が「人間」であった時代なんだろうなあと思います。そんな時代ですので、「人間らしくない所業」「親らしくない所業」があれば人々はそのことに驚き衝撃を受け、「鬼畜」と呼んだわけです。けれど平成29年の現在、「親」らしくない親がそこらじゅうにに増え、人間の所業とは思えないような出来事が日々ニュースで報道されています。
    そういう「鬼畜」な人および出来事にある意味「慣れて」しまっているので、この映画に対する「衝撃度」が薄れてしまったんでしょうね。

    それでも、映像という意味においてはかなり衝撃的でした。映画(つくりもの)とはいえ、子どもを虐待する映像(小さい子どもの口にご飯を突っ込む場面)には驚きました。これも先に述べた内容とはまた違った意味で、「時代」がちがうんだなと思いました。

    緒形拳さん・小川真由美さん・岩下志麻さんは本当に熱演で、日本を代表する俳優さん方の底力を見せてもらった気がしました。

    実はこの「鬼畜」、この秋・冬にスペシャルドラマになって帰ってくるという噂を耳にしています。過去の名作をリメイクしてくれるのは、楽しみでもありますが不安でもあります。特にこの作品のリメイクについては正直不安の方が大きいです。先ほども書きましたような衝撃的な場面はきっと現在では撮れないでしょうし、内容的にも今の時代では衝撃的には描けないでしょう。
    私の大好きな映画「砂の器」がいろいろな事情(その事情については聞いております)でリメイクとしては成功しないように、この作品も「どうなんだろうなあ」と不安に思っています。もし噂が本当であるなら、制作にかかわる方々は根性を据えて、いい作品を作っていただきたいと思います。

     

     

  • 80点 なかなかよくできている(0)

    2017年8月14日 to ミュージアム

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    これはさしずめ日本版「セブン」だなあ・・・と思いながら観ておりました。観終わってここのレビューを読んでおりましたら、同じように感じておられる方が多くいらっしゃったのですねえ。そりゃそうだろうなあ。制作側もきっと意識していましたよね。前編ほぼ「雨」というのも同じですし。小栗旬さんはもちろんブラピ、そうすれば松重豊さんはモーガン・フリーマンさんですねえ。

    いや〜、えげつない映画でしたねえ。汚い言葉ですが「胸糞が悪くなる」とでも言いましょうか。連続殺人事件のラスト、そうなるか〜?とも思ったのですが、物語のラストはさらによく考えられたものでした。

    主演の小栗旬さん、その演技が暑苦しいとの指摘もありますが、私は好きです。よく頑張っておられると思います。それから尾野真千子さん、やっぱりうまいですねえ。それからこの映画ではやっぱり妻夫木君、猟奇殺人犯をよく演じておりました。頑張ってましたね!

    こういう映画は、ともすれば「あざとく」なってしまうのですが、この作品はなかなかよくできているなあと思いました。ラストもよくできていて、邦画では珍しい「後味の悪い」名作でした。読書の世界では最近「イヤ・ミス(読み終わったら嫌な気持ちになるミステリー)」というのが流行ってますが、まさにそういう作品でした。

     

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  • 90点 キラキラが止まらない!(2)

    2017年8月14日 to ちはやふる −下の句−

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    「上の句」にいたく感動した私、この「下の句」にもかなり期待しておりました。で、期待通りいい作品でした。この「下の句」は「団体戦と個人戦」について描かれておりましたが、なかなか真理をついておりましたね。私、若いころ陸上競技をやっておりました。一人で走る競技ですが、その時思ったのは「一人でやる競技だからこそ、一人では戦えない」ということでした。一緒に練習した仲間の支えがあってこそ、一人で勝負の場に出て行けるのです。今回この作品を観て、そのことを思い出しました。

    出演者の皆さんは相変わらずいい演技をされていましたが、特にこの「下の句」では松岡茉優さんがその存在感を発揮されておりましたね。

    現在、またまた続編が作られているとのこと。う〜〜ん、楽しみです。公開が楽しみな作品がまたひとつ増えて、私も幸せです。

    追伸:すずちゃんの袴の赤と近江神宮の山門(?)の赤、いいですねえ。まさにこの作品を象徴している感じです。

     

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  • 90点 キラキラが詰まっている!(0)

    2017年8月14日 to ちはやふる −上の句−

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    いや〜、すがすがしい!これぞ青春!まず何よりも、恋愛を中心に据えていないところがいい!

    いえ、もちろん「恋」もいいのですよ。特に若いうちはそれが「人生の中心」である日々もあってもいいと思うのです。でもね、やっぱり人生はそれだけじゃあ、ない!友情も大事!クラブ活動やそれ以外の活動も大事!この映画にはそれらの「人生において大切なもの」、特に「青春期において大切なもの」がバランスよく配合されているように思います。

    思えば「若さの特権」って、大切だと思うことに変な計算なく立ち向かっていけることだと思うんですよね。何に対してもまさに「ピュア!」といった感じで。ある程度年齢がいってしまうとこっぱずかしかったり変にポーズをつけてしまったり損得を計算してしまったりするんですけど、そういうところが無くてまさに一生懸命!当たって砕けろ的な!そういう「若さの特権」を、ナイスキャスティングで表現されています。すずちゃんも萌音ちゃんも、そして野村君もそのほかのみなさんも、本当に違和感なく、青春の「キラキラ」を表現してくれています。

    私、原作は未読です。でもきっと、原作の方がもっと面白いんでしょうね。原作好きの方からは「映画なんか物足りないよ」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。「机くん」の挫折や復活なんか、漫画ならもっと丁寧に描かれてたんだろうなんて推察したりします。
    でもね、私はこの映画、とっても気に入りました。上に書かせていただきましたように、青春のきらきらが詰まった、まさに「青春映画の傑作」だと思います。

     

     

  • 60点 青春映画の王道(0)

    2017年8月14日 to アオハライド

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    恋愛を中心に据えた、青春映画の王道作品です。とりたてて「感動する」ということもありません。正直よくある、普通の作品です。

    こうなってくると、その作品が「いい」か「わるい」かは、出演者によりますよね。もっとはっきり書くと、観ている人にとって出演者が「好み」かどうか(笑)。私にとってこの作品の本田翼ちゃんは「好み」でした。でも、高校生役としてはもうぎりぎりでしたけどね。
    それでいうなら相手役の東出さん、こちらはちょっとぎりぎりアウトのような・・・。

    お話は先ほども書かせていただいたように、「ふつう」なのですけど、現実にはちょっとあり得ないようなエピソードもあって、あまりのめり込めなかったかな。まあ個人的には本田翼ちゃんが可愛かったってことで、まあ、それだけの映画でした(笑)。

     

     

  • 60点 恋愛至上主義(0)

    2017年8月14日 to ストロボ・エッジ

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    なんじゃこりゃ〜?ここに登場する男子・女子たちは、恋愛のことしか考えてないやんか〜、こんなことでいいのか〜?この作品を観てそんなことを考えてしまった人は、もう「若者」「青春」ではないんでしょうね〜(笑)。

    いえいえ、かく言う私も、この映画を観てもちろん前述のように感じましたよ。でもね、この年頃の健全な男子・女子たちは、世の中の事・政治のことよりは、身の回りのこと、特に自分の恋愛に一番の興味を持っているんでしょう。いえ、もしかしたら、「それ(恋愛)にしか興味ない」と言っても過言ではないかもしれません。

    ここまで書いたら、そんなことはないです!と抗議を受けそうですが、でも、ある意味真実だと思います。ですので、お話としては「なんじゃこりゃ〜?」な面も多分にある作品だと思いますが、若者の真実の姿を描いているとも言えると思います。ですので、この作品に共感する・めっちゃ感動したという声があっても不思議はないと思います。

    正直私なんかはもうかなり年齢を重ねておりますので、「若い人は、いいねえ」などと思いながら、若い人のそばで見守るというスタンスでこの作品を観ておりました。青春期を過ぎてもう数年という私にとっては、結局、それが正しい「観方」だという気がします。

     

     

  • 70点 二十四時間の情事?(0)

    2017年8月6日 to ヒロシマモナムール

    これはなかなか素晴らしい反戦映画です・・・なんて言ってみたいのですが、正直なところ、ちょっとわかりませんでした〜(汗)。いえ、反戦・反核映画だというのは十分に伝わります。1959年の作品ということもあってモノクロ作品だと思うのですが、カラーであるよりモノクロである方が、その主張がよく伝わると思います。私、「夜と霧」も観ましたが、同じような「戦争」に対する怒り、有無を言わさず命を奪うものに対する怒りが、十分に伝わってきました。

    ・・・ただ、私に言えるのはこんなところまでですかね〜。もっともっといろいろと「もっともらしい」ことを言っても、あとはウソになります。正直に言いますと、これ以上のことは私には理解できませんでした。フランス映画らしい「もの言いたげな」男女の雰囲気、そしてその中で反戦を語るという、ある種斬新な作品でありました。

     

     

  • 70点 最後まで隠し通すのがルール(0)

    2017年8月6日 to 情愛中毒

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    不倫をテーマにした映画ですから、ラストはだいたい予想がつくのですけれど、主人公二人のことを思うなら、「最後まで秘めやかにやってほしかった」と思います。結婚していても、ほかの人を好きになるというのは、もしかしたら仕方ないことなのかもしれません。そしてお互いの気持ちを確認してしまったら、「秘密の関係」になってしまうのも、もしかしたら仕方ないのかもしれません。けれど、そうなってしまたら、「絶対に見つからないこと」「秘密にし通すこと」が絶対に必要です。いえ、私、不倫を勧めているわけでも認めているわけでもありませんけどね。

    さいごにあんなふうにブチ切れてしまうのは、いろんな意味で「ルール違反」です。その後の二人の、特にソン・スンホンさんの姿が悲しかったです。合わせて、イム・ジヨンさん、魅力的でした。

    ここ数年、「不倫」をテーマにした映画・ドラマが評判をよんでいますが、この作品も、それらとテーマを一にする作品でした。ああいうドロドロが好きな方にはお勧めです。

     

     

  • 70点 ほんわか温かい映画(0)

    2017年7月30日 to 福福荘の福ちゃん

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    とにかく、大島美幸さんの熱演に尽きます。普段の一生懸命笑いを取る姿そのままに、ちょっと不器用だけれど温かい青年(いや、おじさん?)を好演しています。もちろん狙ってのキャスティングだと思いますが、荒川良々さんとのコンビはまさに名コンビです。似てます(笑)。
    もっと笑いの要素を加えると、吉本新喜劇にさえなってしまいそうな人情喜劇。そしてそこに水川あさみさんとの恋愛の要素も絡んで、温かい作品になっています。
    大感動というほどではありませんが、時間に余裕のある時にもってこいの、ほんわか映画です。

     

     


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