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tabula_rasa さん

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家で観た映画のひとくち感想

※特に表記していない限り、洋画はすべて字幕版です。また、ネタバレしている感想があるので、ご了承ください。

『かぞくはじめました』
亡くなった親友の子供を引き取って、反りの合わない男と共同で育児生活を始める独身女性を主人公にしたコメディ映画。私は育児経験はないのだが、それだけにこういう映画を観ると、すごく大変そうに思えてしまう。そういった擬似体験も含めて中盤くらいまではおもしろく観られたのだが、後半の展開がやや雑に感じられた。彼らが「自分たちはやはり家族である」という認識を持つ過程が、観ている側には少々伝わりにくいのではないだろうか。たとえば、月並みではあるが「ママ」だけでなく「パパ」と呼ばせると、なおよかったと思う。

『リメンバー・ミー』(2017年)
公開時、まったく興味を惹かれなくて劇場での鑑賞を見送ったのだが、今回観てみたらおもしろかった。特にストーリーがよくできていると思う。意外性があるし、設定をすべて生かしている。序盤、「音楽を排除する一族だなんて、リアリティがないなぁ」とあきれていたのだが(音楽が嫌いなひとはいないと私は思っているので)、しかし最後まで観るとその設定がどうしても必要だったことがわかる。この世で死んだ自分のことを憶えているひとがいなくなってしまうと、死者の国からも消えてしまう。そうならないためには、写真を祭壇に飾って語り継がなければ・・・という宗教は、私の信じる真理と真っ向から対立するのだが、映画のなかのファンタジーだと考えれば、目を瞑れるかな。とにかくおもしろかった。やはり映画は観てみるまではわからないと、あらためて思い知らされた作品である。

『フォーン・ブース』
なかなか見ごたえのあるサスペンス映画だった。街角の電話ボックスで脅迫され、その場に釘付けにされるというアイデアもさることながら、そこから離れることができない理由づけとか展開なんかが自然で、無理なくシチュエーションを作り出せているのが成功した理由かと思う。あと作られた時期も、よかった。携帯電話が普及して、電話ボックスが撤去されつつある最中だからこそできたわけで、今だったらもう無理だろう。観ている間、ずっと犯人の正体が気になっていたのだが、こういう終わり方も想像が膨らんでよかったのではないか。

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
この映画は正直言って、よくわからなかった。序盤は、これはこれでおもしろいかなと思い、作品に寄り添って観ていたのだが、あまりにも意味不明なところが多すぎて、ついていけなくなってしまったのである。特に中盤あたり、MRIで心臓を撮影したら、マイマイガにかじられていた・・・というところに至っては、「夢オチか。それとも死んだのは妻ではなく主人公の方で、魂があの世で空想している物語なのか」などと勝手に結末を予想していたのだが、結局納得できる結末にはならず。エンドロールが流れ始めたときには「あれは、なんだったんだ!」と、さけびたくなってしまった。観終わってから調べてみると、最愛のひとを亡くした喪失感から脱け出す方法を描いているようなのだが、わたしはもっと効果的な方法を知っているので、それでこの映画が響かなかったのかもしれない。

『シザーハンズ』
私は映画をたくさん観ている(すくなくとも1,000本以上は)という自負はあるのだが、そのわりに有名な作品をあまり観ていなかったりする。なぜかというと、みんなが観ているという理由で作品を選んでいないからである。そして、本作もそんな1本といえるだろう。現代を舞台にしたおとぎ話的味わいがあり、バートンにしか作れないだろうと思わせてくれるものがある。ただ、世間で評判になっているほど作品世界に浸れなかった。ひとつ気になったのは、ウィノナ・ライダーが演じるヒロインの出番が思いの外すくないことである。廃墟のような城にひっそりと暮らすエドワードを家に連れ帰るのは彼女の母親で、それ以後も母親をはじめとして近所の主婦などが世話を焼いていたりしている。その結果、エドワードとキムの映画という印象が薄いのである。ふたりのラブストーリーにしたければ、最初に出会い、その後も唯一の彼の理解者になる役目をヒロインに担わせるべきなのだが。しかし家に連れ帰ってからもしばらくキムはいなかったので、あえてそうしているのだろう。しかし、それにどんなねらいがあるのか、最後までわたしにはわからなかった。

『悪の法則 オリジナル版』
出演者が超豪華な作品だが、(私の調子が悪かったせいもあろうが)雑に見えた。あるシーンは細かく描かれているのに、一方ではばっさり省略されていたりする。もちろんそれもリドリー・スコットの意図なのだろうが、わかりにくくないか? しかしそれでも、この作品の根底に流れる哲学的な壮大さをうっすらと感じることができた。つぎはもっと調子のいい時を選んで、特別編集版を観てみたいと思う。

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