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ちょし さん

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285件中1-10件

  • 60点 確かに現実はこうかもしれない(0)

    2017年9月15日 to 三度目の殺人

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    観賞後、何となくスッキリしなかった。
    いくつかの伏線も回収されず、真実も明かされない。
    カタルシスも得られない。

    でも、巷で起きている殺人事件も、報道される一面と裁判の結果はわかっても、真実を知らされるわけではない。
    そういう意味ではこの映画はとても現実的な題材を扱った画期的なものなのかもしれない。
    司法の問題点を描いているという側面もある。

    ただ、同じように真犯人が明かされることがなくすっきりとしない終わり方だった『殺人の追憶』はものすごく余韻のある感動的な作品だった。
    『三度目の殺人』にはその余韻がいまひとつ感じられなかった。

    個人的な好みも入るけれど、主演の福山雅治が食い足りない。
    役所広司の怪演も上手いとは思うが、ミステリアスな部分がそれほど感じられない。
    広瀬すず、目力はあるけれど、瞳の奥にもう少し闇を感じさせてほしい。
    満島真之介は良かったと思う。

    とても惜しい映画だったというのが実感。

     

     

  • 60点 バンブルビーはやっぱり可愛い(0)

    2017年8月10日 to トランスフォーマー/最後の騎士王

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    10年前の第一作目以来観ていなかったのだけれど、こんな壮大なお話になっていたとは(笑)。
    でもストーリーはもうこの際あまり関係ないですね。
    感動するとかしないとかも関係ない。
    とにかくオートボットの映像の格好良さだけ確認しに行った感じ。
    テレビの宣伝で、今回はスローモーションを多用したのでオートボットの変身の動きがわかりやすくなっている、って言ってたけど、問題はそっちじゃなくて、どれが味方でどれが敵なのか判別しにくいことかな。
    オプティマスプライムとバンブルビーだけ認識してればいいのかな。

     

     

  • 50点 期待していたよりは・・(0)

    2017年8月1日 to 心が叫びたがってるんだ。

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    期待していたよりは心が動かなかった。
    青春映画は嫌いじゃないんだけど・・
    何だろう、ストーリー上の設定にいまひとつ入り込めなかったからかな。
    主演の芳根京子さんの演技もあまり好みではないかも。
    石井杏奈さんがわりと好きで観に行ったのもあるんだけど、彼女の良さもあまり感じられなかったし。

    セリフの中には心の残る言葉があったし、
    ミュージカルの歌も悪くなかったし
    秩父の風景も綺麗だった。
    そこに各15点ずつ。

     

     

  • 90点 香港の霧は晴れるのか(0)

    2017年7月26日 to 十年

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    低予算、ノースター、無名の監督たちのオムニバス。
    にもかかわらず2016年の香港金像奨に輝いている。

    香港がイギリスから中国へ返還されて20年がたった。
    そして、この映画は10年後の未来を描いている。

    社会派問題作である本作は日本でどのくらい受け入れられるのだろうか。
    若干難解な部分もあるが、アジアに注目している人は是非観てほしい。
    エネルギッシュでミステリアスな香港を知っている人、愛している人は見逃してはならない。
    カンフー映画や黒社会映画やウォン・カーウァイ映画だけを観て香港映画通と思ってはいけない。

    第1話『エキストラ』でため息をつき、
    第2話『冬のセミ』で暗澹たる気分になり、
    第3話『方言』で苦笑する。
    第4話『焼身自殺者』はさらに辛くなる。
    しかし、第5話『地元産の卵』では少しだけ霧の晴れ間から日が差してくる。
    この構成が見事だと感じた。

     

     

  • 80点 花が主役は新鮮(0)

    2017年6月5日 to 花戦さ

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    この時代のお話は歴史上の人物それぞれに先入観や思い入れがあったりして、なかなか素直な見方ができないのだけれど、今回の主役は花、そして初めて聞く池坊専好という僧侶である。
    よくある戦国時代の信長や秀吉や利休を軸としたお話とは少し違うところが新鮮に感じた。
    池坊専好のキャラクターが野村萬斎にぴったりと合っていて、ともすれば重苦しいストーリーが明るく救いのあるものとなっている。

    利休が専好を草庵に招き茶を点てるシーンは印象的だ。
    利休に心を開き癒される専好。
    そして対照的に利休の茶室で我儘なふるまいをする秀吉@猿之助。
    名だたる戦国武将たちが魅了された利休の秘密がそこにはある。
    素直に悩みを打ち明け泣くのも、困らせようと駄々をこねるのも本質的には変わらない。
    利休は黒樂に象徴されるように懐深く客人をもてなし包み込み受け入れる。
    しかし利休自身は決してぶれることはないのだ。
    私の中で様々な利休像が交錯していたが、佐藤浩市の利休は自分の中でスッと穏やかに着地した。

    最後に、華道というのは茶道から派生したもの、と思いこんでいた私。
    たいへん浅薄でした。ごめんなさい。花

     

     

  • 80点 諦めてはいけない(0)

    2017年5月20日 to 3月のライオン 後編

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    ちょっと駆け足で展開が唐突な印象はあるけれど、この原作のテーマを丁寧に描けていたと思います。
    原作に比べて香子が出過ぎ、と思っていたのだけれど、後半で彼女の存在が活きていました。
    幸せになることを諦めてはいけない、という幸田の台詞が胸に響きます。

    対戦シーンは将棋がわかればもっと面白いのでしょうね。

    ラストの山寺のシーン(山形県の立石寺だそうな)は本当に素晴らしかった。
    行きたい場所がひとつ増えました。

     

     

  • 70点 映画にまとめるのは難しいか・・(0)

    2017年3月22日 to 3月のライオン 前編

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    将棋はとんとわからないくせに原作の大ファンです。
    神木隆之介くんと佐々木蔵之介のキャスティングは完璧、と期待したのですが・・・。
    確かにキャラクターと演技は良かったし、楽しめました。
    でも、やはり原作の良さを映画に活かすのは難しかったかな。
    原作の良さは回りの人たちが主人公を徐々に変えていくこと、それが主人公のモノローグによってジーンと心に響いてくることなんです。
    でも映画の限られた時間の中ではじっくりと主人公の変化を描くことは難しいし、脚本も原作通りには行きませんよね。
    原作とは別物として楽しむべきなんでしょうね。
    とりあえず後半に期待します!

     

     

  • 100点 20数年ぶりに会う憧れの・・(0)

    2017年3月18日 to 古嶺街〈クーリンチェ〉少年殺人事件〈4Kレストア・デジタルリマスター版〉

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    エドワード・ヤン監督の映画を初めて観たのは1987年台北に住んでいた時だった。
    その年の金馬奨作品賞を受賞し話題になった『恐怖分子』。
    衝撃だった。
    日常に潜む闇、都会の闇を見事に描いていた。

    その時私の記憶にエドワード・ヤン=楊徳昌監督の名前がしっかり刻まれたのであるが、
    次の作品『クーリンチェ少年殺人事件』が世に出るまで5年の月日が流れ、当時の私は台湾映画のチェックもすっかり忘れ、日本での公開を見逃してしまった。
    後年、ビデオ版を探しあて、家で鑑賞し、またもや衝撃を受けたのであるが、小さなテレビでは画面も暗く、劇場で観なかったことを後悔したものだった。
    そんなわけで私にとっては今回の公開は、昔憧れ続けていた先輩に20年ちょっとぶりに会って話ができたようなそんな感覚だ。

    先輩は昔と変わらず素晴らしかった。
    ルックスは昔よりもずっと洗練されたようだ(デジタル化で画面はより鮮明になった)。

    光と闇との対比によって象徴される世界は1960年代の台湾の時代背景をそのまま映し出す。
    自分で懐中電灯を持って照らし続けなければ自分のいる場所さえ見失ってしまう。
    もちろんこの時代の台湾の混沌と閉塞感は大きなテーマであるが、
    思春期特有の危うさや焦燥感、行き場のない自意識など、少年の普遍的な内面の葛藤が描かれている。

    一回目に観た時には私は小四と同様に小明の言葉に動揺し、ショックを受けた。
    今回は最初から小明がどんな境遇で、どんな行動に出ているのかを知っていたので、初回の時ほどの衝撃はなかったが、
    236分、ただただスクリーンの美しい映像に酔いしれた。
    それはまるで一枚一枚切り取られれた絵画のようで、その構図の完璧さは驚くばかりである。

     

     

  • 90点 胸の奥にツーンと来るものが(4)

    2017年3月7日 to ラ・ラ・ランド

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    冒頭のダンスシーン、
    女優志望の女性たち4人が色違いのドレスで闊歩するシーン、
    主人公二人がロスの夜景をバッグに踊るシーン・・
    ミュージカル映画の名場面として残るであろうシーンが前半に散りばめられていて、
    ああ、これは元気の出る映画なんだ、とふわふわと鑑賞していたら・・・・・やられました。

    ネタバレになるのでうまく書けないのが悔しいけれど、
    何というか、この歳になると、
    自分の過去に「あの時こうすれば・・」とか
    「あっちを選択していたら今頃は・・」なんて思いが
    油断すると溢れ出てきてしまうので、通常は蓋をして鍵をかけているわけです。
    それをね、ラストに思いっきり錠破りされちゃった気分。
    そういうのを映像化するの、やめてください!
    ホントに。
    もうね、劇場出てからしばらく悶々としましたよ。
    胸の奥がツーン、って。
    あ、すぐに立ち直りましたけどね。

    エマ・ストーン、大きな目が印象的で表情がくるくると変わって素晴らしかったです。
    アメリカでプリウスってそんなに売れてるんでしょうか(私は好きじゃない)。
    音楽、良かったです。
    オシャレで素敵な映画でした。

     

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  • 80点 藝の継承(0)

    2017年2月3日 to 《シネマ歌舞伎》阿古屋

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    稽古場から舞台裏までを映しながら、玉三郎のナレーションが流れる。
    まるでドキュメンタリーのように始まるのがこの映画のひとつの見どころだ。
    歌舞伎の裏方の動きを知ることができる映像は貴重。
    ひとつの舞台にこんなに多くの人たちが関わっているということにまず感動する。
    エンターテインメントとしての歌舞伎の奥深さに改めて魅了された。

    もちろん玉三郎丈の琴、三味線、胡弓の演奏は最大の見せ場。
    現在この阿古屋を演じることができるのは玉三郎だけ、というのもなるほどと頷ける。
    高度な演奏技術、演技の表現力、気高い花魁の美しさと三拍子そろった役者はそういないだろうし、敢えてこの役を演じるには相当な努力と自信と後ろ盾も必要だろう。
    次にこの役を演じる女形にいつ会えるだろうか。
    この素晴らしい藝を継承していってほしいと心から思う。

     

     


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