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コージィ さん

コージィさんのレビュー一覧

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292件中1-10件

  • 60点 好みだが薦めるかは微妙(0)

    2019年6月18日 to ウィーアーリトルゾンビーズ

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    サイケデリックな色調で、新しさを感じる画面作りは魅力的。
    SNSの人気急上昇と炎上による失墜など、今風のネタは盛り込んでいるし、子供の描写は今風でもある。

    一方で、題材にしたファミコンなど、1980〜90年代あたりに戻ったような懐かしさも、同時に感じた。
    出てくる登場人物に、誰一人としてまともな奴はいない。
    特に大人は、正真正銘ろくでなししか出てこない…みたいな、どこか斜に構えた社会に対するスタンスも、少し昔の流行りのような。
    1990年代のヤンジャンやヤンマガっぽいとでもいおうか。

    新しさと古さの同居。
    野心的で面白い。
    監督が30代のようだが、「お兄さんたちの文化を背伸びして吸収してきた早熟な子」みたいな人ではないかと思った。

    しかしながら、正直言って長く感じる。
    長編としての緩急が乏しく、感情の誘導が薄い。
    似たような映像・セリフの繰り返しで、中だるみがすごかった。
    約120分なのだが、80〜90分くらいにつまめば、観ていて疲れなかったと思う。
    CMや短編映画を長くつなげて、映画仕立てにした印象がぬぐえない。

    好みではあるんだが、人に薦めるかというと微妙。

     

     

  • 70点 見事な法螺話(0)

    2019年6月14日 to クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅

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    少年院に行くはずの少年たちに、学校の先生となった主人公が、自分の昔話をする形で物語が進みます。

    作中で主人公が言っているように、そのすべてが本当ではなく、かなり盛った作り話の要素が入っています。
    各国の移民管理局のひどさなど、時事ネタも織り込んで。
    そのため、軽妙な笑いと、それはご都合すぎるだろというツッコミどころが、交互にやってきます。

    そもそもこの映画は実録・実話ものではなく、原作はフランス発のコメディ作家によるケータイ(スマホ)小説『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』。
    インド映画っぽいですが、アメリカ・インド・シンガポール・フランス・ベルギーの共同制作。

    奇想天外な法螺話を、軽妙なリズムで見せてくれる作品だと思えば、かなり楽しめると思います。
    (リアル志向の人にとっては、「ふざけんな」って感じになると思うけど)
    ダンスシーンもいいしね。
    95分と、短いのも好印象。

     

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  • 70点 悪役が濃くてかっこいい(0)

    2019年6月13日 to パドマーワト 女神の誕生

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    豪華絢爛な画面、衣装に驚きながら鑑賞。

    『バーフバリ』のような英雄譚ではない。

    「ヒンズー教徒女性の象徴」である、パドマーワトの姿を通し、ヒンズー教の教えと、高潔な精神と正義について語っていたように思う。
    私のように、宗教的な知識&インド文学の教養がない人間には、言いたい教えの理屈はわかるが、爽快感は得られない展開だった。

    むしろ、イスラム教の王の「悪」っぷりがかっこよかった。
    悪が濃ければ濃いほど、正義が目立つ。
    正義って、実は平板で魅力ないから、悪役があって初めて光るんですよね。

    ところでこの映画、いろいろ検索したら、公開前に的外れな宗教的指摘で、騒ぎになったらしい。
    世界中どこにでも、映画観ないで想像で叩いたり、エンタメと実際の歴史の区別がつかなかったり、って「分別のつかない奴」がいるんだな、と思ったりして。

     

     

  • 90点 ウィル・スミス怪演(0)

    2019年6月12日 to アラジン

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    このところ、経済的な投資戦略都合だけで作られてるとしか思えない、ディズニー・アニメーションの実写化の中では、一番好きな作品となりました。

    やたら怒りっぽく自立した女性ばかりに変質した、最近のディズニー・プリンセスの中では、無理のないキャラ作り・落とし所に思えましたし。

    予告編での初見印象は「これ、ジーニーじゃなくて、単なる青いウィル・スミスじゃん」って感じだったけど、すんごくジーニーだった。
    良い意味でウィル・スミスらしくなく、突き抜けた感じに仕上がっていて。

    主人公はアラジンでもジャスミンでもなく、ジーニーだった。
    ちゃんと『アラジン』でしたね。

    アニメーション版と比較せずに、魅力に溢れた映画世界を楽しめばいいと思います。

     

     

  • 80点 リアルな演技(0)

    2019年6月12日 to 長いお別れ

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    父(山崎努)が認知症になっての7年間を、主人公である娘(蒼井優)の視点で描いた作品。
    結婚する前の、モテるけど男運の悪い(ってイメージの)蒼井優に当て書きしたんじゃないかという、はまり役でした。

    すごくいい作品なんだけど、あまりに山崎努が好演しすぎ!(監督の演出も!)
    個人的体験の話で申し訳ないが、今は亡き自分の親の認知症体験がフラッシュ・バックして、途中から動悸・脂汗・めまいがして困りました。
    介護は素人には無理!
    プロに頼れるところは頼る!
    と、鉄則を思い出して、自己暗示をかけながら、どうにか最後まで見届けました。

    認知症を問題としたものでなく、「家族ってなんだろう」「幸せって何?」という素朴な疑問に答えを探す映画だったと思います。

    いろんな女の人のキャラが出てきたけど、一番可愛かったのが、最高齢な母親役の松原智恵子だったという。
    役者の演技力のすごみを味わいました。

     

     

  • 70点 思わず笑った(0)

    2019年6月12日 to 町田くんの世界

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    笑った笑った。
    よくある高校生の不器用な恋愛ドラマかと思いきや、ちょっと不思議感があるコメディになってました。
    こういう作品がポコっと現れるあたり、邦画も捨てたもんじゃないな、と思いました。

    映画だけ観ると、昭和末頃のコバルト文庫みたいなテイストなんですが、2015〜2018年連載の少女マンガが原作。

    原作漫画では、町田くんは映画と違ってかっこよく、男女問わず「きゅん」と惚れちゃう感じに描かれていたんですが……
    映画だと、「助けなきゃ」と周りが思っちゃうタイプになっていて、これも味があって良い感じ。

    ところで、27歳の前田敦子に高畑充希が、まだ女子高生役できるのすげーっす。

     

     

  • 80点 ブラックユーモア大盛り(0)

    2019年6月8日 to スノー・ロワイヤル

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    真面目な除雪員にリーアム・ニーソンって、説得力なし!

    空港でバイトしていた息子が、麻薬取引を見てしまい、マフィアにコカイン過剰摂取に見せかけて殺されたことを知ったリーアムがブチギレ!
    マフィア構成員を、素手、ライフル、除雪車で、次々と殺していきます。

    単なる復讐譚かとおもいきや、ブラックユーモア大盛りの、コメディタッチ!
    名字が「コックスマン」ですよ。
    ずっと「コック」「ファック」「フェラ」と、名前連想の下ネタトーク。
    先住民族ネタやら、SNS炎上ネタやら、色々突っ込まれていて、たまらん。
    惨殺シーンも盛りだくさん。
    一人、また一人殺すたびに、十字架と名前のクレジットが出てくる仕掛けにも、大喜びの私。

    そして、戦争終結し、油断したラストで大笑い。

    一般的には、受けるかどうか微妙ですが、私には面白い作品でした。

     

     

  • 70点 映像美を体験(0)

    2019年6月8日 to 海獣の子供

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    めくるめく映像美の世界を体験しました。
    背景美術も、キャラの描写も、なんもかんもがすごい。

    序盤は、都合の悪いことは他人のせいにしたがるが、良心の呵責に苦しむ少女の話で、「おお、この子の成長話なのかな」と思って観てたんですが。
    後半はストーリーがあってなき状態で、難解。
    というか、理解不能。
    「考えるな、感じろ」ってタイプ?

    正しいかわかりませんが、生命とその起源の視覚イメージ化という挑みだったと解釈したんですけど……
    もはや、主人公の少女すら、人格を持たない傍観する存在になり、目の前で「現象」が移り変わっていくだけという。

    そのイメージは、『もののけ姫』『おおかみこども』みたいな壮絶作画&背景美術に、CGの立体感が加わって、何故か『2001年宇宙の旅』のスターゲートになったような。
    眠気を誘う、幻想的な映像でした。

     

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  • 60点 映像は素晴らしいが、映画としては破綻(0)

    2019年6月5日 to ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

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    とりあえず「画(え)」と「音楽」は満足。
    しかし、「映画としてどうよ」度が、2014版より強くなった印象を抱きました。
    端的に言えば「怪獣オタクが怪獣オタクのために作った二次創作」。

    ある意味では正しい「東宝特撮の遺伝子」がここに。
    薄っぺらで何度も「おいおい」と突っ込みたい場面ばかりな冗長で雑な脚本なドラマ部分に、盛大な怪獣バトル。
    誰にも感情移入できず、監督の怪獣への敬愛をかわるがわる説明するだけの、頭のおかしな登場人物たち。
    放射能や核兵器の描写もいい加減。
    中途半端な、初代無印へのリスペクトシーンがかえってイラつき。
    科学や軍事、政治などの一般常識が失われた世界になり。
    光線技も、せめてもうちょい、タメとミエ切りがあればなぁ……
    と残念のオンパレード。

    つまるところ、『三大怪獣 地球最大の決戦』『ゴジラ対メカゴジラ』あたりをリスペクト。
    平成の川北監督作の数々もリスペクトしちゃっててね。
    昭和後期と平成の香りが満載でしたわ。

    怪獣映画ファンとか、いま20〜30代の「平成VSシリーズ」世代とか、といった限られたニッチな客層には最高の作品だとは思いますが。
    そこら辺を狙った、怪獣バトルだけ盛り上がるのを狙った、応援上映は有りだと思います。

     

     

  • 70点 歌のPV みたい(0)

    2019年6月5日 to さよならくちびる

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    インディーズ人気フォークバンド「ハルレオ」(という設定)の、解散ラストツアーの道中を描く、青春ロードムービー。

    門脇麦が目的で、観に行きました。

    「黄泉がえり」「どろろ」の塩田明彦監督らしく、車の運転中の喋らない表情や、駐車の丁寧さや荒さなど、やたらと間を持たせて喋らせない演出。
    その辺で、前半は重たく眠い。
    秦基博さんと、あいみょんの二人が作った曲が、同一バンドの曲なのに、自己肯定ソングと、自己啓発ソングの似て非なる感じで、若干の無理を感じつつも。
    この違いが、後半生きてくる。
    これまで耐えて、表現として積み重ねてきた役者たちの感情が、音楽と相まって爆発し、後半に観るものを引き込んでいきます。
    門脇麦と小松菜奈の二人が可愛くて、かつ歌声がよかったので、全てオッケーでした。
    マジで、主題歌の音源、ゲットしようっと。
    うん、あの主題歌のPVと考えたら完璧なフィルムですわ。

     

     


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