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リドリーの中世好きもラッソー好きもよーくわかるエピックなアクション

2010/12/10 (金) written by 渡辺麻紀(映画ライター)

『グラディエーター』『アメリカン・ギャングスター』などで知られる黄金コンビ、リドリー・スコット監督&主演ラッセル・クロウの最新作。映画界でもおなじみのアウトロー・ヒーローの誕生秘話を、新解釈で描く。



リドリー・スコットの『キングダム・オブ・ヘブン』は、リチャード獅子心王が、故郷に帰ってきたオーランド・ブルームにイエルサレムへの道を訊ねるシーンで幕を閉じる。

そして『ロビン・フッド』はそのリチャード獅子心王が故郷イングランドを目前にして、フランスで命を落とすシーンから幕を開ける。

それはまるで、この2作が繋がっているように見える。中世に魅了されたリドリーが、中世三部作でも作ろうと考えているのではないか。『ロビン・フッド』のあとには、リチャード獅子心王のイエルサレムでの活躍を描くつもりでいるにちがいないと深読みしたくなるのだ――まあ、本人には否定されましたが。

実際、中世とリドリーは非常に相性がいい。泰西名画のような豊かな風景、肉体がぶつかりあうなまなましいアクション、彼の大好きな騎士と馬。リドリーのトレードマークとも言える美しい映像とリアルなアクションがこの世界で思う存分堪能できるのだ。

もちろん『ロビン・フッド』も例外ではない。大スクリーンに映し出される冒頭の城攻め、最後のハイライトのイングランド軍VSフランス軍の“Dデイ”な大バトル。そこになぜか馬にまたがり、甲冑をつけたケイト・ブランシェットが現れるのはやりすぎで頂けないが、それをひいてもあまりあるアクションのかっこよさ。リドリーの場合、カメラが引いても寄っても“絵”になるという強みがあるので、こういう大きな舞台での戦いは本領発揮できるのだ。

ちなみに、今回もっとも驚いたのはラッセル・クロウとケイト・ブランシェットの中年の恋。ふたりがいい感じで愛を囁きあう。アドリブらしき笑えるセリフのかけあいもあり、きっとそういうことに興味のないリドリーは勝手にやらせたんだろうなー……とまた深読み。彼らの場合、任せても大丈夫という強みもあるわけだし、リドリーがラッソーを好んで使うのも、彼の演技力が抜きん出ているから。演技は彼に任せて自分は映像やディテールに奔走できる。そして、ラッソーはそういうリドリーが好き。

そういうふたりの関係性も感じることができるリドさまファンには嬉しい作品といっておきましょう。

【関連作品】
ロビン・フッド

(C) 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

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