アンジェリーナ・ジョリーに狙われたら本当に“最後”って思う。

2003/09/25 (木) written by フォルティ大滝(映画ライター)

トレジャーハンター、ララ・クロフト再び見参!パンドラの箱を求めてヤン・デ・ボン式アクションで大暴\れ!

強い女性を強調し、命知らずのトレジャーハンターとして人気を得たララ・クロフト。待望の続編も、お馴染みアンジェリーナ・ジョリーを再び主演に起用、『スピード』のヤン・デ・ボンを監督に迎え、続編超大作の激戦イヤーに殴りこみをかける。劇場予告編がずいぶんとカッコ良かったが、さて気になる本編の方はどうなのか。

これはっ!と思う筋書きはアドベンチャー映画ファンであれば、ワクワクしたかも知れないですね。大筋は悪くない。各エピソードを有機的に紡いでいっていない脚本に当初面喰らったが、これはきっと敢えてそうしている意図も感じ取れた。要は完璧にアンジェリーナの映画なのだ。そう見ると強く、美しく撮れていると感心する。

ヤン・デ・ボン式アクションは、それ単体として観るとやはりスゴイ。数々のアイデアも悪くないぞ。全体としてみると、アクションの迫力を助長するはずのスローモーション処理も、アンジェリーナのPVみたいな感じ。これは、ファンにはたまらないのではないでしょうか。しかもカッコよく、強く描き、女性なら勇気づけられる。

アンジェリーナ・ジョリーって、濃いねぇ。グラマラスなんだけど、タフガイに見える。だから全然エロチックじゃない。アドベンチャーの主人公としてうってつけなキャラだと思う。『ロード・トゥー・パーディション』等で名バイプレイヤーとして活躍中のカリメロ頭、シアラン・ハインズが演じる極悪生物学者も、中々名演だ。

パンドラの箱を求めて、冒険を続けるあたりは多くの指摘通り、『レイダース/失われたアーク』の再来。でも、いいんじゃないの。『スピード』だって『新幹線大爆破』だし。良い点はどんどん引き継いで行くべきだと思うよ。全然関係ないけど、“クロフト君、パンドラの箱を開けたまえ!”って、宇津井健に言わせてみたいな。

【関連作品】
トゥームレイダー2

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