| 製作年/国 | 1952年/日本 |
|---|---|
| 配給 | 東宝=新東宝 |
| 時間 | 98分 |
| 監督 |
全国の小学生が書いた作文に着想を得た水木洋子のオリジナル脚本を成瀬巳喜男が演出した名作。都会の下町に暮らす一家が世帯主である父親を病気で亡くし、母を中心に困難な状況を生きる姿を綴っている。導入部における作文の朗読のようなナレーションによって物語は長女の視点をとり、日常の小さな出来事や人々の微妙な心の揺れが、思春期の少女らしい鋭敏さで細やかに捉えられる。父親の死、里子へ行く次女との別れなどの不幸な事件をも劇的な誇張を排して淡々と描く成瀬監督の作風は、その繊細さゆえに豊かな情感を生み出し、登場人物への親愛の情をかきたてられずにはおかない。
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『おかあさん』クチコミレビュー
注目のレビュー
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おかあさんの絵 (0)2010-02-10 by
のびた
戦後の貧しい世の中、クリーニング店を細々と営む福原家の“おかあさん”を中心とした一家の物語。この福原家には、次々と不幸が襲い、家族はどんどんいなくなってしまうのだが、決して重苦しい映画にはなっていない。むしろ、ほのぼのとした味わいが強く、そしてラストは心優しく、遣る瀬無い。 家族の死を迎えて、どんなに辛く悲しいことだろう。しかし、映画では家族の別れのシーンはあっさりと、そしてバッサリとカッ ...... 続きを読む
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
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産み育てる事は普遍だ (0)2009-04-20 by
焼酎のんごろ(T_T)
戦後から間をおかずに作られたこの映画に、家族の普遍的な関係が緻密に描かれていてあっという間に最後まで観てしまいました。俳優さん達の名演は、さることながら基本的に脚本が、凄いんでしょう。 何の誇張もないのに、えらく骨身にしみいる物語です。私は、加東大介さんの演技に注目です。お上手ですよ。田中さんは、流石の一言。香川さんは可愛い。また、子役さん達がとても上手いです。これは、疲れなくてとてもい ...... 続きを読む
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