映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 四十七人の刺客

製作年/国 | 1994年/日本 |
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配給 | 東宝=サントリー=日本テレビ |
時間 | 129分 |
監督 |
元禄14年(1701年)の春。江戸城で播州赤穂藩主・浅野内匠頭が勅使響応指南役・吉良上野介と刃傷沙汰を起こし、浅野は即日切腹、藩は取り潰しと処断された。しかし吉良は無罪。この一方的な処遇の裏には、時の宰相・柳沢吉保と上杉家江戸家老・色部又四郎の策謀があった……。「十三人の刺客」などの脚本家・池上金男が、別名で発表した時代小説の映画化で、おなじみ「忠臣蔵」の物語に新解釈を施し、一種の情報・経済戦争として扱っている点が異色。吉良邸討ち入りを胸に誓った大石内蔵助が、まず塩相場を操って資金を得るくだりや、意図的な流言で“吉良憎し“の世論を高めるなど、これまで“涙“や“義理“でごまかしていた部分を合理的な解釈で埋めている。高倉健が挑む4度目の時代劇で、市川崑との初顔合わせになる。日本アカデミー賞では色部を演じた中井貴一が助演男優賞に輝いたほか、美術・録音・編集の計4部門で受賞。
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『四十七人の刺客』クチコミレビュー
注目のレビュー:四十七人の刺客
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時代劇は市川 (0)
2004-10-29 by
アキラ
「今宵、吉良を打つ!」闇の中にキラリと光る刃。 浅野家への忠義の為に討ち入る刺客たち。 時代劇の巨匠市川昆監督によるリアルな忠臣蔵。 有名な話故に幾度となく映像化されているが 映像美術の面でこれは上質な部類に入る。 ちなみに、これと同時期に公開された深作さんの 『忠臣蔵外伝四谷怪談』はダメダメだった。 『赤穂断絶』の頃の勢いは何処へやらって感じ。 このハチャメチャを見た後に、見るとホッとする。
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
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そして物語は「最後の忠臣蔵」へと続く (0)
2014-05-11 by
Blue Rose
もう以前から何度も何度も映画化されてきた「忠臣蔵」。本作はどのような切り口で見せてくれるのかと期待しましたが、う〜〜ん、確かに斬新でした。いわゆる「義理」や「忠義」を前面に押し出すのではなく(いえ、もちろん討ち入った根底にはそれらがあるのですが)、「赤穂義士」のお話を「情報戦」として描くところなどは、「新しいなあ」と思いました。 全体として非常に「クール」な印象を受けた本作ですが、宮沢 ...... 続きを読む
1人がこのレビューに共感したと評価しています。
新着レビュー:四十七人の刺客
見出し | ▼満足度▲ | 投稿者 | ▼投稿日▲ |
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2014/5/11 |
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2014/2/16 |
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2012/12/21 |
94年:市川崑監督の忠臣蔵... (0) |
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時代劇は市川(0) |
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面白い視点があるのに、そ... (0) |
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2013/2/3 |