ジャーナリスト、ミカエルが大富豪ヴァンゲルに依頼された調査。それは40年前、忽然と消えた彼の兄の孫ハリエットについてだった。彼女を殺したに違いないその犯人を捜して欲しいと言うのだ。ミカエルの助手となったのは暗い過去を引きずる天才的ハッカー、リスベット。ふたりが真相に近づいたとき、その富豪一族の歪んだ姿が露になる!
『セブン』『ファイトクラブ』などで知られる鬼才デヴィッド・フィンチャーが、スウェーデン発のミステリー・トリロジー『ミレニアム』シリーズの第1部『ドラゴン・タトゥーの女』を映画化! 世界46カ国で6500万部を売り尽くしたインターナショナル・ベストセラーである本作をフィンチャーがいかに映像化するのか、多くの注目を集めていた作品だ。主人公のジャーナリスト、ミカエルにはダニエル・クレイグ。そして、映画を支える最強のヒロイン、リスベット・サランデルにはルーニー・マーラがそれぞれ扮している。
〈〈外見〉〉 刈り上げた漆黒の髪、体中に施されたピアスとタトゥ、革ジャンとTシャツとダメージデニム、脱色した眉毛に目元を黒く塗りつぶしたゴスなメイク。見るからにパンクで反社会的。その佇まいからして他人を寄せ付けない。24歳だが14歳にしか見えないほどスキニー。
〈〈能力〉〉 一度目にしたこと、聞いたことは絶対忘れないフォトグラフィックな記憶力。コンピュータを知り尽くした天才的なハック能力。調査員としては最高のスキルをもった逸材。バイクの運転も一流で、まるで身体の一部のように自在に操ることができる。
〈〈性格〉〉 社会・体制・権力・暴力に対して病的とも言える拒絶反応を示す。だが、自分がその被害者となったときは泣き寝入りするのではなく、自らの手で報復する強靱さをもつ。他人に心を許すことは滅多になく、あったとしても時間がかかる。反社会的な無口で凶暴な娘。
〈〈過去〉〉 子供時代から暴力沙汰を起こし問題児のレッテルを貼られることに。それらが原因で精神病院に入れられたり里子に出されたことも。補導歴もあるため、いまだに後見人をつけられている。また、虐待を受けた経験もあり、その共感からハリエット探しに興味を持つ。
ハリウッドの若手実力派女優の多くが熱望したリスベット。それはつまり、彼女が挑戦するに値するキャラクターであることを意味している。まず特異な外見を作り上げなくてはいけないし、無口だが圧倒的な存在感をアピールしなければいけない。そして何より裸もレイプシーンも辞さない体当たりの演技。それができるのは勇気と根性がマスト! まるで自分自身の“女優魂”を試されているかのようなキャラクター。だからこそ“難役”なのだ。

原作では24歳なのに14歳に見えるという設定だが、スウェーデン版でリスベットを演じたノオミ・ラパスは24歳なのに34歳に見えていた。にも関わらずハリウッドが目をつけ『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』に続き『エイリアン』シリーズ最新作『プロメテウス』に主演。これはつまり、何歳に見えるかは関係なく、それほどリスベットのキャラが強烈だった証拠ともいえる。今回リスベット役に挑戦するルーニー・マーラも、ラパスと同様のステップアップを果たすことは間違いない!





