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『i−新聞記者ドキュメント−』が幅広い世代から支持を集め満足度ランキング第1位に
(2019/11/18更新)

(C)2019『i−新聞記者ドキュメント−』
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「ぴあ」調査による2019年11月15日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、東京新聞社会部記者・望月衣塑子の姿を通して現代日本の真の姿に迫る『i−新聞記者ドキュメント−』が第1位になった。
本作は、オウム真理教を題材にした『A』やゴーストライター騒動の佐村河内守を題材にした『FAKE』などの作品で、一方的なメディアの報道のあり方に疑問を投げかけてきた森達也監督が、望月記者の活動を追う中で“日本社会が抱える問題点”を浮き彫りにしていく。
劇場には20代から70代までの観客が足を運んでおり、「ジャーナリズムのあり方について考えさせられた」「このままではダメだと改めて感じた。タイトルに“i”とあるが、流されるのではなく自分に何ができるのか、自分で考え行動することが大切だと感じた」「望月記者の仕事に対する姿勢や哲学に感銘をうけた」「事実を鵜呑みにすることで自分も犠牲になるかもしれない。他人事ではないと強く感じた」「仕事への情熱と共に、彼女を支える人がいるプライベートでの姿を見ることができて印象的だった」など、さまざまな感想が寄せられた。
望月記者は、シム・ウンギョンと松坂桃李が主演した映画『新聞記者』のモデルになった人物でもあり、上映後に実施した出口調査では『新聞記者』も観たと話す人も。中には「受け手である私たちの考え方も問われているような気がした」「ぜひ若い世代に観てほしい。今の社会に興味を持って、選挙に行ってほしい」と話す人もいた。
1位『i−新聞記者ドキュメント−』92.3点
2位『殺さない彼と死なない彼女』92.2点
3位『影踏み』90.8点
4位『わたしは光をにぎっている』89.9点
5位『アイリッシュマン』86.7点
6位『アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール』86.6点
7位『ベル・カント とらわれのアリア』85.3点
8位『エンド・オブ・ステイツ』84.2点
9位『地獄少女』83.6点
10位『ブライトバーン/恐怖の拡散者』82.5点
(本ランキングは、11/15(金)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
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