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アカデミー賞に王手! 『グリーンブック』感動の予告編公開
(2019/01/22更新)
ガサツなイタリア系用心棒とインテリな黒人天才ピアニストの、ぶつかり合いながらも強い絆で結ばれていくさまを描いた『グリーンブック』。この度、観る者の心を温め、多幸感に包む予告編が公開された。

本作は、第76回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、助演男優賞、脚本賞と最多3部門を受賞。また、昨年の『シェイプ・オブ・ウォーター』『ムーンライト』『スポットライト 世紀のスクープ』など、過去29年のうち21作品がアカデミー賞作品賞を受賞しており、アカデミー賞の行方を占うにあたって重要な賞となる、第30回全米製作者組合賞(PGA)で作品賞をも受賞した。
1月22日(現地時間)発表のアカデミー賞ノミネート、そしてオスカー最有力候補として熱い注目を集める本作『グリーンブック』は、日本でも連日マスコミ試写会が満席となり、「感動した!」「名作の誕生!」と絶賛の声が続々と寄せられている。
舞台は1962年、人種差別が色濃い時代。粗野で無教養だけれど人間的魅力に溢れるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は口の上手さと機転の良さを買われ、ホワイトハウスでも演奏したことのある黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)に、南部ツアーのための運転手兼用心棒として雇われる。偏見と差別が根強い南部で、シャーリーが安全に旅をするために欠かせないもの、それは黒人が利用できる宿を記した旅行ガイドブック・“グリーンブック”だ。
公開された予告では、ジャズともクラシックともジャンル分けができない独自の音楽を切り拓いた、シャーリーのドラマティックなピアノで始まる。マナーの悪いリップに苦言を呈するシャーリーと、そんなことはお構いなしに、斬新な方法で特大ピザを頬張り、道にゴミを放り捨てたりと自由気ままに振る舞うリップ。気まずい雰囲気で始まった、なにもかもが正反対のふたりの旅だった。ところが、シャーリーの演奏に心を打たれ、一気に彼の音楽のファンになる素直なリップ。シャーリーも、リップの愛妻ドロレスへの手紙のあまりの拙さに、ラブレター指南をするなど、ふたりの距離は少しずつ近づいていく。
しかし、ある事件をきっかけに口論となり、リップが「アンタは他の黒人と違うからな!」と裕福な生活を送るシャーリーを非難してしまう。それに対し、「黒人でもなく白人でもなく……どう生きるのが正解だ?」と悲痛に叫ぶシャーリー。演奏会ではスタンディングオベーションを受けても、レストランでは入店を拒否される。それでも「人の心を変えられると信じる」シャーリーを、「アンタにしかできないことがある」とリップは支える。
8週間のツアーの終わりに、ふたりが得たものとは……? ガサツなイタリア系運転手と黒人天才ピアニストの“まさかの友情”を描いた本作は、父であるトニー・リップからドクター・シャーリーとの旅の話を聞いた息子、ニック・バレロンガがプロデューサーとして映画化した、“まさかの実話”。異なる世界に住むふたりの壮大なズレに笑い、胸を熱くするツアーの本当の目的が、爽快な感動を呼ぶヒューマンドラマだ。
『グリーンブック』
3月1日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
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プロデューサー組合賞(PGA)に『グリーンブック』
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