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AKIRAの指揮で、会場の観客と大合唱! 『この道』完成披露試写会レポート

(2018/11/12更新)
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童謡の誕生から100年、稀代の天才詩人・北原白秋の波乱に満ちた半生と、秀才音楽家・山田耕筰との友情を描いた映画『この道』が、2019年1月11日(金)より全国公開される。この度、公開までちょうど2カ月となる11月11日に完成披露試写会が行われ、ダブル主演の大森南朋、AKIRAをはじめ、貫地谷しほり、松本若菜、羽田美智子、佐々部清監督らが登壇した。


『この道』完成披露試写会の様子

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※ 各画像をクリックすると拡大表示されます。

甘ったれで女たらしでありながら、どこか憎めない北原白秋を演じるのは、今や日本映画界に欠かせない存在となっている大森。そして、日本初のオーケストラを創設し、西洋音楽の普及に貢献した作曲家・山田耕筰にAKIRAが扮する。本作では、バイオリンやピアノの演奏、さらには合唱団の指揮にも挑戦している。

波乱の多い北原の人生の中、そばで支える彼の妻に貫地谷、松本、また、北原を見守る与謝野晶子役を羽田がそれぞれ演じ切り、作品を一層華やかに彩っている。『この道』『からたちの花』『ペチカ』『赤い鳥小鳥』、誰もが口ずさむことができる童謡の数々。日本人による日本人のための新しい“歌”を誕生させたふたりの天才を、佐々部清監督が丹念に描く。

撮影が行われたのは今年の2月。特に苦労したシーンを聞かれ「とにかく寒かったです。季節も夏の設定だったので、吐く息が白くなっちゃいけなくて、氷を口に入れてからセリフを話したりしていました」と過酷な撮影を振り返る大森。AKIRAは「僕は大森さんとのふたり芝居が多かったんで、リードしていただきました。個人的には60代の耕筰さんを演じた時に、頭を丸めた特殊メイクをして指揮に臨んだのですが、はじめは合唱団の学生の誰にも僕だと気づかれず……だんだんみんな気づいて笑ってましたね(笑)」と当時のエピソードを披露した。

貫地谷は「大森さんとは、同じ作品に出演したことはありましたが、ちゃんと目を合わせて一緒にお芝居をさせていただくのは今回が初めてでした。私の演じた菊子が白秋に怒るシーンがあるんですが、その度に大森さんがしゅんとされるので、その様子がとても可愛らしいなと思いながら演じていました」と、大森との共演について語った。一方、北原が姦通罪でで逮捕されるきっかけとなる松下を演じた松本は「撮影に入る前から、北原白秋を作った人間はソフィーだと周りの人たちから言われていてプレッシャーでした。ソフィーと白秋はそこに生きているようで存在しない、そんな不思議な感覚で演じてほしいと監督に言われ、とても難しいなと悩みながら演じていましたが、打ち上げの時に監督とその時の話をしていたら、『僕そんなこと言ったっけ?』と監督は覚えていらっしゃらなくて(笑)」と監督とのエピソードを明かした。

さらに、北原が信頼を寄せる与謝野を演じた羽田は、「白秋さんの色気は女性皆さんに向けられる優しさからくるのかなと思います。そんな白秋さんの優しさが、勘違いされやすいんだよねと監督とも話していました。晶子と白秋は姉と弟のような関係でありながらも、もしかしたらふたりの間にも何かあったんじゃないかと思わせるような、男女の関係にも、姉弟にも見えるようなことを意識して撮りました」と役に対する思いを語り、北原のような男性については「白秋さんは、女性が放っておけなくなる要素が満載な人なんです。そんな人が近くにいたらどうしても構っちゃいますからね、そばにいたら危険ですね(笑) 」と続ける。

そして、佐々部監督からは「大森さんとAKIRAさんとは初めてだったので、最初に少し、大森さんをもっとやんちゃで、それでいて色っぽい白秋の雰囲気に寄せ、AKIRAさんにはピアノやバイオリンを弾けだの、指揮もやれだの、特殊メイクもやれだの本当に色んなことをぶつけたんですが、なんでも応えくれました。このふたりが組めば映画ができるなと思ったので、現場ではほとんど僕から何か言うことはなく、おふたりにお任せ状態でした。松本さんは僕が思っていたよりもずっと色っぽかったです。撮影の期間が短かったので、僕よりもスタッフが大変そうでした」と俳優陣との映画作りについて、作品に込めた思いを語った。

ここで、北原と山田が実際に作詩・作曲をした校歌を90年以上も歌い継いでいる宝仙学園高等学校女子部の合唱隊が登場し、校歌を斉唱。歌を聴いた大森は「久しぶりに若い人たちのパワーを目の当たりにして圧倒されました」と語り、AKIRAからも「心が洗われるような気分です」と、心地よいハーモニーで歌い上げた学生の皆に賞賛を送り、会場からも盛大な拍手が巻き起こった。

そして、AKIRAが実際に指揮をし、場内の観客約400人が『この道』を大合唱。会場は温かい空気に包まれた。AKIRAの指揮と会場の歌声を聴いて「緊張すると言っていた割には、堂々とされていて、東京ドームの時より格好良かったです!」と大森が感想を語り、AKIRAは「東京ドームより緊張しました(笑)。合唱団の皆さんがリードしてくれました。ありがとうございました」と続ける。

そして最後には佐々部監督より「今映画の作り方はたくさんありますが、この映画に関して言うと、俳優・スタッフ全員がプロです。プロがやると映画はここまで豊かになります。現場のセットも、プロが素晴らしいセットを組んでくれました。音楽にもこだわりました。プロの音楽家である、後輩の和田薫が担当して素晴らしく仕上げてくれました。公開まであと2カ月、応援をお願い致します」とメッセージが送られ、大盛況の中イベントは終了した。

『この道』
2019年1月11日(金)より全国公開

【関連リンク】
『この道』作品情報
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(c)2019映画「この道」製作委員会

 

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