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「人間の怖さが詰まった作品」岡田准一と松たか子が語る映画『来る』

(2018/12/07更新)
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『嫌われ松子の一生』『告白』の中島哲也監督最新作『来る』で初共演を果たした岡田准一と松たか子。CM界の鬼才が作り出した独特の世界観の中で、それぞれに強烈な存在感を放っているふたりは、どのような思いで互いを見ていたのか? 話を聞いた。


『来る』

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「人間の怖さが詰まった作品」岡田准一と松たか子が語る映画『来る』
「人間の怖さが詰まった作品」岡田准一と松たか子が語る映画『来る』

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一見、幸せそうに見える一家が正体不明の“何か”に取り憑かれていくさまを描く本作。岡田は一家の父親(妻夫木聡)に依頼され、その何かの正体を追うオカルトライターの野崎を、松はその何かを祓うためにやってくる日本最強の霊媒師・琴子を演じている。

岡田は中島監督からのオファーを手紙で受け取ったという(ちなみに、中島監督が手紙で出演をオファーするのは、『告白』の時の松以来のこと!)。手紙にあったのは、野崎という役を「繊細に演じてほしい」という言葉。近年の映画で「真っ直ぐな自分の中の強さを表現」することを求められることが多かった岡田にとって、野崎という役は一見、やさぐれた雰囲気で弱さや人間臭さをまとった「ざらついた感じに見える」魅力的な役柄だった。「ホラーといっても中島監督は人間を撮っていて、人間の怖さが詰まった作品です。野崎はオカルトライターとして見てきたことや過去の経験から人間を知っているし、絶望を知っている。演じながら、どこかシンパシーを感じる部分があって不思議でした」

手紙を読んで「そこまで書いていただけたら言うことない」と監督を全面的に信頼して臨むことを決めたという岡田だが、まさにその言葉通り、心地よさすら感じながら、監督のイメージする“画”に自らを当てはめていった。

「ビジュアル面も監督の中では事前に全部決まっていました。ヒゲが6ミリで髪型はこういう風でと。現場に行ったら、カラフルな衣装が置いてあって『この衣装を着るんだ』と(笑)。芝居のさじ加減も『角砂糖2個』などではなく『(さらに小さな)粒を3つ分』というくらいに細かい指示で、それに従って演じていました」。

その岡田は、現場で松が扮する琴子を見て「外見だけで迫力があった」という。琴子は、警察や政界さえも動かす力を持つ最強の霊媒師。服装に目の下の大きな傷、クールだが個性的過ぎる言動など、まるで漫画のキャラクターのようでさえある。中島監督から松への注文は“ユーモア”の有無。

「中島さんに言われたのは、『告白』で演じた“先生”はユーモアを言う余裕はなかったけど、今回はユーモアがある人だってこと。そう言われて『うーん、ユーモアってなんだろう?』って思いつつ…(笑)。他人からどう思われるかは関係なく、彼女が選んだ言葉や行動がユーモアになればいいなと思いました。最後の方で『こんなひどい祓いは初めて』と言うんですけど、言わなくていい言葉を口にしているような気がして(笑)。そういうことを言うというのは、彼女なりの救いなのかなって。そういう弱みを出すのが致命的なことになるってわかって生きてきた人なので、それは彼女の渾身のギャグなんじゃないかと…。演じている内に変な人、面白い人だなと思えてきたし、どれだけ笑ってもらえるかというのが私の役目だと思います(笑)」

意外にも本作が初共演のふたり。一見、現実離れしたとがった個性に目が行きがちなキャラクターにしっかりと説得力を持たせるために、随一の演技力を誇る彼らに中島監督がオファーしたのもうなずける。

アーティストとしても活躍する松だが、同じく俳優だけに留まらぬ幅広い活動を見せる岡田への敬意を口にする。「それこそ、みんなに愛されるアイドルであり、いい音楽をいっぱい発信されていて、映画でも着実に仕事をされている方だなと。作品への向き合い方がすごくちゃんとされていて、でも本人はいつも飄々とされているイメージでした。だからこそ今回、中島監督の現場でご一緒できるというのが楽しみでした」。

一方、岡田も松に対して「仕事の仕方がカッコいい」というイメージを持っており、会ってみて、そのナチュラルな振る舞いに魅了されたという。だからこそ、琴子という役になり切った松の姿に驚嘆した。「普段のナチュラルな印象とのギャップが素敵だなと感じました。あそこまで迫力ある雰囲気を出せる方ってなかなかいないと思います!」

『来る』
公開中

取材・文:黒豆直樹

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