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『インクレディブル・ファミリー』に込めた思い、ブラッド・バード監督が熱く語る

(2018/08/03更新)
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個性的なキャラクターたちが見せる、キレッキレのアクション! 手に汗握る大チェイス! ブラッド・バード監督の大ヒットアニメーション『インクレディブル・ファミリー』の大きな魅力のひとつは、そんなアクションである。実はこれ、米国アニメのジャンル的には、かなり珍しかったりする。日本のアニメの主流はアクションであり、ハリウッドのブロックバスターの実写映画の多くもアクションであることを考えると、少々意外ではあるが、アニメーション=ファミリー向け&お子様向けと考える米国では激しいアクションアニメは異端だったりするのだ。


『インクレディブル・ファミリー』のブラッド・バード監督

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『インクレディブル・ファミリー』に込めた思い、ブラッド・バード監督が熱く語る
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『インクレディブル・ファミリー』に込めた思い、ブラッド・バード監督が熱く語る

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「最初の『Mr.インクレディブル』のときも“アクションが激しすぎる”という理由で(レイティングが)PGになり、今回もそう。“いやあ、子供向けの映画だけど、かなりキワドいね”なんて言う評論家もいるんだ。もし、これが実写だったら誰も文句を言わないのに、アニメーションというだけで“子供には過激すぎる”というわけさ。そういうのって、もうもぐら叩き状態。違うことをやろうとすると、すぐに叩き潰そうという連中がいるんだよ。僕はそういうのに、ウンザリなんだ」

そう言って現在の米国アニメーション業界を憂うのはバードその人。アニメーションを愛し、アニメーションの可能性を信じている彼は、そういう古い連中がギャフンと言うような新しいアニメを作り、確実に進化させている。そのひとつの到達点が『インクレディブル・ファミリー』といっても過言ではない。異色のファミリー映画でありつつ、キレッキレのアクションにハラハラするスーパーヒーローもの。どちらの側面をとってもお見事。全米アニメーション史を書き換えるメガヒットが、その“お見事っぷり”を証明している。

が、だからといって新しいことばかりをしているわけでない。かつてのディズニーの黄金期のアニメーション、『ピノキオ』や『バンビ』などを支えた伝説のアニメーターたちの弟子でもあったバードは、彼らが創造した“キャラクターアニメーション(アニメキャラクターに命を吹き込む方法)”技術の継承者でもあり、本作でそれを発揮しまくっている。デザインはいかにものカートゥーン的なキャラクーにもかかわらず、彼らの動きや仕草、表情はリアルすぎるくらいリアル。本作のアクションが凄いのは、そういうキャラクターアニメーションの伝統をキッチリ押さえた上でやっているからなのだ。

「僕がディズニースタジオにいた頃は、本当に酷い時期だった。僕のメンターたちはスタジオを離れようとしていたし、リアルなキャラクターなんてまったくいなくて、僕自身、どうでもいいような仕事ばかり振られていた。そういうとき、僕はいつもこう思っていた。“もし僕がアニメーションの監督を任されることになったら、絶対凄いキャラクターアニメーションをやってみせる。必ず、それを復活させる”ってね!」

つまり、その辺のアニメ監督とはレベルの違うくらいの強い意志や使命感をもって本作を作っているのだ。当然、その熱さ、ほとばしるような思いが作品にみなぎっている。

ちなみに、『インクレディブル・ファミリー』に、かつて日本でもオンエアしていたハンナバーベラのTVアニメ『科学少年J.Q』(1964〜65)がチラリとだけ出てくるが、ここにもバードの反骨精神が込められている。

「いまはほとんどの人が覚えていないだろうけど、僕は『J.Q』が大好きだった。アクションアドベンチャーのこのシリーズでは、キャラクターが死んだら、彼らはもう戻ってはこなかった。僕はそれを厳粛な気持ちで受け止めていたよ。アクションやアドベンチャーを極めると、誰かが死ぬことになるかもしれない。僕はそのリアリティが好きだった。そのデンジャラスな感じがね。だからこそ、そういうスピリットを本作で復活させようとしたんだ。いまではアニメで誰も殺そうとかしないから、とりわけ米国のアニメではね!」

ほんの些細なシーンでもあっても、自分の思いを込めることを決して忘れないブラッド・バード。『インクレディブル・ファミリー』が凄いアニメーションになるわけである。

取材・文:渡辺麻紀

『インクレディブル・ファミリー』
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